その中の1冊に大平健っていう精神科医の書いた『豊かさの精神病理』っつうのがあって、その本がかなり私の生き方および考え方に影響してる(・・・かもしれない)。内容は全然難しくなくて、なかなかおもしろい本です。世の中いろんな人がいるもんだ〜って、普通に見えて普通でない人って多いんだなぁって、思い知らされた感じ。
そして、「私はこうはなるまい!」って再認識させられた本だったなぁ。でも、今はちょっと考え方変わった。「普通ってどんなんだ?」ってね。
半年ほど前、その続きみたいな本で、『やさしさの精神病理』ってのが出てた。即買って読んだ。ふむふむって感じ。でも今度はどっかこころの中に突き刺さるような感じを受けた。
『やさしさ』ねぇ。『愛情』とか一緒で、私が一番苦手な言葉の一つ。言われるのも言うのもあまり好きじゃない。好きじゃないって言うか、なんかこう照れくさいっていうか、うそくさいっていうか。そういうものって感じるものであって、口に出していうものじゃないって思ってるのです。はい。
ま、要するにMeg男は照れ屋さんだってことで・・・。
ただ、押しつけられるのはヤだな。当然押し売るのもイヤ。『やさしさ』にしろ、『愛情』にしろ・・・。ま、他の人がそんなんするのはいいねん、私が絡まないなら・・・。
『やさしさ』とか『愛情』の押し売りって、言葉自体はとても崇高なものっぽいから、押し売られても断れないっていうか、う〜ん、難しいなぁ。要するに、『やさしさ』とか『愛情』って言葉を盾にして好き放題されると、こっちとしちゃどうしようもなくなっちゃうよぅってことだな。
気をつけよっと!