ワートリ 229、230話感想
ジャンプスクエア2月号、ワールドトリガー229、230話の感想、長文版です。
今月も2話掲載です!
修くんが考えた裏技、映像問題の効率的かつ正答率が高い解き方だった訳ですが、完全に予告の「このカメラで……」が”釣り”でしたね。
宇井ちゃんが映像をカメラに撮るという裏技だと察して「あ〜 三雲くん それはムリなんだよねぇ」と修くんの言葉を遮り、動画がカメラに写らないようになっていることを報告します。
しかし、そこは三雲修。「いえ カメラで撮るのはそっちじゃなくて…… 動画のあとの『質問文』のほうなんです」と言い出しました。しかも、単に質問文をチームメイトに渡すだけでなく、20個ある質問を4個ずつ5人で分配し、他のチームメイトの4つのパソコンで動画を1回ずつ見ていけば、かなり正確な20個の解答を作れるというもの。この問題の配点が20点で、普通にやれば半分当たればいい方なので、1問につき10点くらいは他所より稼げて、それが4問5人分なので約200点。でも、ルール的にアウトかセーフかわからない……
諏訪さんは、「おまえ自身はどう思ってんだ? 有りか? 無しか?」と修くんに尋ね、修くんは「どちらかと言えば有り ……だと思ってます」と答えます。さらに諏訪さんは「なんでそう思う?」と訊き、修くんは共通課題のタイトルの横に『この課題で何を測るのか』が書いてあり、この『映像問題』シリーズは記憶力、注意力と『発想力』となっていることを指摘し、「ふつうに解く分にはこの課題に『発想力』は必要ないと思うので 上層部はこういう正攻法以外の解き方も想定してるんじゃないかと思います」と答えます。こうして、上層部がこの発想を許容するであろう根拠を示すところまで完璧ですね。諏訪さんも、「よしわかった 三雲の案を採用だ」と即決します。
そして、「責任は俺が持つ」と、またしても上司力を発揮。ワートリ界、理想の上司第一位の座を驀進中ですね!
ここで葉子ちゃんが、「このアイデア…… 麓郎のチーム(部隊)にも教えてやったらいいんじゃない?」と発言。これで修くん以外の3人は、葉子ちゃんのテンションが低かった理由が、自分のチームメイトがいる臨時部隊の低迷にあったと気が付いたようですね。修くんは……自分がメンタル強強だから、そういう機微には疎いんでしょうね。遠征選抜に受かるかどうかで、自分がチームの中で一番危ないと承知してるだろうし。
隠岐先輩が、「せやなぁ ヒュースくんも遠征目指してるわけやし 稼げるとこで稼いどいたほうがええかもなぁ」とフォロー。気遣いのできるイケメン! モテへんなんて絶対ウソだよなぁ。
諏訪さんは葉子ちゃんが元気がなかった理由にあきれたような顔をしつつも、「……まあいいだろ うち(諏訪隊)も日佐人もいるしな」と了承。表情的には、心から賛成とは言い難いけれど、葉子ちゃんのモチベーションのためにおまけで同意してあげた感じですかね。
若村11番隊では、修くんから送られてきた超わかりやすい【映像問題の攻略手順】を確認して関心する半崎くん。
日佐人くんに「ヒュースの手分けして課題やるアイデアにちょっと似てるな」と言われて、「日頃のオレから学んだようだな」とドヤるヒュースくん。すかさずマリオちゃんに、「ほんまに……?」とツッコマれてますね。ここ、いいコンビになってるなぁ。
ろっくんはこのアイデア共有が葉子ちゃんの提案であることを修くんのメールで知り、意外そうながらも感じるところがあったのでしょう。マリオちゃんに「若村 どうすんの? ウチとヒュースは映像問題まるまる残ってるけど」と決断を求められ、すんなり「……もちろん やるぞ」と決断。その後の指示出しも、スムーズで明確にできてますね。よかったよかった。これでろっくんも一皮むけるかな?
諏訪隊へのお礼は、マリオちゃんに指摘されてからメール送ってますけどね。
諏訪7番隊では、今度は三浦くんから宇井ちゃんにメールが。
葉子ちゃんのスキルの「万能適性」について、もしかしたら「対戦した相手の適性スキルを覚える」というものなんじゃないかと指摘してくれます。そこでスキルリストを確認してみると、ズラリと適性スキルが増えていました! 幻踊適性(陽介先輩のスキルですね。ヘルプユニットでどこかのチームが使ったっけ?)やレッドバレット適性(千佳ちゃんかな?)まである! 護衛適性は三浦くん、サイレンサー適性は漆間先輩、テレポーター適性は嵐山隊の誰かかな?
葉子ちゃんは「あんまパッとしない校歌ばっかだけど……」とあまり乗り気ではないようですが、修くんは「いや……これは戦術の幅がさらに広がりますよ」とうれしそう。これは修くんにとってはすごいご馳走ですよね。
修くんは「ぼくちょっと早めに課題切り上げて 戦闘シミュの準備時間増やしてもいいですか?」と諏訪さんに確認。諏訪さんは「おう 好きにやれ」と即答。上司力……
隠岐先輩に「ええなぁ 「絆」やなぁ」と言われ、「はぁ〜? なにそれやめてよ キモい」と応じる葉子ちゃん。……隠岐先輩もとりまる先輩に負けないくらいイケメンだと思うけど、そういうことじゃないんだね。
古寺6番隊では、三浦くんが「やっぱり葉子ちゃんが使えるスキル増えてたって」と報告。奥寺くんが「これでなんとか上位チーム(部隊)を止めてくれたらありがたいっすね」と発言。そういうことで諏訪7番隊と古寺6番隊は情報共有をすることになった訳ですが、やっぱり三浦くんのうれしそうな顔を見せていますね。
ここで、うかない顔をしていた六田ちゃんが、「……実は わたし…… 『並行処理』ができないっていうか 同時にいろいろ考えるのが苦手なの……」と打ち明けます。「だから ユニットの数がもっと増えた今日は もっとみんなに迷惑かけちゃうかもしれない……」と言いますが、古寺先輩は「そのころなら大丈夫ですよ」と頼れる隊長な返答。
そして、昨日の漆間先輩のメールは、やっぱり六田ちゃんのためにフォローを頼むものだったと判明。六田ちゃん、びっくりした顔ですね。
フォローの方法としては、木虎ちゃんが「六田先輩にはタグ付けに専念してもらうのがいいと思うんです」と提案。敵ユニットに仮の番号を付け、各自が何番が誰だったかを報告するのですが、口頭では六田ちゃんが混乱してしまうので、メモを取ってそれを見ながら六田ちゃんがタグを打ち込んでいく形で。
それを聞いて、六田ちゃんは「それならわたしでもできそう……!」と明るい表情に。
奥寺くんは「……ていうか意外だよなあ 漆間がそんな気配りするやつだったなんて……」と言い、「防衛任務のターゲット(獲物)横取りしていくイメージしかなかったもんな」と付け加えますが、六田ちゃんに「それは……たいへんご迷惑を……」とあやまられ、「いやいや 六田先輩が謝ることじゃないですよ!」とフォロー。でも六田ちゃんは、「ううん 漆間くんがそういうことするのは たぶんわたしのせいだから……」と、意味深な発言。やっぱり、お金が必要なのは六田ちゃんの方で、漆間先輩はその手助けをしているという関係なんですかね? 漆間先輩、ただのいい人になっちゃうじゃん! でも、その動機が恋愛感情だとするのは早計だと思うのですが……
ここでは、木虎ちゃんが「その話はまた後にしましょう」と促し、今は課題に集中することになりました。……戦闘シミュの後に掘り下げがありますかね?
そして、各部隊が思い思いの対策を練り、いよいよ戦闘シミュレーション3日目が始まるというところで、229話が終わりました。
ここ、みずかみんぐはホワイトボードを使って各ポジションのユニットの特性を説明しているようですね。スナイパーとガンナーの射程の違いとか? 何とかうまく隊長やれてるみたいですね。照屋ちゃんのおかげですよね!
王子先輩は何やら提案しているようですが……今まで大人しかった気がするので、どんな指示を出しているのか気になりますね〜
北添4番隊は静かな感じ。どんな対策しているのか……は、230話で明らかになります。
さて、230話です。
いよいよ戦闘シミュ最終日。諏訪7番隊は、修くんの提案どおり、隊長3人がそれぞれの部隊を編成して望みます。三雲分隊は、修くんが2体、葉子ちゃんが1体、諏訪さんが2体、隠岐先輩が1体、ヘルプに那須さんの7ユニット編成。香取分隊は、修くん2体、葉子ちゃん2体、諏訪さん1体、ヘルプに加古さんの6ユニット編成。諏訪分隊は、修くん1体、葉子ちゃん2体、諏訪さん2体、ヘルプに雪丸くんの6ユニット編成。隠岐先輩の担当は、隠岐先輩のユニット4体と、ヘルプに桃園さんの5ユニット編成。
実は、葉子ちゃんが自分にユニットを修くんや諏訪さんに使われるのを嫌がるんじゃないかと思っていましたが、そんなことなかったようですね。そこまで子どもっぽくないか。
修くんのユニットは、5体全部レイガストを両手に装備して防御力アップ。古寺先輩からのアドバイスが活かされていますね。
第1試合の相手は柿崎3番隊。過去2戦では敗北しているのですね。
試合開始から3ターン目までは小規模の撃ちあいで、4ターン目の初衝突で3つの分隊がそれぞれの連携を展開。香取分隊は、修くんが盾になって防御し、その背後や側面から葉子ちゃんが攻撃するという連携のようですね。そして、諏訪7番隊は諏訪さん2体と修くん1体がベイルアウト。柿崎3番隊は柿崎さん2隊、カゲさん1体、ヘルプユニットの陽介先輩と双葉ちゃんがベイルアウト。これで2体差がつきましたね。
5ターン目は、ユニット差を4体まで広げたということですが、この分隊はバイパーが犬飼先輩に刺さっているので、たぶん那須さんをヘルプユニットで入れている三雲分隊ですね。修くんを囮にして諏訪さんが側面から攻撃し、柿崎さんを撃破した模様。
相変わらず、ユニットの表情は落とされる時にもきもかわい半笑いなんですが、葉子ちゃんのユニットはカゲさんに回避されまくって怒りマークを頭に出現させていますね。……本人の性格が出るのかな?
試合結果は、ユニット差が4体で、勝利条件の5体差には届かず、惜しくも引き分けとなってしまいました。
でも、連携はうまくいっているようで、次への手応えを感じつつ第2試合へ。
第2試合の相手は北添4番隊。対戦成績は1勝1敗。
1ターン目は、ゾエさんと海くんのユニットが建物の上に陣取り、海くんがシールド2枚でゾエさんを守りつつ、2ターン目でゾエさんが中央の通りを砲撃。
ここ、「昨日より派手にやってるなあ」、「ゾエさんが増えてるからねぇ」という会話が、何ともいい味を出していますね。
メテオラの威力は爆発の中心から離れるほど低くなるので、直撃を受けない限りは全周シールドで耐えられるというのは新情報でしたっけ? しかし、修くんが「※ぼくのユニット以外」と付け加えているのが……そうか、トリオンが低いとシールドも弱い設定だもんね……
そこで考えた陣形が、修くん2体が前方でレイガストでアタッカーとスナイパーを警戒し、全周シールドを張った他のユニットがその背後について守るというもの。この陣形で砲撃されている通りを一斉に渡って、砲台のゾエさんを同時攻撃するという作戦をとりますが、諏訪7番隊が通りを渡り始めたところで、ゾエさんのユニット5体が一斉に上に向けてメテオラを発射。真上からの砲撃が来て、直撃を食らってしまった香取分隊、三雲分隊が多くのユニットを失ってしまい、一気に形成不利に。直撃を食らわなかった諏訪分隊が奮闘するも、最初についた差がそのまま致命傷となり、11体差で大敗。
諏訪さんが「4番隊の『一発ネタ』がきれいに刺さっちまったな」と言っていますが、こっちがやりたかったことを相手にやられてしまった感じですね。
自分が考えた作戦が相手に誘導されたものだったことに気づいて、責任を感じているっぽい修くん。
隠岐先輩が「これはチームのテンションが心配やな……」と修くんの様子を気にしていますが……
一方、北添4番隊では「うひゃー 気持ちい〜〜! 染井チャンの作戦カンペキじゃん!」と海くんが浮かれ、ゾエさんも「今回はドンピジャではまったね〜」と笑顔。
きくっちーは、「だから言ったじゃん 戦闘シミュはもうこれでいいって」と言ってますが……そうか、「これでいい」っていうのは、戦闘シミュを捨てるってことじゃなくて、この一発ネタがあればそれ以上策を練る必要がないってことだったのか!
きくっちーは内部通話で華さんに、「……ここまでボコボコにしちゃってよかったの? なんか昨日 香取ヘタってたんでしょ?」と、気遣う発言。「……まあ だからって手 抜かれても困るんだけど……」と憎まれ口を付け加えることは忘れませんが。
それに対して華さんは、「葉子は大丈夫」と返答。
そして、次のページで!
「たぶん やる気出てると思う」と華さん。「やるじゃん 華」と葉子ちゃん。……このページ、尊い! 認め合い、高め合う2人の絆!
ワートリは、大コマで表情のアップを持って来るのが少なめなマンガなんで、その分このページはすごく映えますね。
二人とも、いい表情しているし……何というか、カタルシスを感じる1ページでした。
そして、「なに深刻ぶってんのよメガネ まだ2試合目でしょ? ここからガンガン勝てばいいのよ!」と修くんに発破をかけてくれる葉子ちゃん。
それに対して、修くんも「……はい! 次にいきましょう!」とテンションをあげていきます。
これ、諏訪さんが1日目の夜に、このチームは葉子ちゃんにかかっていると言っていたのが、いい方向で実証されそうですね。
ということで、次号も楽しみです!
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