昭和39年に東芝のマスコットキャラクターとして誕生したのが「光速エスパー」です。東芝系の電気屋さんに光速エスパーの絵が描かれたりしていました。
漫画雑誌「少年」などに連載されてもいましたが、私がよく見たのはテレビシリーズの実写版「光速エスパー」です。三ツ木清隆が演じる主人公の少年が、7つの能力を持つ強化服で変身し敵と戦う展開は子供心にわくわくしたものです。
科学に興味を持つ子供たちを育てたかもしれませんし、東芝のイメージアップにも貢献したことでしょう。
イラストは、右がテレビの実写版で強化服によって変身した標準型のエスパーです。顔は漫画っぽく描いてます。左肩に乗っているのが鳥型サポートロボットの「チカ」です。必要なときにピョコンと現れてアドバイスしてくれます。
今で言うスマートスピーカーの原型でしょうか。このチカの映像を少し前にテレビで見ました。目の不自由な方が街を歩くときに誘導するサポート端末の目標とする形だとか。実現してほしいです。
同じく実写版で、強化服の7つの能力の1つ「ミクロ化」で小さくなると、左上のように強化服の色が黄と赤になります。強化服の色が変わるのは、この能力の時だけです。
中央下が東芝の宣伝で電気屋さんに描かれたエスパーです。ヘルメットや手袋等の色が違います。いや、こちらが原型で、テレビの実写版が色違いかもしれませんね。
余談ですが、私が子どもの頃に東芝でお世話になったのが社会科見学です。北九州市の白熱電球製造工場に見学に行きました。まさに「光る東芝」でした。
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