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卒検。あー、卒検。20世紀最後の夏休みの、最後の日のイベントは自動二輪の卒業検定。 常日頃、小心者を公言しているわたくし。試験ものの1発合格は、高校入試以来久しく遠ざかっているわたくし。というわけで、今回こそは…、とかなり意気込んでおりました。 2コース用意されている検定コースのうち、今日の検定では1コースを使う。5人いる自二輪の検定受検者のうち、私が乗る順番は2番。1番手の人が終わって、私の番になった。スタンドをはずし、後方確認をしてからバイクにまたがる。キーを回し、エンジンをかけ、ギアをローに入れる。出発の右折ウィンカーを出し、後方確認をしてから、ゆっくり発進…。 障害物をよけ、クランク、坂道発進、スラローム、一本橋と無事に通過し、S字や急制動も滞りなくこなし、線路を通過し、スタート地点に戻り、停止。 停止合図のウィンカーを切り、ギアをニュートラルにする。エンジンを切って、後方確認をしてからバイクを下り、スタンドを立てて、終わり…
のはずだった…
のに…
なぜ、こける?>>いまむら
しかもスタンドを立てる直前に…。
転倒は、即中止。
というわけで、私の卒検はスタンドを立てる直前で中止と相成りました。
検定教官、補習のキャンセル待ちを頼みにいった教習所の事務の人、結果報告の電話をした友達、そのすべてから「なんでそこでこける?」と言われたあと、検定補習に向かう。
で、補習時間のしょっぱなに補習教官からは「検定の最後にバイクから下りて気が抜けてバイクコカしたいまむらさん」と言われたりする…(涙)。 補習後、2回目の卒検の予約をしてから、教習所を後にした。 20世紀最後の年の夏休み、最後の日は、こうして終わったのでありました。 |