LAND BATTLE TYPE MOBILE SUIT-07 TYPE SERIES 'GOUF'
PRINCIPALITY OF ZEON MASS PRODUCTIVE
UNIVARSAL CENTURY 0079
〔 機体概念 〕

 ■ 汎用モビルスーツ編
 MSの駆動系は流体パルス システムを採用している。こ れは核融合炉から発生したエ ネルギーをパルス・コンバー タでパルス状圧力に変換し、 流体チューブによって各部の アクチユエータに伝達される。 MS−07は流体チューブを 数千本束ねた動力パイプを部 分的に露出させている
 冷却システムは、Heを冷 却剤に使用し、推進時に放出 してしよう。陸戦用MSは 空冷式ラジエータを併用して いるため、冷却剤の量は少な くてすむ
 推進システムは、化学燃料 ロケットで、 後期の機種ほどロケットモーターの 性能は向上し、最大推 力及びCMP(戦闘最大出力) 時間はよくなっていった。
 また、姿勢制御用のアボジ モーターは機種によって異な るが、6〜12基搭載されている。 複雑な動きを可能とする MSとしては少なく思われが ちだが、各関節の自由度が高 く、四肢を動かすことによっ て質量移動させ、姿勢制御を 行っているため、アボジモー ターは少なくてすむのだ。
 装甲は公国軍の場合、チタン 系の超硬合金による多重空間装甲で、 初期型であるMS−06Cは、その装甲の隙間 に放射線遮断液が充填されて いる。 これは核弾頭のバズー カを使用することから用意さ れた対放射能対策だが、南極 条約の締結後は、より耐久度が 高く、計量な装甲がもとめられた。
 探知システムは、モノアイ に組み込まれたレーザー及び 赤外線センサーで、ミノフス キー粒子散布下であっても、 正確な射撃が可能あった。 また一応レーダーも装備され ていたが、反対にミノフスキ ー粒子の濃度をチェックする ために用いていたといわれる。 (濃度が薄い空域ではMSは 不利であった)メインカメラ は首の回転を含めて左右約2 60度の走査が可能で、機種 によっては上下の旋回機能も あった。また、モノアイだけ では死角が多いため、機体の 各部に10数基のサブカメラ が設置されていた。
 以上が公国軍製汎用MSの 構造概念である。

MS大図鑑PART1 参照