講習14(平成12年9月某日)

祝日2時間目。シミュレータ講習を終え、3時間先のキャンセル待ちカードを出して、一休み…しようと思っていたら、空いてるから乗っていいよとの声が。で、うまそうな(技術的にだぞ)ワカゾーと一緒に1人の教官に教わることに…。

最初に、20km/hと25km/hのそれぞれの速度でカーブに入るときの感覚を体験する。教官の後を、それぞれの速度でブレーキをかけずに追随するのだが、たかが5kmの差なのに、膨らむ膨らむ。膨らむと精神的余裕が無くなる。ひー、やっぱりバイクは怖いよぉー。

その後、Cコースを走る。教官、ワカゾー、私の順。障害物をよけるときにウィンカーを出すことを教わる。1段階ではこの障害物、全然無視して通っていたのに…。確かに車の場合これをよけないと通れないが、バイクならラクラク通れる。だから、無視していいのだ…と思っていた。そろそろ自分に都合のいい解釈をやめねば…(笑)。

Cコースは、その障害物を通過し、クランク、坂道発進(急な方)、S字、スラローム、S字、一本橋、S字、急制動、踏切、交差点の順に、課題が盛りだくさん。とりあえず、1周目は無難にこなした。2週目、今度は教習生だけで回れとな。しかも、私が先でワカゾーが後ろ。で、いきなり、間違える。障害物を通過し、そのままS字に入ってしまった。だって、AコースもBコースも、必ずここでS字に入るんだもの…。

すぐに気付いて止まったのだが、S字の手前で困り顔をして止まっていたワカゾーは、あちゃー!顔をしている私を見て、1人そのまま行ってしまった。とほほ顔でとまどっている私に、別の教官が「こっちから行って、途中からやりなさい」と言ってくれた。はい…。

ということで、そのままバラバラに練習することに…。気楽になったけど、なんつーか、私ってアホ?感にさいなまれる私。え〜ん、だって、さっき教わったばっかなんだもん。このコース!

その後、数回Cコースを回り(もちろん1人で)、終了時間になった。講評で、「コース間違えないでね…。あと、確認しっかりね。交差点入るときとか、坂道の頂上のT字路とか」と言われる。はい。

神の声(誰や?)曰く、2段階は技術よりも確認とか法規を見るから、交差点ではオーバーに首を左右に振るといいとな。わかった。やってみよう。と、本日の最終講習時間のキャンセル待ちカードを出して、昼飯を食うべく、外に出た。

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