プリンプリン物語
 
(2021年4月登録)
 

(上)オサゲ モンキー ランカー ルチ将軍 
(下)カセイジンプリンプリンボンボン  
          
私が子どもの頃(昭和です)、NHK総合テレビの平日夕方6時台は人形劇の時間でした。数ある人形劇の中で、私が最もよく見ていたのが「プリンプリン物語」です。とは言っても、私は子どもと呼べる年齢ではなく、既に大学生になっていました。 高校までは部活動で夕方のテレビは見られなかったのですが、大学では部活をしなかったことで状況が変わり、授業が終わって家に帰ると大体6時。そこに可愛いプリンプリンが迎えてくれるってのがうれしかったという感じでした。 声を担当する石川ひとみさんの声もきれいで可愛くて夢中になっていました。
主人公のプリンセス・プリンプリンは、何らかの事情で赤ん坊の時に守護のモンキー、王冠とともに海に流されていたところを漁師に拾われ、王冠からプリンセス(だろう)として育てられます。少女に育ってからは仲間たちと祖国を探す旅をするなかで、 いろいろな国を訪ねては混乱に巻き込まれるという話です。一緒に旅をするカセイジン、ボンボン、オサゲ、モンキーもいい感じですし、ランカーを初めとする敵役やその他の登場人物たちも個性が強烈でした。
イラストを描くに当たり、敵役は人数が限られます。ランカーは最初から最後まで登場したと思いますが、行く先々で様々な人に出会うため、登場人物は膨大です。その中で、印象が特に強烈だったルチ将軍を代表で描いてます。
そうそう、主題歌はもちろん今でも歌えますよ。

【プリンセス・プリンプリン】
ヒロイン。仲間とともに祖国を探す旅をする。
【カセイジン】
プリンプリンとともに旅をする。予知能力がある。
【ボンボン】
プリンプリンとともに旅をする。自称プリンプリンのボーイフレンド
【オサゲ】
プリンプリンとともに旅をする。足が速く食いしん坊
【モンキー】
プリンプリンとともに旅をする。超能力を持つ猿
【ランカー】
兵器を扱う死の商人。プリンプリンに一目惚れし追い回す。
【ルチ将軍】
IQ=1300の天才。自称「心優しい支配者」だが狂気の独裁者