1999.8.7〜9  原水爆禁止世界大会

<第1日め>
  長崎の資料館は限られたスペースの中で多くのことを伝え、学んでもらえるよう、たいへん考え練られて造ら
  れたのだと感じました。1時間半でも足りないと思えるほどで、個人で来ることがあったら是非じっくり見たいと
  思いました。
  資料館で、「もういやや」と言っている小学校高学年くらいの女の子、「もう帰りたい」と言っている小学校低学
  年くらいの男の子がいました。私は素直な子供のうちから核兵器の恐ろしさを知らせ るべきだというのが持
  論です。今はただ怖いだけでも、成長していくにつれてそれも平和の大切さを心から感じる糧にしていってほ
  しいと願います。

<第2日め>
  学習会に参加させていただき、松谷英子さんの原爆症認定裁判について、被爆の証言者として世界中で体
  験を語られた渡辺千恵子さんのこと、そして現在の被爆者の方々が抱えている困難(老齢化、認定の難しさ、
  精神的な痛手など)について、多くのことを勉強させていただきました。これを今後の活動につなげていきたい
  と思います。

<第3日め>
  2日目の片足鳥居、被爆クスに続いて、3日目は平和公園、如己堂、浦上天主堂、爆心地の松山公園を回り
  ました。特に、爆心地で見た被爆当時の地層が印象に残りました。原水爆禁止世界大会閉会総会の開始に
  遅れてしまったのですが、それでも行ってよかったと思います。
  日本は戦争の被害に対して当然すべき償いを何もしていない。(被爆者に対しても、外国に対しても) このま
  までは情けなさすぎる。日本を変えていかなくてはならないと強く感じました。私ができることは何かをこれから
  考えていきたいと思います。

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