ワートリ 241話感想



ジャンプスクエア6月号、ワールドトリガー241話の感想です。2話掲載ですが、1話ずつまとめます。

好調の若村11番隊。いよいよ諏訪7番隊と対戦します。
諏訪7番隊のユニットは西側に布陣。「よくある陣形」ということですが、建物を盾にできる配置ということでしょうか。
そこでマリオちゃんが、「昨日と同じ感じならえぐい連携しかけて来んで 雑に突っ込まんときや」と注意。さすができるオペですね。
2ターン目で、レーダーに映っている諏訪7番隊のユニットは16体。若村11番隊も16体とのことなので、数の上では互角です。
半崎くんが、「4階建ての上に狙撃型が5体 オレのと同じ虫っぽいやつっす」と報告。
マリオちゃんが北添隊との戦闘を引きずって、「ほんまに狙撃型? またニセもんちゃうの?」と疑いますが、半崎くんは「いやー 遠いんでわかんないすね」とフラットな返答。
ろっくんは冷汗をかきつつも、「作戦は今までと同じだ。 オレたちが西側で狙撃型の注意を引いて ヒュースが横から爆撃する」と指示。がんばってますね!
そして、諏訪11番隊の狙撃をシールドで防ぎつつ、若村11番隊のアタッカーユニットが前進。「よし 3体はこっちに食いついた! いけるぞ」と勢い込むろっくんですが……
ヒュースの爆撃機(カナダ)が近づいて行ったところ、レーダー上は何もないところからの狙撃が! ジャミング効果によって隠されていた諏訪7番隊の狙撃ユニットの攻撃でした。さらに、屋上の狙撃ユニットも2体はヒュース機を攻撃。ヒュース機はシールドで防ごうとしますが、シールドを割られて撃破されしまいました。これで2214ポイントの大ダメージです。
3ターン目を前にして、がっくりきているのが顔に出てしまっているろっくん。「飛行型がいきなりやられた…… うちの戦術の要が…… 敵はまだ1体も減ってねえ 残った戦力でやれるのか……!?」と悩んでしまいます。
マリオちゃんは、ヒュースに「こっからどうすんの?」と判断を促します。……まあ、この部隊のブレインはヒュースって確定してきてますもんね。
ヒュースは「攻めない理由はない」ときっぱり。そして、引き分けを狙うにしてもまだ点が足りない状態であることを指摘。
ろっくんも「ヒュースのユニット分を差し引いても まだうちのほうが1体1体の性能は高いはずだ」と判断。
しかし、いざ戦闘してみると、諏訪7番隊のユニットの性能は若村11番隊とひけを取らず、数の差で押されてしまう展開に。
スコアは1670ポイント対5596ポイントとなり、逆に離されてしまいます。
「どうしますか麓郎さん」と日佐人くんに尋ねられ、即断できずに迷ってしまうろっくん。無言で待つマリオちゃんとヒュース。
そして、「……いや ちがう……!」と、ろっくんが開眼!
「……ここから追いつくのはさすがに厳しい ……けど 諏訪隊の戦術の謎を解いておかねえと結局明日もキツくなる 何ポイント取られようがどうせ同じ1敗だ……! 残り2ターンも撃ち合って諏訪隊の情報を集めるぞ!」と、前向きな決断ができました。ここ、すごくろっくんの成長を感じましたね〜
「了解だ」とヒュース。「了解です!」と日佐人くん。「了解っす」と半崎くん。このそれぞれの言い方がかわいいですね。
残り2ターンは、諏訪7番隊は守りを固める引き気味の動きになり、若村11番隊は敵の前衛である「高機動イコさん」(隠岐作)を日佐人くん作のトゲネズミが複数であたって倒しますが、最終的に4400点差で敗北となりました。

次の試合は休みにあたっていたので、若村11番隊では諏訪7番隊の強さの秘密を解くための話し合いを開始。
倒したユニットは、「高機動イコさん」が916ポイント、他も2足歩行型が863ポイント、モールモッドに似たやつが807ポイントで、結構コストお高目。
半崎くんは、「あのコストであの数は計算合わなくないすか?」と指摘。狙撃型が安かったのではないかとマリオちゃんが指摘しますが、半崎くんは「いや狙撃型もオレの『芋砂』と同じくらいの性能に見えましたよ?」と反論。
ろっくんはその問題を、「ここまで戦ってきた相手はどの部隊も 部隊コストの1万2千を「うまくやり繰りしてる」って印象だった けど諏訪7番隊には 1万2千どころじゃねえ強さを感じた」とまとめます。
マリオちゃんは、「けど実際は 諏訪隊も1万2千で戦ってるはずやろ? てことはなんか仕掛けがあるってことやん」と指摘。
日佐人くんは、北添4番隊と同じように、見た目は同じでも強いユニットと弱いユニットを混ぜてあったのではないかという意見を出しますが、半崎くんは「結構満遍なく強かった気したけどな〜」と反論。いい感じで意見交換ができてますね。
ここで、ろっくんは「……ヒュースはなんかねえか?」と話を振ります。
そう言えば、ヒュースは隊で話し合う時はずっと促されないと発言しない姿勢を貫いてますね。
ヒュースは、「「修が諏訪隊の作戦を立てている」という前提ならある程度の推測は可能だ」と発言。
その意味するところは……?というところで241話は終わります。
いやー、相変わらずいい引きですね。今月号はページをめくればすぐに謎が解けますが、ここで以下次号だったら気になって転がりそうですわ〜

いいシーンもいろいろありましたが、やっぱり一番印象的だったのは「高機動イコさん」ですね。ゴーグルと髪っぽい感じがイコさんで、腕にブレードっぽいのがついているは弧月でしょうか? 両腕についているから二刀流ですね。
他はどれを誰がつくったんでしょうね? オペネコは宇井ちゃんとして、2種類あるのは…… 狙撃型が修くん作として、普通のアタッカーユニットが葉子ちゃんで、モールモッドが諏訪さん? それとも逆? ……どれが誰作なのか明らかになることはあるのでしょうか?
特殊戦闘シミュが単行本収録される時には、各隊のユニット一覧をデータ付きで載せてほしいですね。