260.強い味方になるか?(2002/3/19)
片岡が阪神にFA移籍したことで、中心となる柱を失ったような感じのする日本ハム。ベテランの田中幸は力が落ちてきているし、小笠原は無口そう。オモロい兄ちゃん広告塔の岩本も、毎試合投げるわけには行きませんしね〜。
このように、昨季に続いて今季も苦戦を強いられそうな日本ハムに追い風となるものはないかと探していたら、「これなんかいかがでしょう。」というのを見つけました。東京ドームの新人工芝。
  プレーヤーの負担を軽くするために、かなりクッションが聞くものに貼り替えたそうです。当然、打球(ゴロ)の速さや弾み方も変わってくるわけで、その辺りの感覚に慣れたどうかでクロスプレーのあと一歩が違ってくるでしょう。
今季の日本ハム。若手の成長が一番の課題であり期待でしょうが、このグランドコンディションの変化も味方にして頑張ってもらいたいものです。
 

259.今年の近鉄は?(2002/3/12)
プロ野球はオープン戦真っ盛りの3月。オープン戦の成績はペナントレースに結びつかないとは言うものの、負け続けるよりも勝った方がいいに決まってます。応援するチームの勝利やルーキー・新戦力の登場に、期待が高まる時期でもあります。
さてそんな中、昨年の覇者大阪近鉄はどうなんでしょう。日本ハムにいたウイルソンの加入で二冠王ズラリの打線。サード吉岡、ショート中村という攻撃的オーダーは、期待と同時にもろさも同居していそうな感じがします。
  そして、二連覇できるかどうかの鍵を握るのはなんと言っても投手力。オリックスにいた加藤の加入、中日から小池のUターンなどで先発投手の数はそろうでしょうから、序盤からの大量失点という試合は減るんじゃないでしょうか。
でも、問題は中継ぎ。昨季は投手力が弱い弱いと言われていましたが、中継ぎ陣はなかなか良かったと思いますよ。特に岡本。相手の反撃ムードを何度もぴしゃりと黙らせてましたからね。今季は誰がその役割を担うことになるのかな?
 

258.中内正オーナー(2002/2/24)
おそらく福岡では、ダイエー本社が中内正オーナーに突きつけた球団株無償提供要求問題で大騒ぎになっているのではないでしょうか。かく言う私は、中内オーナーに残留して欲しいと思っている一人です。
中内正オーナーで印象に残るのは、福岡ドーム名物(福岡に限らないか?)7回裏のジェット風船飛ばしで、グラウンドに落ちてきた風船を係員たちと一緒になって楽しそうに拾ってる姿。中継で何度か見ましたが、このオーナー、本当に野球が好きで楽しんでるんだと思いますよ。
  本体ダイエーグループの再建をビジネスで考えれば、金融機関の支援を受けるためには中内色の一掃というのが必要という考えであり、事実そのとおりなのでしょうが、プロ野球をビジネス優先で考えてもらっちゃ困るんですよ。生活の一部になるくらいの楽しみなんです。
プロ野球のオーナーは野球好きであり、ファンの気持ちが分かり一緒になって喜んだりできる人であって欲しいと私は思ってます。だから、中内正オーナーには福岡に骨を埋めるつもりで続けてほしいと思います。
 

257.復活核弾頭(2002/2/20)
監督が交代したもののこれと言った目立った補強もない西武。話題と言えば、高めに広がった新ストライクゾーン関連で松坂の名前が出てくるくらいかな〜と思っていたら、西武の野球が大きく変わる動きがあったんですね。松井の一番復帰。
ここ何年かは、打線の中で三番の役割というのが注目されていて西武では松井が打つことが多かったんですが、西武の打線で一番いやらしかった頃というのは、やはり、松井、大友、高木大が一、二、三番を打っていた頃ですね。
  特に松井は出塁率も高くて、おまけに塁に出ればいつ走るかと投手をはじめ守る方はプレッシャーのかかりどおし。松井の一番復活は他球団にとっては本当に厄介ですね〜。三番の時より盗塁は確実に多くなりますよ。
問題はその三番を誰が打つかでしょう。かつての三番、高木大はこのところ故障がちでまともにシーズン送ってないですからね。そういえば松井も、昨季は故障でDH出場も何回かありましたね〜。投手陣も含めて故障しないのが一番の補強かも。
 

256.一言記事(2002/2/18)
せっかくスポニチをキャンペーンでもらったので、参考にして各球団の一言記事を。
【大阪近鉄】
古巣に復帰の小池が紅白戦に登板し好投。中日時代の不振の巻き返しに懸命。
【福岡ダイエー】
寺原がシート打撃に登板。くせを見抜かれ3盗塁を許す。課題だ〜。
【西武】
投手でチーム1の筋肉マンは石井。ベンチプレスは100キロを上げる。
  【オリックス】
2年目で期待も高まる左腕ヤーナル。本人も満足の順調な仕上がりらしい。
【千葉ロッテ】
超スローボールピッチングマシン「桜島1号」登場。福浦には好評だった。
【日本ハム】
今年の主将は奈良原。練習後に球場裏のビーチで海水浴。沖縄は暖かいんだ。
 

255.キャンプイン(2002/2/1)
今日、2月1日、セ・パ12球団が一斉にキャンプインします。
今年のキャンプの課題と言ったら、セ・パ共通ですが、やはりストライクゾーンでしょう。これまで、本来のルール以上に高めを厳しく判定していたのを、ルールどおりに運用するということですが、それにしてもストライクゾーンが20cm(個人差あり)も高めに広がるとは‥。
みなさん早く慣れて欲しいですね。どんどんストライクが入って、どんどん打っていって試合時間短縮になればいいですが、見逃しの三振が増えるとちょっとガクッと来そうです。
  このストライクゾーンが高めに広がることで速球投手が有利になると言われていますが、そうなると注目したいのが松坂くん。久々に20勝投手が誕生するかな? 西武は監督交代以外で目立った補強はしてないみたいだけど、そろそろ松坂くんにも「優勝」という勲章を着けさせてみたいな〜。
キャンプ地は東から順に次のとおり。
ダイエー高知西武春野近鉄日向
ロッテ鹿児島日本ハム名護オリックス宮古島
 

254.主な移籍加入選手(2002/1/17)

新聞情報で分かった分だけです。
トレードで中日に移籍した小池が再び近鉄に帰ってきます。
 
近鉄投・加藤伸一 ヤクルト内・浜名千広
投・小池秀郎 巨人投・前田幸長
投・吉田豊彦 投・武田一浩
内・五十嵐章人 横浜補・中村武志
内・星野おさむ 内・石井浩郎
ダイエー投・鈴木 平 内・吉田好太
補・杉本俊介 中日投・平松一宏
オリックス投・ユ ウ キ 捕・谷繁元信
内・塩谷和彦 外・藤立次郎
ロッテ投・黒木純司 阪神投・横田久則
投・高木晃次 投・原田健二
投・山崎 健 内・片岡篤史
日本ハム投・武藤潤一郎 内・斉藤秀光
投・柴田佳主也 内・アリアス


253.田口はカージナルスへ(2002/1/10)
阪神かメジャーかで動向が注目されていたオリックスの田口でしたが、ようやく結論が出ました。セントルイス・カージナルス入り。帰国後一番に阪神・星野監督に会い、入団要請を断った上での発表でした。
日本人野手としてのメジャー挑戦は、イチロー、新庄に次いで3人目で、いずれも外野手です。その昔、西武の秋山(現ダイエー)がメジャーに欲しい選手と言われたことがありましたが、バッティングはもちろん必要でしょうが、守備、走塁を含めた一流の外野手は、もっと以前からメジャーに近いところにいたのかもしれません。
  田口の走攻守能力はイチローに近いものを持っていると思いますので、レギュラーを獲るくらいの活躍を期待しても大丈夫じゃないでしょうか。
ここでちょっと話が逸れますが、外野手でメジャー挑戦となれば、気になるのが巨人の松井。FA権獲得まで、もうそんなに年数がないと思いますが、彼がメジャー行きを希望するのなら行かせたらいいんじゃないかと私は思います。能力的に十分通用すると思いますし、日本では個人タイトル獲得も日本一も経験してるわけですから、もっと高い目標を持たせるのが彼のためじゃないでしょうか。
 

252.片岡は阪神へ(2001/12/21)
パ・リーグでは今オフ、主力選手がFA宣言してまして、記憶しているところではオリックスの加藤が大阪近鉄への移籍が決まってます。確か通算100勝を目前にして、優勝を経験したいということだったかと思いますが、これが4球団目だったかな?
同じくオリックスの田口は、どうもメジャーに行きそうな感じです。かつての同僚イチローがメジャーで大活躍してますし、田口はオリンピックでも国際的に通用する力を見せてましたから、おそらく、メジャー移籍は確実でしょう。(まだ決まってはいませんが‥。)
  そして、最大の注目だと思っていたのが日本ハムの片岡。片岡と言えば「闘神烈打」ののぼりでおなじみ、日本ハムの主将も務めた自他共に認めるチームリーダーであり、パ・リーグを代表する選手ですが、その片岡がまさか阪神に移籍することになるとは‥。
片岡は京都出身で阪神のファンだったそうですから、そういう選手のためのFA制度なんで片岡を責めることはできないんですけど、できれば日本ハムファンのために一度でも優勝してからの移籍という形になってたらな〜という感じはします。
 

251.ベイスターズ株問題(2001/12/2)
セ・リーグの話とは言え、プロ野球全体の問題でもあるので取り上げたいと思います。野球協約183条(球団が他の球団の株式を所有することを禁止)が何故あるかという解説は見てないんですが、考えればすぐ分かる話で、敗退行為、八百長を疑われる行為はダメということです。
実際にやるかどうか以前に、ファンに疑いをもたれるようなことをしてはいかんのです。複数球団の親会社が系列企業とか株式所有なんて、疑ってくださいと言ってるようなものですからね。
  株式所有じゃなかったけど、その昔、ヤクルトのオーナーが巨人ファンでってのがありましたが、あれなんかファンを馬鹿にした話でしたね〜。どこのファンかは制限できないけど、オーナーになった以上は自球団の優勝に集中しなくちゃ。
ついでに言うと、アンチ○○なんて人にしてみれば、「○○に優勝させるくらいなら△△に優勝させたい。」なんて話をすることがあるでしょうが、これはファンが言うのは勝手だけど、プロ野球の監督は絶対口にしてはいけないセリフです。
 

250.サードユニホーム(2001/11/30)
西武のユニホームが、来季から一新されることになりました。と言ってもホーム用は現行のものとほとんど変わらず、大きく変わるのはビジター用。青を基調としたものから、グレーに青を配色したものになるようです。新聞に掲載の白黒写真でしか見てないので、まだよく分からないんですけど‥。
ビジター用ユニホームの変更と言ったら、上下青から上だけ青になったのはついこの前だったのにね〜。まあ、優勝から遠ざかってはね。監督も交替したし、気分一新ということかな?
  かと思ったら、さらに、今回のユニホーム一新で新たに加わったのがサードユニホーム。準フランチャイズとして使用する札幌ドーム専用ということですから、むしろ既定路線としてこのためのユニホーム一新が主かな? 札幌周辺の野球ファンには、そこんとこ、よ〜く知っといてほしいな〜。
新聞には、札幌ドームで03年から20試合の主催試合を予定と書いてあるけど、当然、02年の主催試合から使用すると理解していいんでしょうね〜、サードユニホーム。
 

249.ドラフト(2001/11/21)

今回からドラフト指名で制約を受ける自由獲得枠が導入された。
4球団が競合した寺原(日南学園高)は福岡ダイエーが交渉権を獲得。
 



朝井秀樹投・PL学園高17・右



山本拓司投・大産大21・左
有銘兼久投・九州三菱自動車23・左 辻竜太郎外・ヤマハ25・左
谷口悦司投・日本生命22・左 本柳和也投・日本通運25・右
三木 仁内・慶大22・右 10 後藤光尊内・川鉄千葉23・左
佐藤和宏投・本田技研熊本24・左 11 牧田勝吾内・日本通運27・右
近藤一樹投・日大三高18・右 12 板倉康弘内・東農大生産21・左
長坂健治補・日本IBM野洲24・右 13 深谷亮司補・河合楽器26・右





寺原隼人投・日南学園高18・右 14 藤本博史捕・米独立リーグ25・左
杉内俊哉投・三菱重工長崎21・左 15 橋本泰由投・箕島球友会24・右
神内 靖投・延岡学園高18・左



喜多隆志外・慶大21・左
北野良栄補・星稜高18・左 今江敏晃内・PL学園高18・右
飯島一彦投・新日鉄君津25・右 田中 充投・NTT東日本26・左
養父 鉄投・台湾・兄弟28・右 辻 俊哉補・国士大22・右
井手正太郎外・日南学園高18・右 富永 旭内・春野高18・左
西
細川 亨補・青森大21・右 丸山泰嗣内・武蔵大22・左
中村剛也内・大阪桐蔭高18・右


江尻慎太郎投・早大24・右
栗山 巧外・育英高18・左 山口弘佑投・リースキン広島24・左
竹内和也投・近江高18・右 佐藤吉宏外・鳥栖高18・左




小川裕介投・立命大22・左 野中信吾内・神埼高18・右
平野恵一内・東海大22・左 富樫和大投・川鉄千葉21・右
島脇信也投・近江高18・左 山田 憲内・東海大浦安高18・右
早川大輔外・本田技研26・両 村西辰彦外・米独立リーグ23・両
肥田高志外・立命大22・左  


248.ゴールデングラブ(2001/11/10)

松坂の入団から3年連続受賞は投手部門で両リーグ初。
井口、谷は初受賞。
 
投手松坂大輔西  二塁手井口資仁  外野手 田口 壮
捕手城島健司 三塁手中村紀洋  柴原 洋
一塁手小笠原道大 遊撃手小坂 誠 谷 佳知


247.MVP、ベストナイン(2001/10/30)

MVPはプロ野球タイ記録の55本塁打を放ったローズ。新人王は抑えの大久保。
 
最優秀選手ローズ   
最優秀新人大久保勝信
ベスト
ナイン
投手松坂大輔西  二塁手井口資仁  外野手 ローズ
捕手城島健司 三塁手中村紀洋 谷 佳知
一塁手小笠原道大 遊撃手松井稼頭央西 磯部公一
最優秀指名打者ボーリック  


246.日本シリーズ、ヤクルトが制す(2001/10/26)

大阪近鉄らしい打ち勝つ野球が見られたのは第2戦のみ。
日本シリーズでは抜群の勝率を誇るヤクルトが、4勝1敗で4年ぶりの日本一に輝きました。
大阪近鉄の戦いぶりは以下のとおり。
初戦のつまずき(特に打線)が最後まで響いたのか、らしさが出ずどこか余所行きの野球でした。
 
先発P責任P ホームラン内容
第1戦0−7パウエルパウエル  石井一の前に8回まで1安打。完敗。
第2戦9−6岩隈岡本 中村1,水口1,
ローズ1
3本のホームランで逆転勝ち。
最後は大塚が締める。
第3戦2−9バーグマンバーグマン  バーグマン交代裏目。中継ぎ火だるま。
第4戦1−2前川岡本 ローズ2打線は2安打。前川の好投実らず。
第5戦2−4パウエルパウエル  初回の3失点を取り返せず。


245.勝利の雄叫び(2001/10/22)
大阪近鉄が、セ・リーグの覇者ヤクルトを相手に初の日本一を目指す今年の日本シリーズ。第一戦は、まさに打力のチームの心配な面が出て、打線はヤクルト石井一-河端の投手リレーに1安打無得点に抑えられ、守っても終盤は歯止めがかからず0-7の完敗。
続く第二戦も序盤からヤクルトにリードを許す苦しい展開でしたが、そのもやもやを吹き飛ばしたのが四番中村の一発。近鉄にとって、このシリーズ初得点となる貴重なソロホームランでした。
  中村の一発で何かが変わったのは間違いないけど、点を返しては離されの展開でそのままだと危なかったのは確か。それだけに、水口の同点スリーランはいい所で出たな〜。
もうこうなれば近鉄の流れ。決勝ホームランとなったローズのスリーランは出るべくして出た感じ。打った瞬間にそれと分かる特大の一発は、バッターボックスでポーズも極めて、やっぱカッコえ〜な〜。ヒーローインタビューでの「優勝するぞ。よっしゃー!」の雄叫びもいいぞ〜!
 

244.監督人事(2001/10/11)
チームの不振により、今季限りで退団するのが西武東尾監督とオリックス仰木監督。次期監督には、オリックスは石毛監督を正式発表し、西武は伊原コーチの昇格が確実という状況です。
仰木監督は「イチロー」、「パンチ」などのユニークな選手登録名やデータ重視の日替わり打線など、話題を集めるアイデアや勝つための工夫はすばらしいものがありました。チームの若返りを図ったところで若手が伸び悩んだのがチーム不振につながったのですが、その若手も成長してきてこれからと言うところでのバトンタッチ。
  その意味で、石毛新監督はこれから伸びてくるチームを引き継いだと言えるかもしれません。
一方、東尾監督は松井、大友、高木大を育てスピード野球の西武を築いたところまでは良かったのですが、その後の中心選手の故障や不振が響きましたね。そんな中でAクラスだけは守りましたからよくやった方かもしれません。
伊原新監督は、伊東捕手が監督就任を固辞しての就任。三塁コーチとしての的確な判断が注目されていましたが、どんなチーム作りをするのか注目したいです。
 

243.タイトルホルダー(2001/10/08)

首位打者 福浦和也 .346   最多勝利 松坂大輔  西 15
最多本塁打 ローズ 55 最優秀防御率 ミンチー 3.26
最多打点 中村紀洋 132 最優秀勝率 田之上慶三郎 .650
最多安打 小笠原道大 195 最優秀救援 ペドラザ 38SP
最高出塁率 中村紀洋 .434 最多奪三振 松坂大輔 西 214
最多盗塁 井口資仁 44 最多ホールド 吉田修司 19


242.最終成績(10月5日全日程終了)(2001/10/7)

試合数140試合
チーム Bu Bw
近鉄 78 60 2 .565 × 9-19 18-10 14212 20-8 17-11 770 745 211 .280 4.98
ダイエー 76 63 1 .547 2.5 19-9 × 12-16 14-14 11-17 2017 741 684 203 .273 4.49
西武 73 67 0 .521 6.0 10-18 16-12 × 13-15 14-14 20-8 620 584 184 .256 3.88
オリックス 70 66 4 .515 7.0 12214 14-14 15-13 × 14113 15112 651 634 143 .263 4.11
ロッテ 64 74 2 .464 14.0 8-20 17-11 14-14 13114 × 12115 593 608 133 .258 3.93
日本ハム 53 84 3 .387 24.5 11-17 7120 8-20 12115 15112 × 593 713 147 .256 4.79


241.全日程終了(2001/10/7)
パ・リーグの2001年ペナントレースは、5日のオリックス-大阪近鉄戦をもって全日程を終了しました。プロ野球記録更新の期待がかかった注目のローズは4打数無安打に終わり、シーズン本塁打55本のタイ記録にとどまりましたが、チームの優勝の原動力として本当によく頑張ったと思います。
一方、シーズン二塁打記録更新中の谷は、この試合で52本目の2塁打を放ちましたが、こちらもイチローが抜けたチームをよく引っ張ったと思います。
  この試合は仰木監督が采配を振るう最後の試合だったわけですが、白星で飾ることが出来てなによりだったと思います。とは言え、仰木監督はなかなかのアイデアマンでパ・リーグの名物監督でしたし、今季はずっと三塁ベースコーチもやってましたから、寂しさもあります。
イチローが抜けていながら、優勝争いをしてこれたのも仰木監督の手腕でしょう。もし、抑えを予定していた具が本来の調子だったら‥と、つい考えてしまいます。