【TAMAの覚え書き(2)】・・・・・・・・「映画の小道具たち」を書くために、色々なビデオ作品等を観直した時の感想など。 |
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1999.9.25 『映画館で初めて観た作品は・・・?』
幼い頃、映画館で観た『東○こどもマンガ祭り』などの作品は別にして、 「私が初めて映画館へ行って観た作品は何だったのだろう?」と思い出してみると・・・。 それは『未知との遭遇』だったような気がする。 (『未知との遭遇』は、観た後で宇宙人との交信メロディを真似して遊んだおぼえがある。) 私が通っていた中学校では、年に数回、校外映画鑑賞会というものがあり、 希望者は決められた日時に、それぞれ映画館へと出掛けて行ったのである。 作品は、『八甲田山』とか『柳生一族の〜〜』(笑)などといった邦画が多かったように 記憶しているが、『未知との遭遇』『リトル・ロマンス』等、洋画もたまにはあった。 『リトル・ロマンス』のダイアン・レインは、まだ10代の少女でとにかく美しかった。 ダイアン・レインと私は同じくらいの年齢なのだが、 当時、「学区外へ出掛けるときは制服着用」とか、「飲食店への出入りは禁止」とか、 小うるさい校則に縛られていた私には、ダイアン・レインがとても大人びて見えた。 この話は、アメリカの少女(ダイアン・レイン)がフランスの少年(テロニアス・ベルナール) と偶然出会い(ベルサイユ宮殿が出てきたのだから、多分出会いはフランスだったのだろう) 「永遠の愛を得る伝説」を信じてベニスへ向かうといった内容だ。そんな無茶苦茶な・・・。 なんたって、未成年のくせに学区外どころか国外へ出掛けるんだもの。(笑) (今考えると、こっぱずかしい筋書きだな・・・。) ダイアン・レイン&テロニアス・ベルナールがベニスへ向かう途中に出会う、 理由あり老人はローレンス・オリビエ。 その時は知らなかったけど、監督は・・・、『スティング』『明日に向かって撃て』『ガープの世界』の ジョージ・ロイ・ヒルだったのだ。書いてるうちに『リトル・ロマンス』を久しぶりに観たくなった。 (豪華な顔ぶれ!そういえば、テロニアス君は、あの後俳優になったのかな?) 現在はレンタル・ビデオ屋さんも多くなり、その内容も充実していて、値段もお手頃。 また、BS,CS,ケーブル放送の発達や、DVDの普及も進んでいるようだし・・・。 おかげで自宅にいながら手軽に映画作品を楽しめて、映画好きには嬉しい限りだけど、 やはり映画館で観る映画っていいよね。何かが違うんだろうな、きっと。 で、映画館へ行ったら、必ずパンフレットを購入していた私。(かなりの冊数になっていた。) それなのに度重なる引っ越しの際、その殆どを処分したり、紛失してしまったのである。 今、こうして映画のHPを作っていて、「あのパンフが手元にあればなぁ〜っ!」って後悔しきり。 (『未知との遭遇』『リトル・ロマンス』のパンフレットも当然なくしている・・・。) パンフレット、これからは大切にとっておこう。 ところで、みなさんが「初めて映画館でご覧になった作品」は何でしょうか? これも【掲示板】に書き込んでくださると嬉しいです。よろしくね。 |
1999.9.17 『ニコラス・ケイジとアロハシャツ』
今回は、私の趣味に走って、ニコラス・ケイジのお話を・・・。 私が初めてニコラス・ケイジを知ったのは、10年以上前のこと。 『赤ちゃん泥棒』という作品での彼は、現在より多少は髪の毛が多かったように思う。(笑) (『赤ちゃん泥棒』の時は、髪型もなんだか変だったけど、好きだから許す。/笑) この作品中の彼は、スーパー専門の強盗犯だった。で、決まって投獄される。 ドジな泥棒役、ニコラス・ケイジは、腕に“おちゃめな鳥の入れ墨”をほどこし、 いつも派手なアロハシャツを着ているような男である。 アロハシャツは、何パターンかあって、見ているだけで私は楽しくなってしまうが、 なかでも、彼には赤い花柄のアロハシャツが似合っていた。 その後、ニコラス・ケイジは色々な作品に出演し有名になっていくのだけど、 最近では・・・(勝手に名付けて)「ニコラス・アクションもの3連発!」(注1) (注1:『ザ・ロック』『コン・エアー』『フェイス/オフ』) の中の一作品、『ザ・ロック』のラストシーンでアロハシャツを着ていた。 この作品中では、FBIの科学班というお堅い役柄のニコラス・ケイジがスーツ姿で登場し、 途中、アルカトラズ刑務所へ潜入する際には、戦闘用のジャンプスーツらしきものを着用している。 だから、アロハシャツは、ごく短いシーンのみだ。 一瞬ながら、この時のニコラス・ケイジは、すごくアロハシャツが似合っていて、見る度に思わず 「お〜〜〜〜っ!やっぱり、ニコラスにはアロハシャツよね〜!」ってにんまりしてしまう私がいる。 ところが、「ニコラス・ケイジ=アロハシャツが似合う」の思い込みをぶち壊すような作品もある。 汚職刑事役の『スネーク・アイズ』が、それであった・・・。(苦笑) のっけから滅茶苦茶テンションの高いニコラス刑事・・・いや、これは変換ミスだな、ごめんなさい。 えっと・・・、ニコラス・ケイジは、ド派手な黄色のアロハシャツをまとい、(一応、上にジャケットは着てるけどね) 腕時計・指輪・ブレスレット・ネックレス・携帯電話にいたるまでゴールド系で決めてる・・・といった、 もうホントに趣味のよくないおじさん(注2)なのだ。(アロハの胸元も妙に暑苦しいし・・・。) (注2:1964年1月生まれ。35歳。嘘みたいだけど、メグ・ライアンよりも年下である。) しかし、残念なことに、この作品ではニコラス・ケイジの高いテンションが長続きしない。 その原因は、ある出来事のため「テレビ映りをよくする」目的でスーツに着替えてしまうからだと思う。 確かにハラハラするものの、なんとなく印象が薄い『スネーク・アイズ』。 できることなら、悪趣味なアロハシャツ&ゴールド系のままのニコラス・ケイジをもっと、見たかったな! (「な〜〜んだ、結局アロハ姿のニコラス・ケイジが好きなんじゃない?」「・・・ですね。」/笑) それに、アロハシャツのままだったら、もっと違う展開になったのではないだろうか?ならないか・・・。 私の好きなニコラス・ケイジ。彼はスタイルがいいので、結構なんでも似合うと思う。 ランニング(『月の輝く夜に』『コン・エアー』)も、は虫類柄のジャケット(『ワイルド・アット・ハート』)も、 タキシード(上記『月の〜』)もいいし、もちろん、スーツも制服姿もいい! (ただ、天使の服(『シティ・オブ・エンジェル』)はちょっとなぁ・・・。) それでもアロハシャツ姿のニコラス・ケイジは別格である。 特に、『ザ・ロック』のラストシーンは好き・・・。(今回は、やけにくどい文章ですみません。) 近頃、ニコラス・ケイジが『スーパーマン』をやるとかやらないとかってウワサがあるけれど、 彼にはスーパーマンの衣装よりもアロハシャツを着た役の方が数倍いいと私は思うなぁ。 ニコラス・ケイジには、ぜひ年をとっても、アロハシャツの似合う俳優さんでいてほしいものです。(^O^) ***** 以上、TAMAの独り言でした。 ***** |
1999.9.13 『左ききの役者たち・・・その4』
先日、テレビで『プリティ・ウーマン』を放映していた。 「久しぶりだなぁ〜!」と思って、観ていたら・・・、ここにも左ききの役者さん発見! それは、ジュリア・ロバーツである。 『プリティ・ウーマン』での彼女は左手でペンを持ち、サインをしていた。 (新作、『プリティ・ブライド』という作品では、ジュリア・ロバーツ&リチャード・ギアが再共演しているらしい。監督も『プリティ・ウーマン』と同じゲーリー・マーシャル。) たまたま私の手元にあったテープを観直すと、 『陰謀のセオリー』でのジュリア・ロバーツは、左手で銃を構え、左手で手錠の鍵をはずしていたし、 『愛に迷った時』では、やはり左手にペンを持ち、左手で包丁を握って料理を作っていた。 (『愛に迷った時』は、地味だけど、なかなか面白い作品です。) 「これは・・・、ビッグな左きき女優さんの発見だ〜っ!」と嬉しくなってしまった私。 (ジュリア・ロバーツの出演作、もっと他にも観直したいな〜!) では、改めてジュリア・ロバーツさんを左ききの役者さんに追加したいと思います。(^_^)v |
1999.9.3 『左ききの役者たち・・・その3』
「またまた、みぃ〜〜つけたぁっと!」 “左きき”の役者さん、第3弾。 あぁ、どうして、今までこの役者さんを忘れていたのかなぁ〜? 私の一押し映画『ベティ・ブルー・インテグラル』のゾルグ役、 ジャン・ユーグ・アングラードのことを・・・。 彼は『ベティ・ブルー〜』の作品中、小説家を目指す男性を演じているが、左手でペンを持ち原稿を書いている。(小説を書くシーンは何度かあったが、全て左手!) また、『世界で一番好きな人』でも、ペンは左手だったし、部屋の鍵を開けるときも左手でキーを回していた。 昔の作品になるけど、『ニキータ』での彼は、スーパーのレジ係。やはり、ここでも左手でレジスターを打っていた。 彼の出演作は他にも観ているのに、(『キリング・ゾーイ』『サブウェイ』『王妃マルゴ』・・・等) これらの作品はノー・チェックで観た。惜しい〜。また、機会があれば観直したいな・・・。 それから、もうひとり左ききの役者さんにノミネートしたいのが、マット・ディロン。 彼の昔の作品も、ノー・チェックだが、『ワイルド・シングス』では、かなり左ききの線が強いと思った。作中の役柄は高校の指導カウンセラー。まず、黒板に文字を書くのが左手だった。その後、訴訟の示談書らしい書類に左手でペンを持ちサインをする。謎解きの要素があるので詳しくは書けないけど、ある事件の際、彼は銃を左手で構える、これまた、ある事件の時、彼はペンチを左手で握っていた。 これも、最近の作品だけど、『アルビノ・アリゲータ』のマット・ディロンもピストルを左手に構えていた。(でも、ビリヤードは右手だったな〜) 「左手で文字を書くこと」をノミネートの基準にして、(勝手に決定!/笑) ジャン・ユーグ・アングラードさんとマット・ディロンさんを、“左ききの役者さん”に加えたいと思います。 |
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