チェコ人による、日本人のためのパラチンキ。
一つならパラチンカ、複数ならパラチンキ。
姿形はフランスのクレープみたいな、
でもバターは一切使わないで シンプルなところがチェコっぽい、
家庭でもレストランでもよくお目にかかるというデザートです。
チェコ人のレナタさんに教えてもらいました。
でも、チェコには日本でいうところのホットケーキミックスみたいな
パラチンキ用の粉も売られていました。なので、「なんか違うかも・・・」だそうです(笑)
家によって作り方は多少違うらしいので これが絶対、というレシピではありません。
今回使ったモノは次の通り。
材料 <2人分・4枚> 生地 卵・・・・・・・2個 小麦粉・・・100g 牛乳・・・・・てきとうに。 砂糖・・・・・好みで少々。 塩・・・・・・・ひとつまみってとこかな サラダオイル(フライパンにしきます) デコレーション用 ※生地で包む分と外側に飾る分が必要です。 ジャム・・・いちごジャムをカレースプーンで1杯 果物の缶詰・・・桃半分割り一切れ あれば生の果物・・・バナナ1本&いちご6つ ホイップクリーム・・・泡立てた状態でカレースプーンに山盛り3杯 アイスクリーム・・・一応カレースプーンで1杯、でも好きなだけどうぞ(笑) クラッシュアーモンド・・・ひとつまみ(飾りですから。) チョコレート・・・バター少々とお水とあわせて湯煎して、チョコソースを作りました 使った道具 ボウル(生地作り用とクリームのホイップ用とチョコの湯煎用) 泡立て器 ざる(ふるいがないので、代用しました。茶こしでもおっけー。) おたま 26cmのフライパン フライ返し キッチンペーパー(油を良く吸い取るくっつきにくいタイプのもの) まな板&包丁
作り方 生地を作ろう。 1 卵を全部ボウルに割って入れて、溶き卵にします。 2 小麦粉を半分(50g)ふるいながら入れます。片手で粉を入れながら片手で泡立て器で混ぜよう! 3 ほんの少し(スプーンで一杯ほど)、牛乳をたらして生地をのばします。 4 さらに、混ぜながら小麦粉をすこーしづつふるい入れます。 5 粉が全部入ったら、牛乳で少しづつ生地をのばしていきます。 6 塩をひとつまみ、砂糖は甘くなりすぎない程度に入れます。 今回はカレースプーンで1杯すくって入れました
生地を焼こう 1 フライパンを熱くして、サラダオイルを敷きます。 生地を入れたときに「じゅわ!」っていうように、少し多めに。 2 おたまで生地をすくってフライパンに入れます。いそいでお玉で丸く薄く伸ばして、 フライパンを回して生地を流してみたりして。 3 片面がきつね色に焦げ目がついたら、裏返します。 このとき、オイルが足らなければ 生地をめくって鍋肌からオイルを足してしまうのも良し。 4 両面焼けたら、キッチンペーパーを敷いたお皿に取り出します。 この調子で4枚くらい焼けるはず。
デコレーション用の果物その他を用意しよう 1 桃の缶詰とバナナは、スライスに。 2 いちごも切ってみました(きれいないちごなら切らなくてもいいかもね) 3 ホイップクリームは一番固く泡立てる。バターにするなよ(笑) 4 板チョコを湯煎で溶かしながら、水を少し足す。バターをティースプーンで1杯まぜて べたべただったチョコがとろとろになるまで水を足す。 使ったチョコの量は・・・板チョコの半分、でもちょっと多かったかも。
お皿にのせて飾ろう 1 パラチンキを一枚、丸のまんまお皿に。キレイに焼けた方を下に。 生地が暖かいのが正しい。あまり油っぽかったらキッチンペーパーで油分をふき取ろう。 2 果物を包んでたたむので、まずは内側にジャムを塗る。 多いかな?と思ったら全面に塗らなくてもいいよ。 3 スライスした桃、バナナを並べて、パラチンキを4つ折りにする。 (チェコで食べたときには、くるっと筒状になっているのもありました。オムレツみたいに。) 4 4つ折りになった生地の周りにも、果物を飾る。 ホイップクリームやアイスクリームも 生地にのっけちゃえ! 5 チョコレートソースをスプーンでたらたら〜〜〜っとすじ状にかける。 繊細に、おされに飾るのがヨーロピアン(はぁと) 6 最後に、アーモンドをパラパラと振りかけて、できあがり! 生地が暖かいのでアイスやクリームが溶けてくる! 急いで食べましょう。
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