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住宅街の道路脇に、センタースタンドが立てられた状態で止められていたスクータ。そのステップに立っていた小学生の私。 どれがアクセルでどれがブレーキかも知らない、それどころか、アクセルが何なのかも知らなかった私。ただおとんがするように、ハンドルを握り、颯爽と走るスクータに乗るまねをしたかった…。 まあ、回るものはとりあえず回してみたくなるのが子供というもの。 というわけで、勢いよく右手首をひねったとたん、スタンドがはずれ、スクータは手首の動き同様、勢いよく前に飛び出した。 エンジンを切らずに止められていたそのスクータは、まだ小さく純情で純粋でいたいけな私を乗せて、数メートル走ったあと、道路脇のどぶにすっぽり落ちていきました。 これが私のバイク初体験の記憶。 --- あれから何年経ったでしょうか? 前に車が走ってないと先がわからなくて怖いからと夜の東名を160km/hで走ってしまう小心者の私が、都会の道路は滋賀ナンバーの車に冷たいという理由でおとんにもらった愛車プレリュードを田舎に持って帰ってからは早3年。 なのにやっぱり足が欲しいと、バイクの免許を取ることを決意した29歳の夏の終わり、ミレニアムイヤーの夏の終わり、ある意味人生の終わり(?)の始まり、の記録をここに残しておこうと思います…(笑)。
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