5月31日
リゾートの朝は早い。朝9時(現地時間)に起きて、ホテル向かいのDFS2階にあるプラネットハリウッドで朝飯。朝からビール2本。さんざ待たされたハンバーガーセットはやっぱりばかでかい。とりあえずがんばったけど、喰い切って死ぬくらいなら、残して良心の呵責を感じる方がましという結論に達する。店を出ると、道路が川になるほどのどしゃぶり(涙)。グアムの6月は雨季らしい。仕方ないので、しばらくDFSの中をうろつく。例のブルガリの香水は、自前で買ったクリスチャンディオールのより、こざるの出張土産にもらったクリスチャンディオールのより5〜10$安いのであった(笑)。さて、30分もうろつくと、なんとか雨が止んだので、ホテルに戻る。そのまま、睡魔に襲われ、爆睡。起きたら2時過ぎ。外を見ると、とりあえず、曇り。が、めちゃくちゃ蒸し暑いので、ホテルのプールででも泳ごうかと思案していたら、また雨が。しかも横殴り。こざるらの結婚式はいったいどうなることやら…と老婆心を働かせながら、この日から同じホテルに宿泊予定のオッサン夫妻&ダヤの部屋を確認するためフロントに電話、が、要領をえない返事。勇気を振り絞って英語使ったのにぃ〜とぶーたれている間に、雨が止んだので、当面の現金を調達しに再び向かいのDFSに。が、ATMマシンが壊れてて、カードが認識されない。あきらめたら、途端にすることがなくなったので、こざる&クラッチの宿泊先であるホテルニッコーまで行くことに。歩いて。そこは、通りの一番端っこにある。でもって、その先は、リニューアル恋人岬というなんだか淋しいへんぴなところ。でも、ま、とりあえず歩く。10分ほど歩いたら、無事到着したんだが、逢いたい人たちはいなかった(涙)。チェックインはしていたが、お出かけしたとのこと。とりあえず、「晩飯一緒に喰おうよ、午後7時に電話くれ」との伝言を残し、その場を離れる。で、やっぱりすることがないので、そこのプライベートビーチなどを歩いてみる。へんぴなくせに、いい感じ、と急にうらまやしくなる。が、ま、どんなに隣の芝生をうらやんだところで、くまがグアムプラザホテルで寝ることには代わりない。それより、当面の現金を手に入れるべく、ATMマシンのある隣のホテルオークラに向かう。が、そこのATMマシンは、悲しいかな、VISAカードが使えないマシンなのであった。しかもJCBが使えて、VISAが使えないとは、なんてとほほな話でしょう…と消沈しつつも、でもJCBは持たないんだもんねーと、割と冷静な判断が出来るリゾートのくま。ホテルオークラのフロントで、VISAが使えるATMマシンは、マクロネシアモールのそばのバンクオブハワーイにあると教えてもらう。というわけで、マクロネシアモールへ向かって歩くことに。一応ショッピングモール行きのバスはあったのだが、手持ち9$の心細さからつい歩かねば…という衝動に駆られしまったリゾートでも小心者なくま。でもって、リゾートでも無鉄砲なくま。途中、またスコールが来るかもとか、めちゃくちゃ遠いかも、とか、そういうことは頭をよぎらない。目先のことしか考えられない相変わらず頭の弱いリゾートのくまであった。さて、てくてく歩いていくと、途中から登り坂になり、作りかけでがたがたの歩道になり、坂を上りきってから左折した広い道路からは、雨で濡れた草ぼうぼうのただの脇道を歩くことになり、そこで6cmを越える巨大ナメクジの大群に遭遇したり、轢かれた野ネズミの死骸に出会ったり、3匹の大型野犬が付いてきたりと、ちょっとディープなグアムを体験できたりする。と、まあ、顔でとほほ、心もとほほなな状態で、やっとバンクオブハワーイにたどり着いたときは、うれしさのあまり記念写真なんか撮っちゃったりする。そこで、200ドルをゲットし、急に気も態度もでかくなるリゾートのくまは、ショッピングでもしよっとと、マクロネシアモールに全く躊躇無くとっととちゃっちゃと入っていく。さて、悩殺ハイレグ三角ビキニでも買おうかと思ったんだが、歩き疲れてたんで、店を回るのもそこそこにでかいレモンティーを買ってその辺で飲むことに。気付くと6時45分。7時に電話くれとこざる夫妻に伝言した手前、さっさと戻らねばと、金があることをいいことにタクシー乗り場に向かう。ま、その途中カルバンクラインのサングラスをゲットすることは忘れない(笑)。でも、タクシーには乗らずナイスなタイミングで来たホテル行きのバスに乗って帰る。帰ってすぐ、ホテルニッコーに電話をし(させ?)、こざるの部屋につないでもらうが、「どーしたん?」と焦って帰ってきたくまをかなりがっかりさせる悲しい返事を頂戴するも、午後8時にハードロックカフェでお喰事よという約束を取り付ける。出がけに、再度フロントでオッサン夫妻&ダヤの部屋を聞き、今度はちゃんと確認できたので、「こざるたちと飯喰ってるぜぇ」と伝言を残す。異国の地で無事に再会できたことを喜びつつ、店に入り、適当に注文する。相変わらず、ばかみたいな量の肉なのである。そんな肉他をせっせと喰いながら、式での注意事項(ゲスト側)を吹き込まれたり、くまの体験したグアムについて語り合ったりして過ごす。気付くと、禁酒中の人がビールを3本も呑んでいたりして(怒)。で、明日があるからと、午後10時過ぎ、マウイでおみやげ用に買ったが結局渡さなかったので自分で使ってるハードロックカフェビアグラスのGUAM U.S.A.版を1個買って、解散する。で、ホテルに戻るとすぐにオッサン夫妻&ダヤの部屋に電話。やっとコンタクトが取れる。とりあえず1日の打ち合わせをと11時半にロビーに集合。初めましてのご挨拶もそこそこに、こざるにさんざん吹き込まれた注意事項(ゲスト側)を伝え、朝飯の約束をしてから、解散。風呂に入って、1時前頃寝た…ような…。
6月1日
式当日。リゾートの2日目も早い。7時フロント前のはずが、やっぱり(?)7時半になる。で、とりあえず朝飯。式は14時からなんで、それまでは自由行動ということに。で、12時に待ち合わせて、昼飯を一緒に喰おうと決め、それぞれ行動開始。オッサン夫妻&ダヤはいるかを見るとか見ないとか。高いとこ好き深いとこ好きなくまは、絶対絶対乗りたいのだーとだだをこね、96$/1人もする潜水艦アトランティス号に乗りに行くことに。8時45分の送迎バスで、ホテルニッコーとは全く逆方向の端っこにある事務所兼ヨットハーバーに連れて行かれる。途中、式場である教会のあるパレスホテルを見かける。さて、ヨットハーバーからプレジャーボートに乗って、約10分。何の変哲もない沖に突然浮上してきた潜水艦アトランティス号に感激し、乗り込んでは感激し、下側からの海面を見ては感激し、魚の大群を見ては感激し、珊瑚礁を見ては感激し、ダイバーの餌付けを見ては感激し、100フィート潜ったところの海の色に感激し、とりあえず、たいていのことに感激してから、約50分後に浮上する。潜水艦アトランティス号を下り、プレジャーボートに乗り移ってからも、ひたすら感激の余韻に浸りながら、無事おかの人となる。事務所でTシャツを買って、送迎バスに乗って、ホテルに戻る。11時半過ぎ。シャワーを浴びて、着替えて、化けて、12時前。でも、やっぱり待ち合わせは12時半にずれる(笑)。みんな揃ってから、タクシーでパレスホテルに。ホテルで昼飯。ビュッフェ方式。「日本人ならそば喰えそばー」ということで、ひたすらそばとオリーブを喰らっていたくまは「おかしな日本人」としてデジカメに残される。たらふく喰ってから、まだしばらく時間があったんで、ホテルの庭を歩くことに。庭から見える海やらプライベート崖やらを堪能し、14時くらいに教会前に。が、10分になって、前の組が式を始める。おやおや、10分からのはずでは?で、20分になり、30分が過ぎ…。暑さにだれてへろへろになっていた頃、ようやく主役のこざる&クラッチが登場。ほう、こざるにも衣装なのである(うそうそ)。でもって、クラッチはかなり緊張している。いやはや、人が緊張してるときの顔って面白い。写真撮影のあと、あんまり厳かな感じがしないまま、式は滞り無く進む。十字架をかたどったステンドグラスから入る光がきれいで、こざるたちもきれいに見える(ん?)。各々がキャンドルに火を灯し、でもって、二人でも火を灯し、目配せしながら指輪の交換をし、生じゃなくほっぺにchu-をし、日本語で誓いの言葉を言い、なかなかかわゆいお式であった。なにはともあれ、二度と見れないであろうかしこまったこざるが見れたのが、くま的には一番よかった。ま、これを見に来たんだが。でもって、写真もいっぱい撮った。クラッチの手がいけないとこにあったのも、ちゃんと写した。後で見しちゃる(笑)。それにしても、式の前、教会を見て「おれらももう1回挙げとく?」「うーん」などとほざいているオッサン夫妻に、でこピンしてみたくなったのを、なんとか堪えたくまはえらい?さて、式が終わって、どこかに連れ去られそうになっているこざる&クラッチ夫妻と、7時からハイヤットホテルで喰事をする約束をしてから、行きの5人でグアムプラザホテルに戻ることに。タクシーにただ乗りするため、ハイヤットホテル専属タクシーにグアムプラザホテル前のDFSまで行ってくれと頼む。ハイヤットホテル客の振りをして…。DFSで、またオッサン夫妻&ダヤチームと別れ、くまはKマートへ1$バスに乗って行くことにする。が、Kマートへ向かう道すがら1$バスに出会うだろうと思って歩き始めたはいいが、暑さのため、早々断念。ハイヤットホテル前からタクシーに乗ろうとすると、ちょうどKマート行きのバスが来たので、それに乗ったらすぐ着いた。ハワイでも行ってみたかったが行けなかったKマート、いったいどんな驚きがあるのだろうかとわくわくして行ったが、なんかただのスーパーだった。というわけで、おみやげ用にチョモロクッキーなるものとオリーブ(瓶)とピクルス(瓶)を買って、昨日行ったマクロネシアモールに行くことに。が、マクロネシアモールはKマートのすぐ隣なのに、乗ったショッピングモール巡回バスが逆回りするバスだったもんだから、最初に着いたのが、コストユーレスとかいう大型ディスカウントショップだった。目新しいので、そこで下りて、中に入ると、Kマートじゃ得られなかった驚きに出会い、感激する。でかい。広いんじゃなく、でかいのだ、何もかもが。というわけで、お上り気分で写真を撮って、店内を回る。ま、見学ともいう。いやはや、アメリカンな気分を味わえてよかったよかった、面白かった。さて、まだ時間があったので、真横のアウトレットショップにも行ってみる。カルバンクラインとか、リーバイスとか、他に香水とかのアウトレットものがいっぱい。20%はオフらしい。でも、ゆっくり見る間もなく、6時50分になってしまったので、バス乗り場へ。が、ホテル行きのバスは、7時発までないとのことなので、タクシーに乗ることに。「ヒルトンへ」「おいおい、ハイヤットだって」とグアムに来てまでぼけとつっこみをかましながら、タクシーに乗りこむ。7時ぴったりにハイヤットホテルのロビーに着くと、そこには揃ってハードロックカフェの紙袋を持ったオッサン夫妻&ダヤが。しばらくして、妹&妹友達参上。で、妹&妹友達がしばらく時間つぶしにどっか行ってるうちに、主役が登場。で、クラッチが妹&妹友達を探しに行き、他のメンツはこざるに案内されて、アルデンテへ。グアムで、イタリア料理を喰うというのもまた一興。全員揃ったところで、注文。英語だめーなくまは、注文を英語得意な人たちに任せて、勝手に呑む・喰う・しゃべるに徹する。ということで、ボーイが盆上の瓶ビールをこぼしたのをごまかすために、一部の人に注いで回ってたことは、見て見ぬ振りしておいてやった。で、まあ、とりあえず、出会いとか、なれそめとか、現在の状況とか、自己紹介とか、もらったケーキはどーしたとか、そんなことを聞いたりなんかして。知ってたけどな。それにしても、エビのクリームパスタがうまいのれす。で、気付くと、ここでも禁酒令が出てる人がぐびぐび呑んでたり、クラッチが赤く染まっていたり…。デザートまで喰って、最後には記念撮影なんかして店を後にする。いやはや、ごちっす。>>こざる&クラッチ。さて、10時くらいだったか? ここで妹&妹友達と別れ、残りの人たちで、ずるずるとハードロックカフェへ。と、まあ、やっぱりグアムでも呑むわけで…。禁酒令の出てた人までがぶがぶと。12時過ぎまで。その後、ホテルに戻って、荷造りして、風呂に入って、寝たのが、1時。
6月2日
リゾートの3日目は、腹が立つほど早い。3時にモーニングコールが鳴り、3時半に目を覚まし、シャワーを浴びて、着替えて、4時20分にチェックアウト。ツアー客の集合場所であるロビーでぼーっとしながら、お迎えバスを待つ。旅行会社の人からチケットをもらい、バスに乗り込み、まだ暗い中グアム国際空港へ。空港のアホみたいな数の人に驚きつつ、出国手続きを済ませ、チェックインし、空港内のカフェテリアでコーヒーをすすっていると、何を思ったのかカルバンクラインのリュックを買ってしまう。いやはや、リゾートはくまの財布の紐を緩くする。というわけで、帰りがけに荷物が増えたが、どうせ飛行機に乗るだけだし、気にしない。で、6時半(現地時間)発グアム発成田行きのコンチネンタルミクロネシア航空964便に乗ったとたんに爆睡。途中、まずそうな機内朝飯の匂いに目を覚ますも、苦い苺と甘いメロンを喰らい、またすぐ爆睡。というわけで、寝てる間に帰国。9時前(日本時間)。入国手続きを済ませから、9時25分の東京ディズニーランド行きリムジンバスに乗り、そこからまたも爆睡。50分ほどで到着。そこには朝から元気なディズニー野郎達がうじゃうじゃ。曜日を疑う程、うじゃうじゃ。次から次へと、うじゃうじゃ。こいつら、ちゃんと働いとんか?などと、よけいなお世話なことは考えず、さっさと浦安駅行きのバスに乗る。駅からはマイちゃりで。でもって、12時前には無事帰宅。着替えやら荷物の整理もそこそこに、爆睡。
いやはや、リゾートは疲れる。