ワートリ 239話感想



ジャンプスクエア3月号、ワールドトリガー239話の感想、長文版です。


2ヵ月の休載を経て、満を持しての最新ワ! その間、Q&Aが公開されたり、79話(実質9巻)まで無料があったり、ワートリの才能がある新規読者が現れたり、ワートリフェスの出演声優のラインナップがすごかったり、いろいろありましたね。
そして、ジャンプスクエア3月号の表紙もワートリです。付録はコミックス着せ替えカバーです。でも現時点(2月4日午前10時)で紙の本誌は入手できていません……

という訳で、電子版を片手に感想を書いていきます。

前ワでは、歌川1番隊がいい感じで特殊戦闘シミュを勝ち抜きそうな気配で終わったのですが、今ワは王子2番隊から始まりました。
辻ちゃんは恐竜っぽい外見のトリオン兵を作成中。イコさんから「遊び心があってええやん」と言われますが、本人の意図はネイバーのトリオン兵は三門市の人にとっては印象が悪いので、「見た目で差をつけたほうがいいかなって……」とのこと。
とても真面目な考えなんですが、恐竜はみんな好きだよね!という辻ちゃんの無邪気さが垣間見えてかわいいですね。そして、辻ちゃんのシャツにはカブトムシが……男子大好きセットじゃないですか! かわいいしかないね。
そして、辻ちゃん、帯島ちゃんとは結構普通にしゃべれるようになってきているみたいですね。まだどもってはいますが。ずっと一緒に居て慣れてきたのかな?
一方、帯島ちゃんに「生駒さんはどんなの作ってるんですか?」と訊かれ、「いや ちょっと一旦置いとこうか 空気読めてへんかもしれん俺」と、開示を拒むイコさん…… イコさんのパソコンのディスプレイには、どう見ても「う〇ち」型のトリオン兵が…… でも、すごくきれいな造形なんですよね、これ。ウケのためにここまで拘るイコさんもいいよね!
さて、王子先輩はどんなトリオン兵を作っているのかというと、「肩に『装備』するトリオン兵」という不思議なものを作成中。何か箱型っぽいですね。用途は、「自動で相手の隙を狙ってくれる射撃トリガー」ということですが、どう隙を判定するのかが気になるところですね。
光ちゃんに「おもしれーけど 今日のシミュじゃ使えなくねーか?」と言われ、シミュ用のトリオン兵も作るけど、戦闘シミュ用にトリオン兵を作れという指示は運営側の配慮だろうから、実際にはもっといろいろな発想から作ってもよくて、将来的には「ボーダー独自のデザインやアイデアが求められるはず ぼくはそっちを考えるほうが面白いんだ」と答える王子先輩。上層部の意図を読める、幹部向きの人材ですねぇ。
自分が作ったトリオン兵をちらっと見て、「俺は自分が恥ずかしい……!」と顔を覆ってしまうイコさん。でも、ほんとにきれいな造形なんですって! すごく丁寧に作ったんだろうなぁという曲線。こう三段ですらなかったらねぇ……

その頃、来馬5番隊では……イコさんと同じく19歳組の弓場ちゃんが苦悩の表情を浮かべていました。
「掴みづらいですね コストの注ぎ込み所が」と、倒置法でフォローする穂刈ん。
「文字の上にカーソル乗せると細かい説明出ますよ 少しイメージしやすくなるかも」とアドバイスしてくれるコアラ。
マイペースなオサノちゃんは「なんかややこしくてわけわかめ」とコアラに助けを求めます。
ここで、コアラの説明力というか、的確な言語化能力が明らかに。トリオン兵つくーるの難解な説明文をわかりやすく解説してくれます。
「飛行ユニットが地上ユニットと戦う場合、お互いの射程に−6の「対空射程補正」が掛かる」、「「対空射程補正」は、地上側のユニットがいる「高さ」の数値と相殺される」ということは、「高いとこ飛んでるからお互い攻撃が届きにくい」、「相手が高いとこ登ったらその分届きやすくなるってことっす!」と端的に説明。これならイメージしやすいですね!
「飛んでると強いの? 弱いの?」という質問には、「射程が短い相手にはかなり強くて 射程が長い相手には弱いと思うっす!」と説明。万能はないってことですかね。
ところで、「飛行」タイプには「狙撃銃を装備できない」とい条件も気になりますね。「対空射程補正」を補うためにロングレンジの攻撃用武器を装備することはできないってことでしょう? それじゃあ、「飛行」タイプの攻撃手段ってどういうものが考えられるんだろう…… メテオラ爆撃とかかしら?
それに、「飛行」タイプは行動力が−5、回避が−2なんですね。その分、「地形を無視して移動できる」という利点があるけど、それでどれだけ有利を取れるかはわかりませんね。
オサノちゃんが「飛んでるのに動きはノロいんだ?」というもっともな疑問を示しますが、来馬先輩が「ふわふわ浮いてる感じなのかもね」とこれまたイメージしやすく表現してくれました。
それを受けて、オサノちゃんは「空飛ぶレーダーマンにしよ」とトリオン兵の方向性を決定。それに対して、「倒されにくくていいと思うっす!」と評価してくれるコアラ。これまた的確。
ここでユニットの強みの話になるのですが、飛行ユニットに対する対策としては狙撃ユニットかシューターユニット、射程の長いユニットが必要ということです。シューターユニットと狙撃ユニットを比べると、最大威力と最大射程は狙撃ユニットの方が上ですが、最大弾数がシューターユニットの方が多く、消費行動力でもシューターユニットの方が少ないので、小回りが利きそうですね。
飛行ユニットに弱いアタッカーユニットの強みは、ブレードには弾数の設定がないので威力の割にコストが安く済むということなので、トリオンが低い隊員はアタッカーユニットを作るのが良さそうですね。
こういう、それぞれのユニットの強い、弱いの関係にヒントがありそう……
そうした話をしている中で、黒い気配を出しちゃってる弓場ちゃん…… 通常戦闘シミュも苦手そうだったし、ゲーム慣れしてないのかな?
「小荒井ィ…… 俺にもちょっと知恵貸してくれや……」と頼む弓場ちゃんに、「いっすよ! どこすか?」とハキハキ答えるコアラ。頼もしい……
しかし、弓場ちゃんが頼りたいのは「どこ」以前のところかもしれないっすね。

柿崎3番隊では、太一くんが新たな才能を発揮!
ものすごく凝った造形で、何かと思ったら「戦地の救護活動用トリオン兵」! 乗り込むための梯子や、乗ってからつかまる手すり、自力で乗れない人を運び入れるための担架になる部分とかも付いているんですね。すごい、考え尽くされてる!
2体めは、「狙撃手の騎乗用トリオン兵」! 「足が速い攻撃手に食いつかれても こいつに乗れば距離を離せるんすよ!」とのことですが、足の速い攻撃手のイメージは遊真さんですね。
ののさんに「乗り物だけでどうやって敵倒すっつーんだ?」とツッコまれますが、「こいつらはシミュ用とは別腹っす!」と答える太一くん。一番訳わからんという顔をしているのは犬飼先輩ですね。
太一くんが言うには、トリオン兵は「近界だと『輸送車両』的な存在でもある」考えられ、「兵器利用される前の本質的な『何かを運ぶ』っていう性能から発想を広げたいんす!」とのこと。
カゲ先輩に「太一おめー……なんか変なもん食ったか?」と言われてしまいますが、「おれはいつも通りっすよ!」と曇りない眼で答える太一くん。
犬飼先輩は「いや…… 太一くん一昨日の特別課題で「ランク戦でもモールモッドとか使いたい」って書いたんでしょ?」と軌道修正しようとしますが、「その時はトリオン兵を『作れる』とは思ってなかったんすよ! 『作れる』ならもっといろいろ出来そうじゃないすか!」と力説する太一くん。
「創作意欲に火が点いちゃったわけね…」と困り顔の犬飼先輩に対して、「……いいじゃねーか そのままやってみろよ太一」と、真っ先に認めてくれたのはカゲ先輩でした。
ザキさんも、「戦闘用じゃないトリオン兵か…… たしかにそれも面白いかもな」と肯定してくれます。太一くん、うれしそう。
ののさんはとがめたそうですが、ザキさんは「太一のアイデアは 特殊シミュには使えなくても 特別課題の解答としてはいい線いってると思うんだ」と評価してくれ、「勝ち星が計算しにくい特殊シミュとは別に 特別課題で手堅く…を取っとくのも悪かないだろ」と、犬飼先輩とののさんを説得してくれます。
太一くん、ザキさんの隊に入ってほんとによかったですね! 特別課題で最高得点を叩き出すのは太一くんかもしれないですよ。  

次は、4、6、7、8番隊をすっ飛ばして、水上9番隊。
みずかみんぐは照屋ちゃんとカシオくんの作るトリオン兵を見て、「万能志向に偏ってる感じあるなぁ……」、「今回は尖った駒で攻め倒すほうが強そうやけど……」と思案中。
遊真さんが戦いの経験から出した結論と、みずかみんぐが優秀な頭脳で出した結論は、何だか近そうですね。
無言のみずかみんぐに対して、荒船さんが「今日は何か作戦は無いのか? 無いなら全部好き勝手に作っちまうぞ?」と水を向けます。さりげないアシストですね。
みずかみんぐは、「今日の特殊シミュはやれること多すぎて どこから手ぇ付けてええかわからんなぁ」としれっと言いますが、「将棋で言ったらお互いに見たこともない駒使って戦う感じやん? しかも見た目と性能が一致してるとも限らへんし」と、思いっきりヒントを出して誘導していますね。
案の定、カシオくんは「そうか 今回はデザインにも手を加えられるから……」と誘導に乗っかり、照屋ちゃんも「見た目で性能を誤認させてくることも有り得ますね」と言い出しますね。荒船さん、よしよしという顔をして見てる……
カシオくんが「だとすると相手の出方を待つより こちらのギミックを押しつけるほうが勝算が高いかもしれませんね」と言うと、「対応する側じゃなくて ダマす側にまわるってことね!」と、生き生きした顔で応じる照屋ちゃん。
またしてもしれっと、「ふんふんなるほど……」とか言っているみずかみんぐ。荒船さんと今ちゃんの同意も得て、「じゃあ今回は カシオと照屋ちゃんのアイデアでいってみよか」と結論づけますが、全部お前の誘導やんけ! まあ、ちょっとの誘導ですぐに軌道修正できる照屋ちゃんやカシオの賢さもあってのことですが……

モニター室でこの様子を見ていた片桐隊長と綾辻さん。
「今日の水上先輩はふつうに隊長してるね 昨日まではめちゃくちゃワンマンだったのに」と評する綾辻さんに対して、「昨日の戦闘シミュは『負け越し前提』だったから隊長主導で仕切ってたんじゃないかな」と説明する片桐隊長。「逆に今日は隊員主導で作成を立てさせて『みんなの手柄』にしたいんだろう」と分析。「カシオと照屋に 遠回しにヒントを与えてるように見える」とも言ってますし、滅茶苦茶見抜かれていますね。さすがA級部隊の隊長。
そして、そういうやり方をするのは「2人の性格に合わせてるんだろうな」とのことですが、性格の説明をしている時の自隊の隊員たちのイラストの吹き出しで、結束ちゃんのが「すべてを疑う」になっているのが趣深い……
綾辻さんに「片桐くんも普段そういうとこ気遣ってるんだ?」と言われ、「うーん俺はそうでもないかな」と答える片桐隊長ですが、「謙遜するねー」と返されてますね。
そう言えばこのお二人が仲がいいって意外。同い年でしたっけ?


次は若村11番隊。一番心配な隊ですね。
まず、半崎くんが「狙って引き分けにできるんじゃないすか?」と提案。
特殊戦闘シミュのルールでは2千点差がつかなかったら引き分けで、1人1体は自作のユニットを出撃させろという指示なので、コストの安いユニット5体だけを出撃させて合計コストを2千より低くしたら、全部倒されても相手の得点が2千点いかないから絶対引き分けになるということですね。
麓郎くんは、「この裏技を使えば 特殊戦闘シミュを負けなしで切り抜けられる…………!?」と期待しますが、マリオちゃんが「いやいやあかんやろ」と即座に否定。ヒュースもその横で「そうだな」と偉そうに言ってます。
マリオちゃんが否定した理由は、勝ち点の配分が勝ちで100、引き分けで20なので、全部引き分けたら200点にしかならず、2勝8敗の場合と同じスコアだから。「目標が低すぎるわ」と喝破します。
「……しかも引き分けは相手にも同じ20点が入る 負けよりは当然ましだが他との差は縮まらない」とたたみ掛けるヒュース。やっぱり偉そう。
しゅん…と落ち込む麓郎くん。考えてることが全部顔に出ちゃってますよー。
でも、「義人の発想自体は面白いと思う」とヒュースが評価します。そして、勝てていないチームに対しては「相性が悪いと割り切って引き分けを狙うのも戦術の内だろう」とし、「あるいはその戦術を下位の部隊で連携して 上位の部隊に仕掛けるなら成果は多少あがるかもしれない」と提示します。
日佐人くんと半崎くんはヒュースの発想に感心しますが、「いや 悪ぃけど 他所と組むのは採用できねえ」と否定する麓郎くん。この決断は速かったですね。
理由は、「戦闘シミュが強い部隊に的かけて狙うとしたら 昨日のスコア的に諏訪7番隊は外せねえだろ 諏訪さんも三雲も隠岐も葉子も若村隊(うち)のメンバーの仲間(チームメイト)だし 昨日課題で助けてもらった恩もある 仇で返すわけにはいかねえよ」とのこと。
これを聞いて、日佐人くんは同意の表情で、半崎くんはへーという感じ。マリオちゃんはあきれつつも納得し、ヒュースはフラット。否定されるのも折り込み済みだったのかな?
半崎くんは、「そうっすねー 1位の水上隊狙うにしてもザキさんは強力してくれなさそう 王子先輩はわかんないすけど」と予想しますが…… 王子先輩、いろいろ面白がる性格なことが知れ渡ってるんですね。
日佐人くんは「水上隊には荒船さんもいるしな」と言いますが、半崎くんは「荒船隊(うち)の人たちがこのくらいで困ってるとこ想像できねーけど」と返します。ある意味、それも信頼? 半崎くんもツンデレの部類だからなー。

その様子をモニター室で見ていたのは、S級隊員天羽月彦! ワートリには珍しく大ゴマですよ!
そして、「はぁ…… 腰が引けてるよ麓郎さん」と、何と名前呼び!? 年齢は1コ下なのでさん付けはいいけど、名前で呼ぶとは意外ですね。
しかし、「ここでガツガツ行けないなら香取の援護がムダになるじゃん 恩とか仇とか言ってる場合じゃないでしょ……」と不満げです。
それに対して雪丸くんが、「義理堅いのは麓郎(ろくろー)さんのいいとこなんじゃないの? 日佐人とかもそのほうがやりやすそうだし」と言ってます。彼も名前呼びか!
……麓郎くん、意外に慕われてるの?
そう言えば、この二人はよくランク戦をしている仲なんですよね。仲良しっぽい。
天羽くんは「「義理を優先したから負けても仕方ない」……みたいなこと考えてそうで嫌なんだよ 麓郎さんってそういうとこあるし……」と評します。
内容はともかく、そんなふうに性格にまで言及するなんて、かなり親し気でない? 天羽くんって一匹狼的存在なのかと思ってたけど、結構交流してるのかな?
そんな天羽くんとは対照的に、「……いや 今回の若村は違うんじゃないか?」と嵐山さんが発言。
月見さんが「そう? 私にはまた重い判断を避ける癖が出てように見えるわ」と指摘しますが、「たしかにそういう心理も無くはないだろうけど…… なんだろうな 今回は ちょっと違う気がするよ」と、温かい視線を注いでくれている嵐山さん。
ろっくんガンバれ! 見ててくれる人がいるぞ!

麓郎くんは「引き分け狙いは最後の手段として うちの勝ち星を増やす方法が他にもあるはずだ」と前向きな発言。
義理を貫くとしても勝ちをあきらめた訳ではないという強い意志が出てきてますね。
そこで、マリオちゃんが「ヒュース あんた何か作戦ないの?」と問いかけると、「当然 ある」と答えるヒュース。
だったら、麓郎くんが「何かねえか?」と言った時にすぐに発言してあげればいいのに!
やっぱり偉そうだぞ、ヒュース……
ヒュースの提案は、「一番単純なのは飛行型トリオン兵を攻撃に使うことだ」というもの。
飛行型トリオン兵は射程が短いトリオン兵を一方的に倒せるし、一般的には攻撃にコストを使うと守りが弱くなるところ、ヒュースのトリオン量が大きいので飛行型でも火力と耐久を両立できるとのこと。
そして、「オレが作った飛行型なら 明確に分が悪いのは狙撃型の大群くらいだろう」と言ってますが……ここで、ヒュースが作ったトリオン兵に「ひゅ」って書いてある! 平仮名なのがかわいいですね。陽太郎に教わったのかな?
「……これ結構ええんちゃう!? あんたやっぱデキるやつだわ!」と、興奮気味にヒュースの背中をばんばん叩くマリオちゃん。無言でなすがままのヒュース…… これは、かなりマリオちゃんに懐いてますね?
麓郎くんは「その作戦を使うなら 勝ち点が高い明日のほうがいいんじゃないか 今日それを使っちまったら明日には狙撃型で対策されて……」と意見しますが、「それでいいんだ」と返すヒュース。「相手が明日狙撃型を増やしてくるのが読めていれば こっちはさらにその対策をかぶせられる」とのこと。
そう言われて、「相手の手が読めないなら 相手の手を誘導すればいいってことか……!」と気付く麓郎くん。これは、北添4番隊が戦闘シミュで成功させていた手ですね。
……しかし、元職業軍人のヒュースや、戦闘経験豊富なきっくちーがそういう手を提案してくるのは当然として、最初からそういうことをやってた三雲修ってほんとに何なんでしょうね……
あ、Bランク戦の話ですよ。修くんの初戦である荒船隊、諏訪隊との三つ巴戦、地形で相手を誘導するってさ……初心者が思いつく作戦かね? ワートリ最大の謎は、「三雲修はどうやってできたのか」ですよ。
ともあれ、ろっくんが「……よし! ヒュースの案を採用だ!」と決断。「この作戦を軸にして他のユニットを作っていくぞ!」と方向性を示すことまで出来ていますね。
ろっくん、隊長として進歩してるよ。その調子でがんばれ!

その様子を見ていた三輪先輩と陽介先輩。
陽介先輩は、「おぉー さすがネイ……じゃねえ玉狛組は戦い慣れしてる感じあるなー」と評価。言い直してますが、この環境なら言っても大丈夫? そうでもない?
三輪先輩は、「他の部隊が新しいルールやシステムと格闘してる間に 歌川隊北添隊水上隊若村隊は敵の心理を攻略しにかかってる」と指摘。
来馬5番隊の弓場ちゃんは、格闘している典型ですかね。
でも、陽介先輩が「ってことは 勝つのはその中のどっかか?」と問いかけると、「……いや それでもたぶん今日勝つのは…… 諏訪7番隊だろうな」と発言。
えっ、どういうこと!?と思ったところで、以下次号です!
うわーっ、何て気になる引きだ! 試験の準備とその様子をA級が見ているだけの回なのに、こんなに続きが気になる引きになるなんて……相変わらず、葦原先生の引きは天才的ですね!

なぜ諏訪7番隊が勝つのかは、修くんが作る「虫っぽい何か」だと思われるトリオン兵が鍵なんだと思いますが……どんなものになるのか予想がつきませんね。
今回、トリオン兵の性能のことがかなり言及されたので、その中にヒントがあるのかもしれませんが、それも目くらましで、全然違う方向からのアプローチが示されるのかもしれませんからね。
とりあえず、修くんのトリオン量を考えると飛行型はないかなってことぐらいしか思いつかないわ。

あ、ちなみに紙の本誌は買えました。しかし、恐くてコミックス着せ替えカバーは切り離せないや……