このページは、わたしたちの教会(日本キリスト改革派・松戸小金原教会)で、教会員の子供や、初めてキリスト教を信じる人が、正式の教会員になるための具体的な手引きです。
(1993年、教会学校中高科の学びのテキスト「わたしたちの教会」からまとめたものです。)
教会員の子供 |
初めて信じる人(子供) |
初めて信じる人(成人) |
幼児洗礼(未陪餐会員となる) | ↓ | ↓ |
↓日曜学校などの教育 | ↓日曜学校などの教育 | ↓教会に出席し信仰が養われる |
↓分別年齢になったら ↓信仰告白の準備 |
↓分別年齢になったら ↓信仰告白と洗礼の準備 |
↓信仰告白と洗礼の準備 |
↓信仰告白試問 | ↓信仰告白と洗礼の試問 | ↓信仰告白と洗礼の試問 |
信仰告白式→陪餐会員となる | 洗礼式→陪餐会員となる | 洗礼式→陪餐会員となる |
◆教会員の区分 (日本キリスト改革派教会の場合) 現住会員 現住陪餐会員
現住未陪餐会員(契約の子)陪餐会員は教会の全ての権利義務を有する会員です
通常の教会員の子供他住会員 他住陪餐会員
他住未陪餐会員会員籍はあるが、遠くに住み、
他教会に出席している人別帳会員 成人、子供 教会員としての義務を果たさなくなった人
はじめに
●神さまをほんとうに信じ、年齢・発育もある段階に達したときには、信仰告白をして、正式な教会員になるのが通常のキリスト者の生き方です。
●信仰告白は、わたしたちの教会では、次の6ヶ条を誓約します。
●誓約は、形だけの儀式ではありません。その内容がよくわかって、心から神さまと教会員の前で約束できるものでなければなりません。教会役員(小会)の試問で、そのことが問われます。
信仰告白および洗礼の誓約
1.あなたは、天地の造り主、唯一のまことの神のみを信じますか。 2.あなたは、自分が神のみ前に罪人であり、神の怒りに値し、神のあわれみによらなければ、望みのないことを認めますか。 3.あなたは、主イエス・キリストを神のみ子、また罪人の救い主と信じ、救いのために福音において提供されているキリストのみを受け入れ、彼にのみ依り頼みますか。 4.あなたは今、聖霊の恵みに謙虚に信頼し、キリストのしもべとして、ふさわしく生きることを決心し、約束しますか。 5.あなたは最善をつくして教会の礼拝を守り、その活動に奉仕し、教会を維持することを約束しますか。 6.あなたは、日本キリスト改革派教会の政治と戒規に服し、その純潔と平和のために務めることを約束しますか。 教会員になるとき、
このような誓約をします。信仰告白式・洗礼式で
牧師
「この誓約を受け入れますか。」わたし
「神と教会の前に、つつしんで誓約いたします。」
では、六つの誓約について考えてみましょう
1.第一の誓約
あなたは、天地の造り主、唯一のまことの神のみを信じますか。
●神さまを知るための最も大切な書物が、聖書です。
●あなたは、聖書をどれだけ読みましたか?
また、教会の礼拝で、聖書の教え(牧師の説教)を聞きましたか?
●聖書の中から、わたしたちが神さまについて信じなければならない知識を短くまとめたものが、
「使徒信条」です。(使徒信条は、聖書ではありません。これは、わたしたちの信仰告白です。)
●神さまは、
@ただ一人のお方です。
A三つの人格を持っておられます。
これを、三位一体(さんみいったい)といいます。→三位一体の神
◎父である神--------(造り主)
◎子である神--------(救い主)
◎聖霊である神------(助け主)※この誓約は、「天地の造り主」とのべていますが、これは父である神だけでなく、三位一体全部をふくんだ唯一の神さまを信じますか、ということです。
●もうすこしくわしい説明● 旧約聖書(39巻)主な内容
◆天地創造
◆人間のはじめ
◆人間の堕落(罪)
◆神のさばき
◆神の律法(十戒)
◆イスラエルの歴史を通して働かれる神
◆救い主の預言新約聖書(27巻)主な内容
◆救い主の誕生と生涯
◆キリストの救いの完成
(十字架と復活)
◆使徒の働きと教会
◆救いについての教理
◆信仰生活の注意と訓練
将来の約束など
◆最後の審判使徒信条
我は天地の創り主、全能の父なる神を信ず。
我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。
主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天にのぼり、全能の父なる神の右に座したまえり。かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審きたまわん。
我は聖霊を信ず。
聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、永遠の生命を信ず。アーメン旧約・新約合わせて一つの聖書です。(66巻)
2.第二の誓約
あなたは、自分が神のみ前に罪人であり、神の怒りに値し、神のあわれみによらなければ、望みのないことを認めますか。●聖書の教えによれば、人間はみな生まれつき罪を持っていて、神さまから見放され、罰を受けて、しまいには滅びてしまうのが当たり前なのです。
●罪とは、自分が良いとか悪いとか感じる気持の問題ではなくて、聖書の教え(特に十戒)に従わないか、または、ほんの少しでもこれに背くことです。これが神の怒りを受ける原因なのです。
●この罪は、あまりにも大きすぎて、自分の力で逃れることは絶対にできません。
●しかし、神さまのあわれみによって、一つだけ、わたしたちに望みが与えられています。それが、イエス・キリストによる救いなのです。
※あなたは、このような罪の状態にあることを認めるかどうか? というのが第二の誓約です。
●もうすこしくわしい説明● 罪についての聖書の教え
A.罪とは、神さまの「律法」に従わないこと、また、少しでもそむくことです。
B.「律法」(十戒)は、わたしたちに罪を気付かせる鏡のようなものです。
C.生まれつきの人間は誰一人、罪を持たない者はいません。
D.神さまは正義のお方です。、罪を絶対に見逃すことはありません。必ず罰と滅びを与えます。
E.人間は、いくら良いことをしても、道徳的に優れた者になっても、罪を償うことはできません。
※少し難しいかもしれませんが--
罪とその罰
罪の性質
原罪→人間が生まれつき持っている腐敗した悪い性質。
現実罪→腐敗した性質により、次々と現れてくる悪事。
罪の結果
悲惨さ→罪の結果、その罰で、多くの苦しみ悩みを受けなければならない。
死→最終的な刑罰が死である。
@魂の死:神から見放された状態
A肉体の死:体が失われること
B永遠の死:最終的苦しみの状態救いについての聖書の教え
A.罪の全くない人が身代わりになって刑罰を受けてくれなければ、罪を赦されることはありません。(完全な犠牲が必要)
B.神さまは、わたしたちを愛して、完全な犠牲を与えて下さいました。
C.それがイエス・キリストの十字架の死です。
D.わたしたちは、イエス・キリストを「わたしたちの救い主」と認める(信じる)ことによって、ただそれだけで、罪が赦されます。
E.神さまに「罪がなくなった」と認められることを「義認」といいます。3.第三の誓約
あなたは、主イエス・キリストを神のみ子、また罪人の救い主と信じ、救いのために福音において提供されているキリストのみを受け入れ、彼にのみ依り頼みますか。●世の中には、イエス・キリストについて、いろいろな見方があります。
(えらい人間だった。 キリスト教の教祖だった。など)
●しかし、聖書の教えでは、ただ立派な人間というのではなく、「神さまそのもの」であり、神さまがわたしたちの救いのために、人として生まれて下さった方であるのです。
●わたしたちは、イエス・キリストについて、福音において提供されている(つまり、聖書に示されている)とおりに、救い主として信じ、受け入れなければなりません。
●「あなたにとって、イエス・キリストとは、どういうお方ですか?」 と質問されたら、どう答えますか?「イエスさまは神さまであり、わたしたちの救い主であり、わたしたちが依り頼むべき主です」 という意味のことが言えるでしょうか。
●もうすこしくわしい説明● クリスチャンのイエス観
イエス・キリストは、神の子(神そのもの)であって、わたしたちの救い主である。※救い主は、
ヘブライ語では、「メシア」
ギリシア語では、「キリスト」
イエスは個人名で、キリストは称号です。イエスさまの救い主としてのお役目
(聖書の教えていること)
1.神さまが人となって下さったお方。
@神さまの性質と、A人間の性質の両方を持っておられる。(二性一人格)
2.聖霊によって、マリアより生まれたこと。(罪を持たないお方)
3.罪の救いの(贖い)のために三つの役目を果たして下さる。
※(キリストの三つの職務)
4.救い主(贖い主)として、高い神の身分から、低い「しもべ」の身分になって下さった。(身代わりの苦難と死)※(参考)キリストの三つの職務
@預言者
神の言葉を人に教える役目
(イエス自身が神の言であった。)
A祭司
神に犠牲を捧げる役目
(ご自身が、ただ一度で、完全な犠牲となって下さった。)
B王
わたしたちを、守り、治める役目
(今も、いつも、悪から守り、最終的には神の国を実現させる。)4.第四の誓約
あなたは今、聖霊の恵みに謙虚に信頼し、キリストのしもべとして、ふさわしく生きることを決心し、約束しますか。●わたしたちが、イエス・キリストを信じて救いを受けるには、聖霊による導きが必要です。
●聖霊は、目には見えませんが、わたしたちの心の中にはたらいて、一人一人を確実にキリストの救いに導いて下さる神さまです。
●聖霊のはたらきとは、何かモヤモヤした抽象的なものではなく、下の参考(表)のように、確実に(早い遅いはあっても)進行していくのです。
●聖霊のはたらき(恵み)を受けるのは、何か特別な、超能力のようなものではありません。
教会で、三つのこと(下記)を繰り返すことによって、だんだんと深められていくのです。
●聖霊に導かれていることの証拠は、自分がどれくらい感謝の生活ができるようになったかということで判断できます。
●感謝の生活とは、聖書の教え、とくに「十戒」で示されているような生き方です。キリストのしもべとは、こういう生き方をする人のことです。
●もうすこしくわしい説明● 聖霊の恵みを受けるには
クリスチャンは、聖霊によって信仰が与えられ、恵みを受け、成長するのです。 ふつうの理性を持った人ならば、通常、次の三つの方法で信仰が深められていくのです。
1.御言葉(みことば)
(聖書の教え、説教を聞く)
2.礼典(洗礼と聖餐)
3.祈り
※これを恵みの外的な手段といいます。聖霊のはたらき ↓わたし(罪人)の変化
◆招き(召命)↓御言葉(聖書の教え)を聞くことによって、救いに招かれる。
◆再生(新生)↓キリストに結びつけられ、再生が始まる。
◆信仰 ↓キリストを知る知識と信頼が増し加わる。
◆悔い改め ↓罪がわかり、新しい生き方を求める。
◆信仰告白 ↓キリスト者として生きる決心をし、信仰告白し、洗礼を受ける。
(こうして、具体的に教会員となる)
◆この世での祝福↓(※義とすること、子とすること、聖とすること)
◆感謝の生活↓「十戒」で示さされているような生活ができるようになる。
◆聖徒の堅忍↓キリスト者は、最後まで信仰が守られること。
◆死の時の祝福↓聖化の完成
◆最終的な祝福→(キリストの再臨→からだの復活、永遠の生命)5.第五の誓約
あなたは最善をつくして教会の礼拝を守り、その活動に奉仕し、教会を維持することを約束しますか。
●信仰告白をすると、陪餐会員という教会員になります。神さまの救いは「契約」ですから、神さまに対する義務が伴います。
●義務で、一番大切なことは、主の日の礼拝を守ることです。
●礼拝は、神さまとの交わりですが、教会員の交わりも大切なつとめです。
●奉仕についても、何か教会のために責任をもって努力する分野を考えておくとよいでしょう。
●献金は、教会を維持するための大切な奉仕で、教会員の義務となっています。
●献金のうちで、最も大切な義務は維持献金です。忘れたり、遅れたりせず、一定額(約束額)を月ごとにきちんと献げる心構えが大切です。
(金額について、もし迷うようなことがあれば教会の長老や執事に遠慮なく相談しましょう。教会には具体的な献金の手引きもあります。)
●もうすこしくわしい説明● 教会員のつとめ(義務) ●教会生活において
1.主の日(日曜)礼拝をまもること。
2.教会員のまじわりを大切にすること。
3.奉仕をすること。●世の中の生活において
4.キリスト者としてのあかしをすること。※参考知識
時間をささげる奉仕(例)
(これは教会のために仕事をすること)
1.教会の役員のはたらき
(牧師、長老、執事など)
2.奏楽者や礼拝当番
(司会、受付、接待など)
3.日曜学校の奉仕(教師、庶務など)
4.各会の活動(婦人会、青年会など)
5.教会内外での伝道活動
(案内配布、人々を教会に導くなど)
6.初心者、新来会者などのお世話
7.欠席者や困っている人への心配り)
8.病者への祈り、訪問、慰めなど
まだまだ、いくらでもあるでしょう。財をささげる奉仕
(これは献金をすることが中心です)
●献金の種類(松戸小金原教会の例)
@維持献金:毎月定額の約束献金で、 教会員の最も大切な義務です。
A礼拝献金:礼拝でささげる献金。
B特別献金:イースター、クリスマス、夏 季献金等)
C感謝献金:誕生、入学、卒業、就職、 結婚等、個人の感謝を表す献金。
D目的献金:会堂建築、対外援助 等、 特定目的の献金。
●いくらささげるか?
旧約時代は、全収入の1/10が義務でしたが、現在は定めはありません。自分の収入に応じて、自発的に額を決めます。※怠惰な者への処置として: 教会員が、2年間住所不明であったり、また2年間礼拝に出席せず、維持献金をせず、また、教会に関心を示さない場合は、復帰させるための努力を払った後、別帳会員に籍を移されます。(別帳会員が再び義務を果たすようになれば、元の籍に戻ることができます。) <政治規準による> 6.第六の誓約
あなたは、日本キリスト改革派教会の政治と戒規に服し、その純潔と平和のために務めることを約束しますか。●教会は、キリストをかしらとする一つの王国のようなものです。国に政府と憲法があるように、教会にも役員組織と規則があって、秩序正しく活動が行われています。これが教会政治です。
●教会の正式な役員は、牧師と長老と執事です。
●教会の最高機関は小会で、牧師と長老からなる会議です。(改革派の場合) このような組織によって教会を治めるしくみを「長老制」といいます。●わたしたちの教会には、教会憲法といわれるものがあります。
@信仰基準------これは、ウエストミンスター信仰告白と、大教理問答・小教理問答からなります。
A教会規程------政治規準、訓練規程、礼拝指針の三つです。
これに基づいて、教会員の教育と訓練がなされるのです。●信仰は、神さまとの「契約」ですから、聖書の教えに反するような行動をした場合は、当然、処分が伴います。それを戒規(かいき)といいます。(訓練規程の中に定められています。)
(戒規の目的は、悔い改めてもう一度神の教えに従うように立ち帰らせること。)
●わたしたちは、このようなきまりもよく心得ておいて、教会全体が潔く、平和に保たれるように務めなければならないのです。
●もうすこしくわしい説明● 日本キリスト改革派教会の役員
●牧師(教師): 神のことばを教え(説教)、礼典を執行し、教会員を指導する。
●長老(治会長老):説教はしないが、牧師と共に教会を治め、教会員の指導に当たる。
●執事:教会員に愛の奉仕をし、困った人を助け、献金や財務などの教会実務の管理に当たる。(執事会を構成する)
教会を治める組織(改革派の場合)
●小会:牧師と長老からなる会議で、
これが一つの教会の最高機関です。@積極的な訓練 [教会員の訓練]
1.教会員の子供の教育。
(信仰告白に導かれるように)
2.教会員が正しい信仰を持つために。 (礼拝と教育を通じて)
3.道徳的な間違いを犯さないように。
4.教会員の義務を果たすように。
(例)
・礼拝出席、維持献金、奉仕をきちんと行う。・欠席、旅行、病気等は教会に連絡する。・住所が変わったら、他住会員になるか、または近くの教会に会員籍を移す。など、
(礼拝指針、訓練規定による)
A消極的な訓練(戒規)
1.訓戒----違反者に警告し、注意を促すこと。
2.停止----一般教会員は聖餐停止。教会員にとって不名誉な処置です。
3.除名---教会員籍を除かれること。(教会員にとって最も重い処分です。)
4.免職----これは役員がその職務を取り去られることです。
(訓練規定による)
※教会の戒規は、神への違反に対して、信仰と良心に警告を与える、教会内だけの処置で、罰金とか、社会的な制裁ではありません。以上で、六つの誓約ができますか? 以下は、参考知識と付録(Q&A)です。
(1)礼典について
●洗礼(バプテスマ)について
@洗礼は、イエス・キリストを救い主と認め、信仰告白する者が受けることができます。
A洗礼は、キリストを信じる者が、確かに神の国に受け入れられているという約束(契約)のしるしです。(教会員としての加入式でもあります。)
B洗礼は、受けても受けなくてもどうでもよいのではなくて、キリストの命令として守るように教えられています。
※ふつう、牧師が頭に水を滴下することによって行われます。●聖餐(主の晩餐)について
@パンとぶどう酒によって、キリストが十字架でからだを裂き、血を流して下さったあがないの恵みを、身に感じておぼえるのです。
◆パン----キリストのからだ(肉)をあらわす。 ◆ぶどう酒----キリストの血をあらわす。
A聖餐式の時、聖霊のはたらきによって、キリストが共にいて下さることが実感され、信仰が成長するのに益となるのです。
B聖餐を受けることができるのは、信仰告白をし、洗礼を受けた教会員(陪餐会員という)だけです。他教会の会員でも受けることができます。
※パンとぶどう酒は特別のものではなく、しるしに過ぎません。信じていない者が受けても、何の効果もないばかりか、かえって主を冒涜することになりますから、避けなければなりません。(2)教会について
●見えない教会と見える教会
@見えない教会----「使徒信条」でのべられている「公同の教会」がこれです。世界でただ一つの教会であり、イエス・キリストをかしらとする、過去・現在・未来のすべてのキリスト者の集まりです。現在、その全体の姿を見ることができませんので、これを「見えない教会」といいます。
A見える教会------「公同の教会」は、この世の中では、各地域や民族などに分かれて、具体的に、組織や建物を持った□□教会という姿で存在します。これが「見える教会」の部分です。松戸小金原教会もその一つの部分です。●わたしたちの教会 ----日本キリスト改革派・松戸小金原教会とは---
歴史で、宗教改革について学ぶでしょう。16世紀に、当時のローマカトリック教会が腐敗堕落したので、それを改めるために起こった教会改革運動です。「改革派」の名前は、スイスのジュネーブ教会で、カルバンという人が指導した、「忠実な聖書の教えに立ち帰ろう」という改革運動からきています。わたしたちの教会も、その流れを引き継いでいる教会なので、「改革派教会」というのです。
なお、日本キリスト改革派派は教派の名前、松戸小金原教会は教会名です。
※参考 教会が正しいか、腐敗しているかを見分けるしるしがあります。
A.みことば(聖書の教え)が正しく説かれているか。
B.キリストの定められた礼典が正しく執行されているか。
C.教会員の訓練(戒規)がきちんと行われているか。(3)キリスト者のあかしについて
@証し<あかし>とは、「証明する」あるいは「証拠を見せる」という意味で、ここでは、「クリスチャンにふさわしい態度をとる」ということです。
A家庭、学校、社会生活での基本的な心構えの幾つかを下に記しますが、わたしたちの日常生活は、個人個人みな違いますから、具体的な行動は自分できめなければなりません。
Bクリスチャンは、日本人の1%で、99%は聖書の教えを知らない人たちですから、いろいろな機会に隣人に伝道するということも大切です。
※考えよう:
聖書の教えを、家庭や学校で守る場合、どんなことが困難ですか?
●キリスト者のあかしの心構え●(若い人の例) 家庭生活で(子として)
1.「あなたの父母を敬え」(十戒)が基本です。親がクリスチャンであろうとなかろうと、尊敬の態度をとり、不遜な態度をとらないこと。
2.しかし、親であっても、明らかに「主」の教えに反する場合は、「主」に従うことを第一とする。(この場合でも、反抗的にならず、忍耐と謙遜をもって誠実にふるまう。)
3.家庭で、どんなに忙しくても、1日に一度はデボーション(聖書を読み、祈る)の時間を生み出すようにする。学校生活で
1.勉強と成績----よい成績、よい学校・学歴をめざして努力することは、決して悪いことではない。しかし、それが人生の目的であってはならない。人生の目的は、「神の栄光をあらわす」ことであって、学問・学歴はそのための手段の一つと考えること。
2.友人関係----いちばん気になることは、「自分が皆からどう思われているか」とうことで、喜びや苦しみや悩みの原因はほとんどここにある。----結論だけ述べると、「人からどう評価されるか」よりも、「主からどう評価されるか」を規準に、自然な態度で人に接するとよい。社会生活・職業生活
1.自分の置かれている立場や職業を通して、「神の栄光をあらわす」ことが基本的な心構え。
2.自分がキリスト者であることをかくさない。
3.自分の与えられた仕事を熱心に行って、実績をあげ、人々の信頼を得ること。----これがキリスト者の証しであると同時に、人々の心をキリストに向ける伝道にもつながってくる。
:聖句:
愚かな者としてではなく、賢い者として、気を配って歩みなさい。
(エフェソの信徒への手紙5:15)
付録 あなたは、どれだけ答えられますか?
*穴うめのまとめ
*穴うめのまとめ
*穴うめのまとめ
*穴うめのまとめ
*穴うめのまとめ
*穴うめのまとめ Q&A どうも、おつかれさまでした。 |
Q&A | 三択 | 穴うめ ※(これと違う言葉の正解もあるでしょう) |
1 | 1-3,2-1,3-2 | 1(39)(27)(66)、2(使徒信条)、3(父)(子)(聖霊)(一人) |
2 | 1-2,2-3,3-2 | 1(死)、2(義)(救い主)、3(罪)(からだ)(永遠) |
3 | 1-2,2-3,3-1 | 1(メシア)(キリスト)、2(神)(人)、3(マリア)(罪) |
4 | 1-1,2-3,3-3 | 1(教会)(礼拝)、2(洗礼)(聖餐)(イエス)、3(主の祈り) |
5 | 1-2,2-1,3-2 | 1(交わり)、2(維持)、3(あかし) |
6 | 1-2,2-3,3-1 | 1(牧師)(長老)(執事)、2(信仰)(教会)、3(聖書) |