・・・

どうしようもないくらい大きな不安
なにがどうなっているのかもわからない
いや、本当はわかっている
ただ、自分じゃどうしようもないだけ

本当は今はなにもしたくない
誰にも会いたくないのだけれど・・・
だけど、そんな気持ちも本当かどうかわからない

だれかにすがって泣きたいような・・・
でも、”だれか”ではダメなような・・・

やっぱりなにもわかっていないのかも
いや、わかっているくせに、わかっていないふりをしているのかも
もしや”ふり”かどうかもわからなくなっている??

友人たちとのたわいのないおしゃべりも
今は頭の上を通り越しているだけのような気がする

口で言ってることと心の中の気持ちが全然一致していない
もしかして一致しているのかもしれない・・・
ただ強がって、意地を張って
そんなことすらも・・・

「だれかにこの気持ちをわかってほしい」
そう思っているくせに、その反面
「私の気持ちなんて、結局私にしかわからない」
とため息をつく・・・
そんなことの繰り返し

なんて言いながら、”私”の気持ちすら、理解できていないのが現実

こんなとき「だれかが私を・・・」なんて思わないから
どっかの宗教に入らないですんできたのかもしれない

この化け物のような”もやもや”は
いったいいつになったら消えるのか?
一生消えなかったらどうしよう???

いや、こんな不安はすぐ消える!『とき』が解決してくれる!
そう自分に言い聞かせつつ
『とき』が解決したあとにタイムスリップできないかなぁ?
と意味不明なことを考えてしまう

やっぱりだれかに聞いてほしい!
そのだれかは”今”の人ではなく、”昔から”の人がいい
そう思って受話器を取るが、深夜なのに部屋にいない
ちっとも役にたたない”昔から”の人・・・

なにも同意を求めているわけでなく
今の自分の思いをただだれかに話したいだけなのに・・・

そんなことを考えつつ、時間は刻々と流れていき・・・
枕はどんどん重くなる

いま何時なのかもわからずに、知らないうちにおそってくる巨大睡魔
どんな”もやもや”もこれには勝てず、
「明日は明日の風が吹くから、...ZZZ」

私に与えられたつかの間の休息時間

目が覚めたらなにもかも解決していたらいいのになぁ
が、そんな虫のいいことは今まで一度も起こらなかった

そして、今日も朝を迎えた・・・