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ルイス・キャロル
Lewis Carroll
シルヴィーとブルーノ
訳:柳瀬 尚紀
主人公の「ぼく」が、妖精の姉弟シルヴィーとブルーノと共に夢と現実を行き来する形で語られるお話。だからって「不思議の国のアリス」ほど分かりやすくないぞ
この話は結構いりくんでいるので、筋をつかむのがちょっと大変。随所にあるHarry Furnissの挿絵が幻想的な雰囲気をさらに高めているのが救いかも
もつれっ話
訳:柳瀬 尚紀
あのルイス・キャロルが数学者だったって知ってた?この本は掛詞や謎謎など、あの独特の語り口でルイスが提示する10の数学的な問題集なのだ
原題は“A Tangled Tale”で文字通り「もつれた話」なんだけど、Tale(話)はTail(尾)の掛詞なんだって。話がもつれちゃ「お話になんない」ものね
ところでこの問題、解けますか?(ちなみに私は「だるまさん」でした)
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