縁起の悪い話

”今日から国公立大学の2次試験が始まりました”ってテレビで言ってた。
あ〜、思い出すなぁ。自分が受験したときのことを・・・。
交通事情を考えて、1週間前のちょうど同じ曜日に試験場まで予行演習なんかしてたお尻の青かった私。

なのに試験当日

「ちょっとぉ、はよ起きな遅刻するでぇ」と母親の声
時計を見て怒り爆発。まだ4時半やんか〜。起こすん早いわぁ!
「なに言うてるん!雪降ってるでぇ。どうするん?電車止まってまうがな(大垣弁)」
なぬー!大事な日なのに最悪ぅぅぅぅ
わっせわっせわっせ!急いで起きて着替えを済ませた

「おとーさん、今車にチェーンつけてるし。乗っけてってもらいぃ」
そうしよう。寒すぎる。
「もう、あの人はのそのそやって!遅刻してまうがな!ほんまにもう!」
まあまあ。時間はたっぷりあるんやし。電車は5時55分発なんやから。

と、思っている間にすぐ5時半。
うきゃー!おとーさん急いで〜!いってきま〜す
がこんがこんがこん!チェーン付きの車はなかなかおもしろい音を立てながら、進む。

あれ?おとーさん、どしてここで曲がるの?
「なに?彦根駅でいいんか?米原駅やぁ思ってたわ。先言わんかぁ!」
愕然。お、おとーさん・・・

急いでUターン。ああ、時計が時計が!54分を指している!乗り遅れるぅぅぅぅ!
「心配いらん。これ4分進んでるさかい」
呆然。お、おとーさん...

まあなんとか正確な52分に駅に到着!
いぇい!間に合った。
おとーさん、バイバ〜イと、大阪方面行きのホームから。
あれ?55分が過ぎたよ。琵琶湖ライナーはなぜ来ないの?

「え〜、雪のため、到着が遅れておりますー」とアナウンス
なぬー!遅れるって何分くらい???遅刻する〜!!!!
そわそわそわ。こんなことなら前の日から大阪入りしとけばよかったよ〜。ウルウルウル

はぁ、結局10分程度遅れてから琵琶湖ライナーはやって 来た。
ったくもう!ウルウルさせて。ウルウルしたら眠くなったよぉ。
...のに、寝れない。
なんでこんなときに限っていびきのうるさい客がす〜ぐ近くに座ってるねん!
しかも喫煙者。ぶぅぅぅぅぅぅぅ!私は早起きしたんだ〜!寝かせろー!
と心の底で思いながらも近江八幡を過ぎた辺からすやすやすやや・・・。

で、定刻通り、大阪到着。
むかつく。全然雪降ってない!!
まあ、いいや。阪急電車に乗り換えて、石橋で降りて、会場までとことことこ
なんとか予行演習通りに到着。ひとまず安心。

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帰り道。待兼山の坂をとぼとぼとぼ。
あか〜ん。小論文2が〜!世界史問題は完璧やったのにぃぃぃぃ。うるうるうる。
帰宅ラッシュの阪急電車でもみくちゃにされ、「もうこの電車には乗らんのかも・・・」と勝手に感無量状態。
けどまぁ、第1志望の試験が終わってほっとしたのか、大阪駅から彦根駅まではぐーすかピーの熟睡体制。

彦根駅から近江鉄道で彦根口駅まで。
相変わらずがらがら電車。これでも西武鉄道の親戚。創設者はあの西武百貨店の堤会長なのよ〜ん(といいつつ、定かではない)。

彦根口駅からうちまでは徒歩8分くらい。
大阪と違い、彦根はとっても寒かった。
日も落ち、あたりは真っ暗。
気分最悪でうちまでの道をとぼとぼとぼ

といきなり・・・

つるっ!

どん!

痛いぃぃぃぃ!

冬の彦根のマンホールは、よく”滑る”。
縁起の悪い話である。

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ま、こんな縁起の悪い目にあってたMeg男も無事受かりました。
そして無事卒業
で、今こんな生活・・・(涙)

ということで、受験生のみなさん、適当にがんばってくださいな(ものすごい人ごと的言い方)