MashRacingHistory

’11シーズン


Date EntryRace Class Result Machine Circuit
2011/07/31 モト ウエストGP Rd-4 M2 1/6 ELF-V 茂原TC西
2011/09/10 弐輪道CUP OPEN ?/? ELF-V 筑波1000
2011/10/10 パワーカプセル OPEN ?/? ELF-V 茂原TC東

2011/07/31
 モト ウエストGP Rd-4
 予選 1位(6台中) 決勝 1位6(台中) BL 40.622

シーズンが開けて大分経つが、桶川の音量規制をクリア出来るElpeは処分してしまった。
残る爆音仕様の3号機で走行出来るサーキットは、近場?では白糸スピードランドか茂原ツインサーキットとなってしまった。
しかし白糸ライスポカップは基本的に夏は耐久のみでスプリントが無い。
というわけで、茂原ツインサーキット西コースで開催される、モト ウエストGPの第4戦にエントリーする事にした。

クラス分けは車種に関係なく、
M1:上級(36.5秒を切る) M2:中級(36.5〜40.0秒) M3:初級(40秒以上) となっている。
まっしゅは前週での自己ベストが38.2秒なのでM2クラス。
しかし過去のリザルトを見る限り37秒を切らないとM2でも頭は取れない。
というかほとんど37秒台で38秒台では勝負にならない。
レースでの本番パワーに期待するしかない。
更に天気予報では降水確率80%。
イベント事は晴れの方が良いが、とかくウェットレースは結果が付いて来る事が多い。
ほんの少しの期待を持たせつつレインタイヤを装備。

そしてレース当日。
モト ウエストGPは、各クラスごとに、@公式練習10分 A公式練習10分 B予選タイムアタック8分 C決勝10周
と、盛りだくさんだ。
まずは@公式練習。まだコースに慣れてないせいか走れば走っただけ速くなるので、少しでも走って底上げを図りたい。
しかし最終シケインでフロントを滑らしてしまうなど、気合ばかりが空回りする感じ。
7分ほど走ったところで雨が降ってきた。この時点では39.5秒しか出ていないが大事をとってピットイン。
あっという間にウェットコンディションになってしまった。

ウェットコンディションは嫌いじゃない。
気合を入れなおして公式練習2回目。
しかしコースインしてみると想像以上にアクアプレーンが多い。
一気にビビリが入ってしまい50秒台の走行になってしまう。
どうせこのコンディションじゃ皆一緒・・・と思ったが、後続がどんどん追いついてくる。
仕方ないので先行させてペースを見る。
4コーナーなんかクリップに大きく深い水溜りがあるのに平気?でいっちゃう。
17インチだから平気なのかな?
結局49秒台で2回目の公式練習を終える。


結構、落胆しながら参考にとM1クラスの2回目公式練習を見ると・・・全然ペースが違う!
というかトップタイムは39秒台!
1回目自分がドライコンディションで走ったタイムと変わらないっ!
と言うことは1回目の練習と同じ感覚で走って大丈夫ってことじゃないの?

と言うことで予選タイムアタック。
気合というより気分を入れ替えてコースイン。
#1羽鳥選手と#3佐川選手を先行させて後追いのカタチをとりタイムアタック開始。
どんどんペースが上がる。
暫くして電光掲示板を見ると、一番上に#2がっ!トップタイムだ!
そのままチェッカー。
人生初のポールポジション獲得だ。


2番手のタイムとは0.5秒差。
不思議とパワーの差が出にくいという茂原でも、むしろこのコンディションならトルクのある4stの方に分があるはず。
つまり負ける要素が無い!(肝心のライダーの技量は目をツムル)


感慨に耽る間もなく決勝。
雨は止み、路面のコンディションも良くなってきたが、まだまだウェット。
スタートさえ失敗しなければイケルはず。
日章旗が振り下ろされスタート。
ちょっと失敗した。・・が1コーナー進入は頭を取る。
ヨシッ!このまま振り切るゾ!・・・と思ったが・・・
振り切れない。むしろコーナー進入で仕掛けられる始末。


ならばペースを上げて振り切ってやる!・・・と思ったところ・・・高速最終コーナーでリヤが流れたっ!
転倒は免れたが、ビビリが入ってしまった。ペースを上げられない。
コーナー進入でしきりに#1の鼻先が視界の片隅にちらつく。
でも大丈夫。アドバンテージはコチラにある。
そう言い聞かせてファイナルラップ。最後の抜きどころである4コーナーを抜けて勝利を確信した。
最終コーナーを立ち上がって、ガッツポーズでチェッカーを受ける。

あ〜久々の感触♪
家族と抱き合って喜んだ。



さてここで終われば今日という日は最高の思い出のまま終わる・・・・がこれでは終わらない。
M2クラス上位3台は、このままM1クラスの決勝にワイルドカード参戦できる。
もちろん参戦だ。

グリッドは最後列12番目。
スタートダッシュは決まらずゴチャゴチャしたなかで2台くらい抜いただろうか。
正直なトコ、前後ゴチャゴチャしているこの感じ。これぞレースって感じ。
単独トップより目の前に抜くべき相手が居る方がレースしてる!って感じがする。
楽しいというかアドレナリンが出てキモチイイというか・・・
しかし一気に離されると思っていたが意外と着いて行ける。結構イケるんじゃないか?
と思ったが気づけば路面がどんどん乾いてドライ箇所が増えている。
と同時にだんだん引き離されていく。

マズイ。ウェットの魔法が切れ掛かっている。しかしまだ濡れている箇所の方が多い。
今のうちに勝負をかけないと・・・と思った矢先3コーナー。
リヤが大きくゆっくり滑る。あ〜ヤバイと思いながら尻から落ちるように転倒。
すぐに起こしてマシンチェック。

ステップが折れ曲がってプラプラしてる・・・が、このコンディションのレース。転倒者も続発している。
走り続ければ結果は出る。いや、走らなければ結果が出ない。
コースに復帰。いつステップが脱落するかヒヤヒヤしながらも走り続ける。
そしてチェッカー。

結果は・・・・賞典外の為リザルトには記載されてなかった・・・

そんなこんなの色々あった忙しい1日(半日)は終わった。
優勝した事も嬉しいが、やっぱりレースは良いいねぇ♪



2011/09/10
 弐輪道CUP
 予選 忘れた 決勝 予選落ちGrp1位 BL 忘れた

もてぎロードレースに出てた頃の昔馴染みのお誘い。
久々の顔も見たいという事もあり参加した。
なんでもこのレースは耐久レースでも各ライダーが自分のマシンで走るという変則耐久との事。
しかしレース前日、準備を始めたところで、前回のレース(雨)の後、ヘルメットもグローブもまったく放置していたという驚愕の事実が発覚!
慌てて掃除し、ヘルメットは導入したばかりのドラム型洗濯機AQUAのエアウォッシュ機能を初稼動。
若干のカビ臭さは残ったがとりあえずガマンできるレベルになった。


そんなバタバタで筑波に着いたのは夜12時過ぎ。
耐久レースなんだから前日の睡眠時間はちゃんととりたかったのだが・・・。

夜が明けてチームと合流。
今回のチーム「もんぞとたっくん」は、KSR−2を駆る中村くんと、NSF100を駆る鈴木くんと自分の3人。
ここで判明したのは、このチーム、誰も筑波1000を走った事が無いということ。
しかしコースはクルマも走れるようなミニバイクとしては大きいサーキット。
これなら馬力のあるELF−Vならかなり有利だろう・・・と思っていた。

まずは練習走行。最初はゆっくり少しづつペースを上げていって体を慣らす。

しかしここで思いがけない事が起こる。
最終コーナーを回って全開で立ち上がるとエンジンがばらついて、回転が全然上がらない。
まるでガス欠したようになる。
すぐにピットインしてライダー&マシン交代。
キャブを開けてセッティングを変える。
ガス欠みたいになるって事は薄いのかな?濃い方にセッティングを振ってみる。(ホントは逆だったらしい・・・)

ピット裏で走る分にはなんら問題無さそうだけれど・・・・
そして予選。
復調した事を祈って、一番にコースイン。しかし全然駄目。
数周走って、すぐに交代。
結局、予選落ちとなり、予選落ちグループの決勝となった。

藁にもすがる思いでセッティングを変更。
スタートライダーは中村くん。


そしてスタート。
すると直後から中村くんがするする追い上げていく。
どんどん順位が上がっていくのは気持ち良さそう。いいな〜。
そして遂にはトップに立った。
ちょっとプレッシャーがかかる。今の3号機の状態でトップをキープ出来るだろうか・・・


そしていよいよ交代。
発信機を付け替えて、いざコースイン。さてエンジンの状態が良くなっていますように・・・
しかし願いは届かなかった・・・。
とにかく上が使えない。失速してしまう。しかしレースは始まってしまっている。今出来る事を少しでもやろう。


トップスピードが乗らないのだからブレーキはいらないし、アウトに振る必要も、はらむ必要も無い。
基本的にインベタで最短距離を行く。
アウトフィールドで無理をかけなければ、インフィールドでは比較的バラつかない。
スピードが乗らなくて抜かれても、結構進入からインベタで抜き返せたりする。


その内に2秒全開で3秒全閉にすればエンジンが不機嫌にならないのを発見。
それでトップスピードはNS50Fとどっこいだが、とりあえずそれを繰り返して、走行を続ける。


そうしてようやく自分の走行時間が終わり、最後のライダー鈴木くんに交代する。


思ったほど抜かれなかったにせよ、やはり何台かには抜かれたのでやはり順位が気になる。
モニターを見に行ってみると・・・

何とかトップをキープ出来ていたようだ。よかった。

この後、鈴木くんも好調にトップをキープし、そのままチェッカー。
予選落ち組なれど、優勝する事が出来た。


しかし今回はレースというより、ただひたすらガマン大会だった。
本来は他のマシンより馬力という面で高いアドバンテージを誇っていたはずなのにそれが生かせなかったのは非常に悔しい。
初めて3号機を見たヒトは「やっぱり見た目だけ」と思っただろう。(実際コンセプトからしてそうなんだけど・・・)
バイクをちゃんと走らすには、まだまだ修行が足りんなぁ・・・と思った。


2011/10/10
 パワーカプセル
 予選 無し 決勝 忘れた BL 忘れた

今年は仕事が忙しくもうレースどころではない感じであったところに茂原ツインサーキットからのお誘い。
なんでも「パワーカプセル」という音楽とモータースポーツを融合した?お祭で、
エキシビジョンのミニバイクレースをやるので参加しないかとの事。
コースは普段4輪やフルサイズバイクが走っている東コース。
弐輪道CUのうっぷんが溜まっているところだったので、がんばって参加することにした。

さて当日は雨上がりながらも見事に快晴。
朝からそこらじゅうでステージやらカスタムバイクやら派手なドリフトマシンやらがトコロ狭しと並び、
およそミニバイクレースのノリではないような雰囲気。


コースは拾いながらも意外とラインに自由度が無く、広いのに抜きどころが難しい感じ。
それでもホームストレートは登りになっているのでパワーを生かせるかと思ったが・・・
最終コーナーが高速コーナーなのだが、エスケープが無いどころか壁!
なかなか攻めきれません・・・。


しかも練習走行ではやたらマシンの振動がひどいと思っていたところ・・・
よくよく見るとタイヤの耳が出きっておらず、リヤタイヤが真円になっていない。
慌ててタイヤを組みなおし。


さてレースはエキシビジョンと言うことで予選も無い。
グリッドはクラス順で、OPENはどんじりからのスタートとなってしまった。


例によってスタートで何台か抜くも、後は終始前走者をせっつくし、後続車にはせっつかれる展開でなかなか楽しめました。


結局リザルトは出てないので、何台居たのか何位だったのかベストラップは何秒だったのかも判らなかったけれど、
お祭的な雰囲気でギャラリーもいる中でのレースというのも楽しかった。


レースが終わった後も、ダンス大会やドリフト大会にクラッシュレースと見るだけでも楽しめるイベントだった。
来年も是非参加したいと思わせるイベントでした♪



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