MashRacingHistory

’12シーズン

Date EntryRace Class Result Machine Circuit
2012/05/27 生名GP Rd-1 B-OPEN 5/6 ELF-V 生名サーキット
2012/07/01 生名GP Rd-2 S-OPEN 7/7 ELF-V 生名サーキット
2012/09/23 タマダカップ2H耐久 SP Next NSR50 SLタマダ
2012/10/21 TAKATA3H耐久 SP 4/16(10/28) NSR50 TSタカタ

2012/05/27
 生名GP Rd-1
 予選 6位(6台中) 決勝 5位6(台中) BL 38.00

2011年は特別仕事が忙しくてシリーズ戦にも出られない状態であった。
2012年はもう少しなんとかしたいと思い色々動いていたが急転直下。まさかの広島は尾道勤務となってしまった。
仕事は2011年に負けず劣らず絶望的な状態だが、なんか妙に水が合うのか気に入ってしまった。
いつまでいられるかわからないがせっかくだから楽しまなければ損。
その一環として単身赴任ながら、ハイエースとレース道具一式を持ってきてしまった。


半年振りにエンジンに火を入れたところ、すんなりかかった。
ついでに自分のハートにも火が灯る。
早速最寄の生名サーキットに向ってみる。


生名サーキットに着いてみるとなにやら賑やか・・・ハナシを聞くと今日はレースとの事。
しまった!サーキットのスケジュールを確認するのを忘れてた。
さすがに一度も走った事のないサーキットでいきなりレースをする勇気は無い・・・が、 走る気まんまんでいたしここまでの交通費ももったいないし・・・という事で急遽参戦する事にした。


スケジュールは9:00〜11:00までフリー走行
11:00〜12:00が予選
13:00から決勝と・・・練習する時間はたっぷりある。


さっそくコースインしてみると・・・タイト過ぎる!
気を抜いて走っていると曲がりきれない。
ファイナルもあってなく、シフトチェンジが追いつかない。
あっという間に腕があがってしまった。
まぁ半年振りの走行だから仕方が無い。

休憩を挟みながらなんとかコースに慣れる事に専念する。
途中縁石に膝をぶつけ、コースアウトしたりするもなんとか慣れてきた。
タイムも38秒台まで持ってきた。これならなんとかレースになるかな?


そして予選。
たっぷり1時間ある中で好きなタイミングで走れる。
タイムは各自で計測し自己申告という方式。
計測は同じピットになったハヤ坊パパさんが計ってくれた。
早速走り出すが・・・タイムが出ない・・・練習で頑張りすぎて疲れてしまったようだ・・・
休憩を挟みながらもなかなか好転しない。最後まで粘ったが自己ベストを超える事が出来なかった。
結果は最下位。
決勝までに体を休めて体力回復を狙う。
あまり回復した実感が無いまま決勝
スタートはシフトアップをミスってしまった。が、2−3コーナで1台をパス。
その後は意外と前走者に離されずに走行出来た。

タイムも自己ベストと同じ位を連発。やっぱり決勝になると違う。が、もういっぱいいっぱいでとても前を狙える状態ではなかった。
終盤は前も後ろも少し間隔があいた単独走行の状態でチェッカー。
広島での初戦は5位に終わった。


悔しいと言えば悔しいが、初走行でそれなりにレースが出来たのは嬉しい。
地元から遠く700km離れた土地に一人ぼっちだけれど、バイクがあってレースが出来ればなんとかなる。
そんなワケ判らない安心感を掴む事が出来た。


2012/07/01
 生名GP Rd-2
 予選 7位(7台中) 決勝 7位7(台中) BL 37.60

飛び入り参加だった第1戦から1ヶ月。
今回はちゃんと練習もしたし、手応えもあって参加表明。
してたのだが、気がつけば仕事の大きいヤマの直前。
正直レースどころではない。でも出たい。
自分は回数をこなさないと速くなれない。
悩んだ結果、朝イチ仕事をこなし、昼から参加することにした。


スーツにネクタイしたままサーキット入り。
またも飛び入りだが、生名サーキットは暖かく迎えてくれた♪


ツナギに着替え軽くフリー走行をこなす。
貴重な走行時間だったが、クラッチ(ワイヤー)トラブルであまり走れなかった。
それでもスタート練習に参加したりして、少しでも走行をこなした。


そしていよいよ決勝。
の前に参加するクラスの問題。
前回は初心者・シニア・OPENの混走であった。
タイム的には十分初心者OPENクラス
しかし、初心者と言うには・・・というプライドがあり、シニアOPENに参加する事にした。

予選を走っていないのでグリッドは最後尾。慣れたポジションだけに気楽だ(笑)


日章旗が振られスタート!
特別良くも悪くもなくスタート出来た。
2コーナーで1台抜いて6位。
目の前にはデブデブストーナーさんが居る。


デブストさんとはラップ当り2秒近くの開きがある。
すぐに置いて行かれちゃうだろうと思っていたが・・・意外と引き離されない。


走っていても判るくらい調子が良い。タイトなコーナーもクルクル回るきがする。
ハヤ坊パパさんが出してくれるサインボードにも自己ベストが刻まれている!


走っていて楽しい!コレは良いぞ!!・・・と思ったが長続きはしなかった・・・
数周で腕があがり、マシンを押さえ込めなくなっていく・・・。
そしてヘアピンでブレーキングミス。
外側にフラフラはらんでしまったところをあっさり抜かれてしまい最下位に転落。


後はそのまま追いすがる事も出来ずにチェッカーを受けた。
久々の最下位。
しかし、前回のベストラップ38秒フラットが今回コンスタントに出せ、その中でベストラップ37秒6が出た。
恐らく次のレースでは37秒台でコンスタントに走れ、37秒前半が出せるだろう。
ゆっくりだけど着実に速くなっていける・・・はず・・・。
次のレースもまた楽しみだ♪


しかしこの直後にさっさと片付け生名サーキットを後にし出張へ。
う〜ん、今回は多分に仕事の影響もデカかったなぁ・・・。
もうちょっと落ち着いてレースがしたいねぇ。


2012/09/23
 タマダカップ2H耐久
 予選 3位 決勝 2位

8月に広島市内に引越し、一番近いサーキットはSLタマダで、そこで開催されるタマダカップ。
しかしOPENクラスが無い為、走る事は無いんだろうなぁと思っていた。
が、行き着けとなったバイク屋「藤原ホンダ」さんから耐久レースのお誘いで出る事に。
マシンはNSR50。
走った事の無いサーキットで、2年ぶりのテレスコピック車。
NSR50に乗るのは実に12年ぶりだ。
せめてサーキットに慣れる為にも、ELFで走っておきたいトコロ。
しかし3号機はマフラー加工の為、ドック入り中の為、町乗り用に起こした1号機で練習することにした。

重い1号機と言えど、2シーズンはレースで戦った車両だからそこそこ走れるだろうと思ったが、 積み替えたエンジンが調子悪いのか絶不調。
仕方ないのでレース前日にドックから出てきたばかりの3号機で練習することにした。

出来上がったばかりの3号機も好調とは言えなかったが、そこそこ走る事が出来た。
さて初めて走ったSLタマダの感想は・・・狭いと聞いていたが、生名サーキットや白糸SLに比べると全然広い。
スピードレンジの高いコーナーもあり、走っていて気持ちイイ。
反面、ハードブレーキを要するコーナーが少なく、近しいペースの相手だと抜きどころが少ない感じ。
概ね慣れたところで、安心してレース当日を迎える。


明けてレース当日。
まずは練習走行。
チーム「FACTORY」のNSR50は、ポジションが比較的楽に仕上がっており、あまり狭っ苦しくない。
無駄なピッチが少ないのか、違和感無く乗れる。これはイイ。
装着しているWP製ショックが良いのか、前日の練習でギャップがあるから注意していたポイントが、 全く問題なく走れる!(もしかして3号機の足ってだめなのか?)
しかし早めのシフトアップが癖になっているせいで、エンジンの一番おいしいところを使っていないと西谷君から指摘。
次の走行ではレッドゾーンを超えるつもりでなるべく回してみる。
とにかくマシンの仕上がりが良くて、これなら全く問題無い。というかELF号に戻れるか不安・・・


さて予選はエースライダー西谷君にお願いし、予選5位。
見事スーパーポールに進出し、4番グリッドをGETした。

お昼を挟んでいよいよ決勝。
スタートライダーも西谷君にお任せ♪

最初の数周は少し順位を落とすも、みるみるペースを取り戻し順位を上げていく。
行け行けーっと応援しつつも、プレッシャーがのしかかる・・・。
予定では30分づつの2走行づつ。
そして最初の30分が経過しようとしていた。交代のサインボードを出す。
ホームストレート通過時サインボードを確認した事を合図しながら、1コーナーに進入。
したところでバックマーカーに引っかかりふらついたと思ったら、ハイサイド気味に転倒した。
駆けつけようと思ったが、立ち上がっている。このまま交替エリアで待った方が良いか?
でもふらついている・・・駆けつけようか?と躊躇している間にマシンに跨り走り出す。
あ〜良かった・・・そう思いながら、交代エリアでNSRを受け取る。
簡単にチェック。ブレーキペダルが曲がってしまっているが、どうせ使えないから関係ない。
ちょっとブレーキレバーの握り代が変わった感じ。その他は大きな損傷も無さそう。
西谷君に大丈夫かと声掛けはしたが、言葉も交わさず、すぐにコースイン。
転倒のショックを引きずっているのかと思ったが、実際には事態はもっと深刻であった・・・。
しかしこの時はまったく気がつかず走る事に集中した。
乗り慣れないバイクに走りこみが浅いサーキット。
ここのブレーキポイントはもっと奥まで持っていけるとか、このコーナーはこっちのラインの方が良いかとか、 走れば走るほど発見がある。楽しい♪
そしてコース脇の時計を見ると、もうじき30分が経つ。しかし交代のサインボードは出ない。
転倒のバタバタでコースインがずれた分調整してるのかな?
もしかして結構深刻な怪我をしちゃったのか?
ピットを見るとなにやら会話をしているようだから、そこまでは逝ってないかな?
こうなってもコースを走るライダーには走る事しか出来ない。
とにかく今は目の前のコーナーに集中する事にする・・・・が長くは続かなかった・・・
時折ブレーキポイントを誤り、ラインを外れたりする。
頑張って頑張って追いついて追い抜いたライダーにあっさり抜き返される・・・。
そうしてようやく交代のサイン。
フラフラになりながらもピットに入り、交代。
西谷君は元気良くコースインしていったように見えた。よかった。
疲れきった体をひきづってピットに戻り、西谷君の嫁さんに事情を聞くと・・・
西谷くんは転倒のショックで記憶が飛んでしまっていたらしい!
頭を打ってるって事?やばいんじゃないの!?このレースはここで止めようっ!
で、サインボードを出すが・・・西谷くんは首を振る。
ジェスチャーで「大丈夫?」と聞くと、「うんうん」とうなずく。
走りを見ていても集中できているようだし、それならこのまま走ってもらう事にする。
そろそろ30分経つかというところで、計算すると交代しても10分も無い事がわかった。
ならばこのまま最後まで走ってもらおう。
そしてチェッカー。
や〜ひと波乱あったが、無事完走出来た。
後片付けしていてそろそろ表彰式を見に行こうかとしたところ・・・名前が呼ばれている!
慌てて行ってみると・・・なんとクラス2位であった!
入賞なんて頭にまったく無かったから嬉しかった。そして広島に来て初表彰台だっ!
とは言っても、多分に西谷くんの力が大きい。自分のスティントの時ポジションを維持出来ていたかも怪しい。
単に運が良かっただけだろう。(もっともこの運が自分の真骨頂なのだが(笑))





2012/10/21
 TAKATA3H耐久
 予選 *位 決勝 4位

飛び入り参加だった第1戦から1ヶ月。

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