MashRacingHistory
’10シーズン
Date
EntryRace
Class
Result
Machine
Circuit
2010/05/09
白糸ライスポカップrd-2
4stOPEN
11/14
ELF-V
白糸SL
2010/06/20
関東ロードミニrd-3
トライアウト
11/14
Elpe
桶川SL新
2010/08/01
関東ロードミニrd-4
トライアウト
15/21
Elpe
桶川SL旧
2010/08/22
もてぎオープン7H耐久
WT
48/94
Ninja250
TRもてぎ
2010/12/05
関東ロードミニrd-6
トライアウト
26/30
Elpe
桶川SL旧
2010/05/09
白糸ライディングスポーツカップ 第2戦
予選 12位(14台中) 決勝
11位
14(台中) BL 40.622
今シーズン前半は仕事の都合上、関東ロードミニは第4戦からの参戦の予定。
しかし、陽気も良くなって走りたい気持ちが抑えられない!
で、苦手だが、音量規制の無い白糸ライスポカップ第2戦に参戦することにした。
しかしレース開催日を1週間間違え、気が付けば練習できる日は前日土曜日の1日だけであった。
なので今回は開き直って土曜日から白糸入りして車泊してレースを迎える事にした。
さて、前日練習。調子は悪くない感じだが、タイムが出ない。自己ベストの1秒落ち・・・
バイクに見えない・・・
まぁレースになればと気楽に構え、ちゃっちゃとタイヤ交換して、白糸SLのそばにある、天母の湯で風呂と食事。
時間もあったので、実家に孫の顔を見せた後、白糸SLに戻って就寝。
明けて日曜。快晴。気持ちよくレースできそうだ。
Phot:G13B
練習走行。そして予選。昨日走ったばかりだから体が軽い。
予選ではライバルとなりそうな#10の後ろに付き、どこが遅くてどこが速いか観察。
どこで抜けるかシミュレートしながら走った・・・・が抜けなかった・・・スタートで前に出るしかない・・・
そして決勝。
なんと前日に実家に寄った影響で家族親戚が応援に。
なんというか・・・スポンサーをレースに招待して接待している感じになっちゃいました。(笑)
決勝はいつも通り、スタートダッシュが決まりジャンプアップ!
そしてズルズル抜かれいていくというレース展開に。
序盤から中盤にかけては#8下前選手を押さえ込んでのレースと、多少はレースっぽいコトも出来ました。
Phot:PitinZin
結果は14台中11位。
自己ベストは更新することなく、40秒780。
まぁ、思いつきで出たレースなんでこんなもんでしょう。
苦手な白糸だけれど、やっぱりレースは楽しいです♪
Phot:PitinZin
2010/06/20
関東ロードミニ 第3戦
予選 16位(20台中) 決勝
16位
20(台中) BL 53.098
今年は日程の都合が合わず、関東ロードミニへの参戦は第4戦からの予定であった。
しかし、Elpeのレーサー化に着手するにあたって、直近の目標(リミット)が必要だった。
そこで、新潟出張の翌日となってしまうが、第3戦にエントリーすることにした。
クラスは新設されたトライアウトクラス。
チャレンジクラスとレギュラークラスの中間に位置するクラスで、Elpeのデビューレースには丁度良い。
しかし、マシン作成>レース参戦はかなりシビアだった・・・。
まずは町乗りの状態で走行してみたが、フロントのプッシュアンダーがひどく、とても走れたものではなかった。
次に、キャブ&マフラーを変更し、フロント周りを作り直してレーサーとしてシェイクダウンとしたが、フロントサスユニットの破損で30分程度の走行で終了。
そしてレース本番を迎えるコトとなった。
まずは練習走行では、フロントブレーキのマスタとキャリパの組み合わせを失敗。
更にアンダーカウルの取り付けが悪く、コーナーでバンクさせると思いっきり当る。
予選までに修正したが、結果は20台中、16位と後ろから数えた方が早かった・・・。
そして決勝。
たとえ後方グリッドからのスタートであっても、4stのトルクを生かせば上位にジャンプアップできるはず!
目論見通りスタートで2列前までパス。混雑する中、2コーナの進入でアウトから被せられる。
ラインが無い。止む得ずイン側の縁石へ退避。
バランスを崩しながらコースに復帰すると・・・後ろには1台しかいなかった・・・
せっかくスタート決まったのになぁ・・・
しかし遅れた分、追い上げのレースとなった。
追いついて3コーナの進入でパス。
そういえば、桶川のレースでオーバーテイクするのって初めてじゃなかろうか?
ちょっと楽しくなってきた♪
しかし、乗りなれないElpeでのレースはやや疲れてきた。
ポジションも自由度が高すぎて、切り返しの時、うっかり前の方に座ってしまうともう大変。
そうこうしている内に#59に最終コーナでインを突かれ抜かれる。
一度抜いたマシンにぴったりくっつかれていた。Elpeの排気音が大きすぎて気がつかんかった・・・。
しかし、すぐにホームストレートで抜き返す。
残り周回はわずか。ここは踏ん張りたい。
ホームストレートでは明らかにコチラの方が速い。
たぶんノレていない切り替えしのセクションで差を詰められてるってトコだろう。
ってことは抜きどころである3コーナで突かれるコトは無い。
勝負どころは最終コーナーかな。
そして最終ラップの最終コーナ。イン側を閉めてクリア。
なんとか抜かれずに終わった。
結果は16位。
タイムも順位もダメダメだったが、今回はマシン製作からレースまでが本番だったようなもの。
後は細かいトコ直して、じっくり走り込むしかないかな。
2010/08/01
関東ロードミニ 第4戦
予選 19位(21台中) 決勝
15位
BL 45.057
前回のレースでの一番の反省点は走り込み不足であったが、今回もマフラー製作の為にドック入りとなった。
レース2週間前には返ってきたが、ここのところの猛暑日のせいで、練習日も満足に走り込む事が出来ず、
マシンのセットアップも進まなかった。
そんな中でも、一応マシンの改善点。
尻上がり過ぎ・・・
・マフラーをDFノリーズ製ワンオフマフラーに変更。
・Wキャリパーに合わせて、マスターをTZR125用?に変更。
・ポジション改善の為、NS1純正タンクカバーを被せ、シートカウルを後退。
本当は、フロントストロークの確保と軽量化の為、ステアリングリンク部のピロボール化をやってみたのだが、
積み込み直前になって、ハンドルストッパーと干渉することが発覚。(完全な設計ミス)
今回は導入を見送る事にした。
レース前日の練習も、猛暑で走り込むもののイマイチタイムは伸びず。
全体的にどうにも曲がりきれない感じ。
このままじゃレースにならないな〜、欠席しちゃおうかな〜と思ったが、レースは何がおこるかわからない。
気持ちが折れたらそこで終わり!と自分に喝を入れ、サーキット入り。(遅刻しちゃったけれど・・・)
何もいじってないので練習走行でも何か改善されるはずも無く・・・
それどころか、フロントステアのガタが大きくなっている。
1コーナの高速で進入するときや、M字の切り替えしとか、一瞬フロントの喪失感が襲ってくる。
なんとも怖い感覚だが、原因はわかっている。
練習、予選を使って、自分に「これは大丈夫。フロントタイヤはちゃんと仕事している。」と思い込ませる。
予選結果はElpeでの自己ベストと同等のタイムを出すが、21台中19位。
最後列グリッドからのスタートとなった。
そしていよいよ決勝。
相手は2st勢がほとんどなのでスタートには分がある。
そしてスタート。
難なく1列前をパス。そして1コーナ、2列前のイン側に飛び込む。
立ち上がって3コーナ
さらにインを突く。
丁度前に居たバイクがバランスを崩し、転倒はしないもののはらんでアウト側の車両を巻き込む。
なんかよくわからに内にかなり順位が上がった♪
しばらくして、前走車と差が開き落ち着いてきたころ、後ろを振り返ると、後続が追いついてくるのがわかる。
おいそれと抜かれるワケにはいかないが、決定的に差が詰まるのはホームストレート。
その勢いで#80モンキーRに1コーナー進入で抜かれる・・・が、2コーナをクロスラインで立ち上がり3コーナで挿し返す。
なんか遠近感が狂う・・・
う〜ん♪レースしてるなぁ♪楽しいなぁ♪
しかしトップスピードが違うのでこのバトルはそう長続きはしない。
次のホームストレートで早々に抜き返され、離されてしまった。
そして次の周でも#54に抜かれ、ファイナルラップでもゴール直前に抜かれてしまった。
結果は15位。
予選順位からすれば、ずいぶん躍進出来たと思う。
しかし、まだまだ下位に沈んでいる事には変わりない。
今回もまた、突貫で仕様を変更しての参戦となってしまった。
次回はマシン作りも走りこみもじっくり取り組んでレースに備えたい・・・
と思っても多分またバタバタなんだろうなぁ・・・。
2010/08/01
もてぎオープン7H耐久
予選 58位(94台中) 決勝
48/72位
BL 2'31.256
急遽もて耐のオファーが舞い込んできた。
折りしもここ数年はミニバイクばかりで、たまにはフルスケールのバイクに乗りたいと思っていた。
しかし、最初のウチはやはり尻込みしてしまっていた。
というのも、今回は予選通過の為に徴用されたという事。
しかし、過去のもて耐で予選通過に貢献した事はアリマセン・・・
それでも一時期の狂ったようなレベルの高いもて耐程ではないだろうと軽く考えてオファーを受けてしまった。
さて2回の公開練習を経て、予選通過のレベルを推測する。
もて耐の予選通過はWTクラス参加台数の69%で、予測される基準タイムは35秒台。
第3回公開練習での自己ベストは36秒台で第2ライダーの長谷川くんは38秒台。
長谷川くんは2年前に32秒台を出した事もあるということなので、まだまだタイムアップは可能だろう。
自分の方は今のところ、走った分だけタイムは上がっているので、予選本番までには35秒台にはもっていけるんだろうけれど、
予選本番までに届くか確証が無い。
という訳で、木曜日からもてぎ入りして特訓することにした。
これによりもてぎへの遠征は4日間に渡る事から、ハレと二人でもてぎに向い、ヒロとスバルは土曜日から合流する事とした。
まだ閑散としたピット
その甲斐あって、タイムは35秒台前半を出し、一応、この日の目標タイムをクリア出来た。
ついでにパドックでハレの自転車練習。ガラガラのパドックは良い練習場です♪
ピットの設営を済ませ、後は風呂に入ってご飯食べて寝るだけ・・・
と思っていた。・・・が、アテにしていた「茂木健康温泉」が潰れていた・・・
「四季彩館」は木曜定休なので慌てて他を探し、芳賀町の「ロマンの湯」まで足を伸ばす羽目に。
その分時間が押した為に夕飯はコンビニで弁当を買い、コインランドリーで洗濯しながらとなってしまった。
なんとも出鼻をクジカレタような第1日目となってしまった・・・
道の駅もてぎで朝を向え、ピットの設営&走行準備。
Teamサクセスの面々も到着し、にわかに活気だってきた。
練習走行はAB混走の30分1本と、Aクラス1時間を走行。
ここで自分は34秒フラットを記録し、長谷川くんも37秒に入れてきた。
35秒を切った事で自分の中では、ある種達成感が生まれ一気にだれてきた。(笑)
次に車検の準備にとりかかる。
オイルドレンのワイヤリングが確認できるように、アンダーカウルを外すが、
Ninja250の純正カウルの為、サイドカウルからばっさり外す。
問題はオイルキャッチタンク。
シートカウルの中に入っているのだが、このシートカウルが純正を流用している為、一筋縄では外れない。
これでは付いているかどうかもわからない。が、無理にバラすと大変な事になると言うのであきらめる。
まず、初っ端の音量測定。
しかし、マイクロンメータのrpmの数字が表示されなくなってしまった!
いろいろ切り替えるが変わらず・・・たまらずスゲサクさんに電話して聞いてみると、
メモリーがいっぱいになると表示されなくなるとの事。メモリーをクリアしたら表示されるようになった。
(なんなんだよこのワケのわからない設定は・・・)
またひとつマイクロンが嫌いになってしまった・・・
これで音測はクリア。そのまま車検場に。
しかし、、エントラントの数に対して、1台づつの脆弱な車検体制はひたすら待たされる事になった。
待ってる間、マイスターの練習走行を見ていたが・・・やっぱり速い!コエーッ!!でもカッコいい・・・。
そしていよいよ車検。
昨年通った車両だからと言って、今年はすんなり通るわけではないのが”もてぎの車検”。
案の定指摘を受けました。
・ラジエタブリーザタンクが不透明。
・エアボックスの蓋が付いていない。
・オイルプレッシャースイッチのワイヤリングがされていない。
・スプロケットガードの位置が前過ぎる。
まぁ、なるほどな内容。
ピットに戻って、各対策。
足りない部品はパドックバイクとして持ってきていた、Elpeから外して取り付け、なんとか再車検合格。
その後、予選に向けてタイヤをピレリから昨年型のBSにチェンジ。
一通り終わったところで、ようやくお昼ご飯。
この時既に16:00。
流石に設営&走行&車検で疲れてきて頭痛もしてきた・・・。
夜は「四季採館」へ行って風呂に入り、コンビニで翌朝のご飯と氷を買って、もてぎパドックに戻り就寝。
翌日はいよいよ、本番です。
そしていよいよ運命の予選本番当日。
前日には34秒台も出しているし、まず問題無いだろうと気楽に構えていた。
まずは、フリー走行。
タイヤをBSに変更した事でいきなり特性が変わって大丈夫なのか?
最初の2周を皮むきとタイヤ慣れに専念する。
コースインした直後から、なんか倒しこみが軽快になった感じを受けた。
が、1周もすると慣れて今まで(ピレリ)との違いがわからなくなってしまった・・・まぁ、良い事かな。
第2ライダー長谷川くんにチェンジ。彼も同じような感想。
タイヤは問題無し。
さて、想定している予選通過台数は46台。
AグループとBグループの二つに分かれているから、Aグループで23位以内であればとりあえずOKかな。
それでも他の第2ライダーの技量がわからないから、少しでも順位を稼いでおくに越したことは無い。
タイムはマイクロンに表示されるので、ピットからは順位を出してもらうようにお願いした。
そしてコースイン。
調子は良く、グングンペースが上がる。
ある程度周りが落ち着いたところで、ペースを抑え前走車と距離をとる。
そしてダウンヒルストレートからペースを上げていって、タイムアタック開始。
前走車との距離は離れているから思いっきり走れる。
そして、マイクロンに表示されたタイムは自己ベストを2秒近く縮める32秒台が表示された。
やった!32秒台!
しかし、喜びも束の間、ピットからのボードは・・・23位から動かず!
必死に走るが、順位は変わらない。
予選時間が終了しピットに戻ると、すぐにモニターを確認する。
間違いではない・・・。
結果は2'32.158で、第1ライダーAグループで23位で予選を終えた。
32秒台を出したのに・・・そんなにレベルが上がったのか・・・
そして第1ライダーBグループの予選が開始。
モニターを凝視する。
もしかしたら、たまたまAグループに速い人が偏っただけかもしれない。
しかしそんな独りよがりな願いも空しく、Bグループも確実にタイムを出していく。
そしてBグループの予選終了。自分より速いライダーは・・・27台居る。
つまり現時点で総合50位ということ。
まずい・・・後は第2ライダーの長谷川くんにがんばってもらうしかない。
第2ライダーの予選を見守る。
しかし、第2ライダー達の予選タイムも予想以上に速い。
長谷川くんも練習から2秒タイムを縮めて、2'35.794 を出すもAグループでは35位。
第2ライダーの総合としては、67位。
単純に足して割ると、58.5位・・・
実際にはそんなに単純では無く、第1ライダーと第2ライダーのタイムの合算で、
かつ自分らより速いWT以外のクラスは除かれ、またシードチームも除かれるのでそんなすぐにはわからない。
が、ほぼ絶望的。
とにかく、午後からの3時間耐久に備えて、オイル交換を始める。
整備が一段落したところで掲示板を見に行く。
掲示板の前には人だかりが出来ている。しかしまだ発表はされていない。
暫く、掲示板の前で待つがなかなか結果が発表されない。
もう、予選落ちによる3時間耐久のブリーフィングの時間だ。
ピットに戻って準備した方が良いか・・・
そう思った時、リザルトが追加された。
まるでバーゲン会場のように皆でリザルトを掴み合う。
掴んだリザルトを見ると・・・
”以上予選通過車両”と書いてあるすぐ上に”KTS湘南”の文字がっ!
やった・・・
やった!
ヤッターッ!
思わず声を上げた。
急いでピットに戻り、報告する。
皆で抱き合って喜んだ。
こんなに嬉しい事は久々だ。
楽々予選通過する面々から見れば滑稽かもしれないけれど、本当に嬉しかった。
そして、ほっとした。
予選通過の責務をギリギリだが果たせた。
次点の50位のチームとの差は、0.865秒。際どかった。
GTカフェでお昼ごはんを食べながら、明日の決勝についてのミーティング。
スタートライダーは自分だが、どういうローテーションとなっても最終ライダーはマシンオーナーである志鎌さんにやってもらう。
これは長谷川くんとも話してあらかじめ決めておいた事だ。
そしてピットインや、待機中での取り決め等を話した。
懸念されるのが、交代のタイミング。
燃料ランプが点いたら交替という予定だが、ここまでの練習走行で燃料ランプが点いても結構見落としている。
一応、走行開始から30分程度したらピットからランプを見るように促すボードを出すということになった。
さて、無事予選が終わったので、ハレと前々から約束していたMOBI・PARKへ遊びに行く。
としたところで、ハイエースのバッテリーが上がっている事に気がついた。
手持ちのブースターケーブルでは細いらしく、繋いでもエンジンがかからない。
ちょうど、サクセスのピットクルーがホームセンタに買出しに行くとの事なので、太いブースターケーブルを買ってきてもらうようお願いした。
その間に、ハレと3時間耐久を観戦したり、水鉄砲で撃ち合ったり、遊具に乗ったりして遊んだ。
残念なのは、特訓の甲斐あって補助輪無しで自転車に乗れるようになったので、
KidsBikeにチャレンジしようとしたのだが、身長が足りずに断念する事になってしまった事だ。
そうしてパドックに戻り、ブースターを繋いでエンジン始動。
最初はなかなか掛からなかったが、Qちゃんに聞いたところ、アースをエンジンブロックに取ったらすぐに掛かった。
後はこのまま暫くエンジン切らずにおいて置けば、すぐに充電されるだろうと軽く考えていたのだが・・・
コインランドリーに向う途中で、カーナビから「バッテリーの電圧が下がっています」とのメッセージ。
そして、メーターのバッテリーランプと何故かABSランプまで点きっぱなしに・・・。
そしてカーナビが真っ黒になって黙ってしまった・・・。
やばいんじゃないか?コレ?
コンランドリーに洗濯物を放り込んだ後、向いにあったガソリンスタンドに相談してみたところ・・・
おるたねーたーとか言うのがパンクしている可能性があるとの事。
良くわからないけれど、コレが壊れていると、バッテリーの電気が無くなるとエンジンも止まってしまうとの事。
やばいじゃん。どうやって神奈川に帰るの?
スゲサクさんに相談したところ、とりあえずバッテリーを新品にして、帰りはポジション球だけで帰るしか無いとの事。
7時間決勝のゴール時刻は17時。
どう考えても、帰りは真っ暗なのにポジションだけでなんて・・・と泣き言を言うと、スゲサクさんは
「オレなんか菅生からポジションだけで帰った事がある!」と・・・。
まぁ、それしかない。
予選通過で運を使い切ってしまったのかな?
バッテリー交換をお願いして、店の中で一服していると・・・
スタンドのおっちゃんが入ってきて、いきなり
「おめでとう!」
と握手されてしまった。
何事かと思ったら、オルタネータは生きていて、バッテリー交換だけで事無きを得たとの事。
助かった・・・まだ運は尽きていないらしい。
しかし今日は予選通過でいっぱい握手したのに、まさかGSのおっちゃんで締めくくるとは・・・
コインランドリーで洗濯物を回収し、「四季彩館」へ向う。
予定より大分押してしまった為、四季彩館での夕食は無理そうだ。
ここの露天風呂でばったり”なかねっち”に会う。
エントラントでもてぎ周辺での行き先なんてたかが知れているから珍しい事では無いんだろうけれど、こういう偶然は嬉しい。
四季彩館を出て「レストラン蘭」にて遅めの夕食を済ませ、キャンプ場へ行く。
時間は22時を回っていたが、まだ皆起きていた。
この夜はコテージで寝かさせてもらった。エアコンが効いていて快適♪
明けて5時起床。
いよいよ、耐久本番です。
いよいよ決勝当日。
朝5時に起きて、一旦外に出てコンビニで朝ご飯と氷の買出ししてからパドックに入る。
スタート前チェックを済ませ、ピット前にバイクを止める。
それから、開会式とブリーフィング。
ブリーフィングに向う途中で、他の車両を眺めていく。
そんな中で、個人的に目を引いたのが・・・
なんと、
ライトニングマックイーンカラー!
やられたっ!って感じ♪
そしてセレモニーとブリーフィング。
その中で気になるお話が、お医者さんの”スポーツドリンクを過信しない事”。
「スポーツドリンクだけでは塩分が足りなくなるから、塩分も取る事」って、塩なんて買ってないよ〜。
今頃言われても・・・。
解散後は一目散にピットに戻り、ハレを連れてマックイーンのところに駆け込む。
快くシャッターを押してくれました♪
そしていよいよスタート進行。
ライダー交代のタイミングは、シマダさんが燃費を計算して周回数と時間を割り出してくれた。
とりあえず、スタートライダーである自分の1回目の走行は60分。
いっぱい走れるなら良いよと承諾したが・・・・
この時はまだ若かったなぁ・・・
ライダー3人で7時間完走を誓い合い、コースイン。
ウォームアップを経て、グリッドに着ける。グリッドは59番。
当然ながら、後ろはシングルしか居ないので気楽だ。
久々のルマン式。
前半分がスタートして暫くして・・・
日章旗が振られた!
思いっきりダッシュし、飛び乗る。一瞬ギアを入れるのに手間取るがスタート。
台数は多いがルマン式の為かそれほど密集した感じは無い。
どうせ自分より前は皆速いからすぐに単独走行になってしまうだろうと思っていたが、意外にも追いついては抜くを繰り返す。
自分のペースが速いのかと思ったが、この段階では34〜36秒程度しか出ていない。
みんな燃費走行しているのかな?ウチにはそんな制約が無いので清々走る。
暫くしてちょっと疲れてきた。どれ位だろうか?
ホームストレート上の時計はなかなか表示されない。
やっと表示されたと思ったら・・・10:30・・・まだ半分かよっ!
それでも走行を続けたが、40分を過ぎた辺りから辛くなってきた・・・。
なんかヘルメットが下がってきて、まぶたを押し下げる感じがする。
ふいに汗が目に入る。イテテテと片目になりながら、3−4コーナーをクリア。
片目だと怖い・・・
わずかなストレートで目をぬぐう。
いっぱい走れても、自分の思うように走れる訳ではない。
それは結構辛い。
そして時計が10:57になったところで、ピットインのサインを確認する。
ピットインする周だからといっても手は抜かない。
ダウンヒルストレートでも右端を走るが、全開で行く。
そして、長谷川くんにチェンジ。
思いのほかキツかった・・・いっぱい走れるなんて、なんて青臭い事を考えていたんだ、オレッ!
クタクタになりながら、ツナギを脱ぎ、プールに浸かる。
熱中症対策とハレ対策に用意したプールだが、最高に気持ち良い。
そしてこれが効果覿面であった!
30分程浸かったが、体の疲れが抜け、あがって着替えた頃にはすっかり回復した。
そして、シマダさんと次のスティントの話。
シマダさん:「次も60分走ってよ」
まっしゅ:「無理です。いいとこ30分でしょう」
シマダさん:「じゃあ50分」
まっしゅ:「無理です。さっきの走行で40分が限界だとわかりました」
シマダさん:「じゃあ・・・(電卓叩いて)・・・47分!」
(ヤケに細かい・・・)
「じゃ、そんな感じで」と了解。
実際、プールでさっぱりした自分は、スタート前くらいに体力が回復したと感じた。
そして12:20分にライダー交代。
2本目の走行は、少しなれて余裕が出てきたのか、ツナギ越しに日の光が熱い感じがする。
5コーナを立ち上がった後のファーストアンダーブリッジがちょっと涼しい♪
そして、やはり2本目で体が慣れてきた事もあって、良いペースで走れる。
走行中、#74 功工房&Rハーツ DGZ のなかねっちに追いつく。
すんなり、パス・・・のはずがあっさり抜き返される。
なかねっちにはもてロー時代、クラスが違えども一度も勝った事が無く、公開練習の時もぶち抜かれた。
しかし、今はこちらの方がペースが速い。積年の恨み晴らしてやる(笑)
数周後ろについて抜きどころを観察し、ポイントを絞って、アタック。
4コーナから5コーナにかけてのストレートで横に並び、5コーナでインを突く。
よっしゃあ!
ヘルメットの中で思わず声が出る。
これが弾みとなり、一気にペースアップ。
自己ベストを更新して31秒台前半が出る。
結局このスティントも60分くらい走ってしまった・・・1本目ほどしんどくは無かったが、流石に疲れた。
ピットインして長谷川くんに交代。
早速、プールに入り体力回復♪
丁度、場内放送では全体の半分の時間を消化したことを告げていた。
そういえば、お昼ご飯食べてないや・・・しかし、準備するのもシンドイのでハレには申し訳ないが、牛串で勘弁してもらった。
着替えて一段落してから、シマダさんと次のスティントの相談。
しかし、ここで悪魔の采配が・・・
次の3回目の走行の後、長谷川くんにチェンジした後、30分後にまた乗れという・・・。
30分じゃ回復出来ないよ〜(泣)
しかし、最後に志鎌さんを走らせるにはこのローテーションでないと厳しいとの事。
最後に志鎌さんに走ってもらうって言い出したの自分だしなぁ〜。
とりあえず、長谷川くんにはがんばってもらって、休憩時間は40分にしてもらった。
14:40。3回目の走行。
さっきの2回目の走行がピークだったようで、かなりしんどい。
気持ちはいけるのだが、体が付いていかない。
アクセルを握っている右手の握力が無くなり、全開になっているのか握りきれずに緩んでしまっているのかわからず、何度も掴み直す。
そしていつものブレーキポイントだと、時折シフトダウンが追いつかなくなってきた。
そしてビクトリーの進入で、うっかりシフトダウンを忘れる。
イケネと思い、左にフルバンクしたままうっかりシフトダウン。一瞬ハイサイドを喰らいそうになる。
このままじゃヤベーと思い、ブレーキポイントを手前に持ってきて、少し余裕を作って走行する。
15:30。長谷川くんにチェンジ。
この後、35分で回復させ、もう1本走らなければならない。
ツナギの上半身だけ脱ぎ、両手をプールに漬けて冷やす。
ピッとクルーに頭からシャワーをかけてもらう。
しかし、なかなか息切れが収まらない。
下田さんが、「塩分取った方が良いよ。最低3枚は食べな。」とクラッカーみたいなものを差し出してくれた。
「塩分だっ!」
3枚と言わずそれを鷲掴みし口にほうばる。
息切れも収まってきたので、シャツを着替える。
しかし、まだ手が痛くて握力が戻らない。
そこで下田さんが手をマッサージしてくれた。
これが効いて、手も大分軽くなった。
16:10。最後のスティント。
体は辛いけれど、頭は何とかイケル感じ。
ブレーキポイントに余裕を持たすことで、なんとか気楽に走れる。
それでも、時々ブレーキポイントを見落としてコースアウトしそうになる。
タイムは34〜37秒とバラつく。
最後くらい、ちゃんと走りたいと思い、最後の力を振り絞って33秒フラット。
16:45にピットイン。
最終ライダー志鎌さんにバトンタッチ。
バイクを降りた途端、膝から力が抜け倒れこむ。
も〜走れない!
抱えられて、ピットに入る。
終わった〜・・・もう、走らなくて済む・・・・
や、まだだ!
すぐに着替えて志鎌さんのゴールを見届けなきゃ。
フラフラになりながらもなんとか着替えて、サインエリアに張り付く。
すぐに7時間終了のアナウンス。
最終コーナを睨んでいると・・・来た!
#23Ninja250!
サインエリアで皆で握手しあい、無事完走を祝う。
走行を終えた志鎌さんも嬉しそうだった。
リザルトとしては48位完走。
密かに狙っていたのは、出走台数の真ん中となる36位だったのでちと残念。
(予選出走台数は94台だから近いといえば近いかな?)
今回は自力で予選通過も果たしたし、決勝もいっぱい走った。(結局半分近くを走った)
精神的にもUP−DOWNの激しい4日間だったが、その分内容が濃かった。
最高に思い出に残るレースだった。
誘ってくれた志鎌さん。
紹介してくれたスゲサクさん。
急な召集にも関わらず頑張ってくれた長谷川くん。
色々助けてくれたチームサクセスの皆。
チームKTS湘南の皆。
ハレを可愛がってくれた#30KYB相模工場の女性陣。
コース上で競り合ったライバル達。
巻き込んでしまった家族。
そしてハイエースを診てくれたGSのおっちゃん(笑)
みんなありがとうございました。
2010/12/05
関東ロードミニ 最終戦
予選 26位(30台中) 決勝
26位
BL 44.952
もて耐があまりにも楽しく、そして燃え尽きた感があったため、なかなか次のレースにとりかかるモチベーションが上がらなかった・・・
で気が付けばもう年末。
例年、桶川スポーツランドで開催される関東ロードミニの最終戦は参加台数も多く、盛り上がるのでこれだけは出ておこうと重い腰を上げた。
一応、8月の第4戦からタンクカバーの位置(高さ)を変更。
これに合せてシートカウルも1号機から流用した。
そうしてレース当日。
びっくりしたのは、トライアウトクラスの台数。
桶川のフルグリッドを超える30台のエントリーがあり、この為、予選を2組に分けて行う。
そうしてタイム別にA決勝とB決勝に振り分けられる。
例えB決勝となっても、上位3位に入ればA決勝に進めるというもの。
まぁ、状況がどうであれ、力いっぱい走るしかないし、それしか出来ない。
まずは練習走行。
例年、最終戦は天気に恵まれ、今年も例外でなく好天で暖かい日であった。
が、さすがに朝一番はそこそこ寒いし路面温度も気になる。
コースインしてすぐに2台がスリップダウンした。
それを見て、輪をかけて慎重に走る。
とりあえずCDIを交換したせいか、前回練習で出たエンジンの不調はなくなっていた。
そうして、予選タイムアタック。
調子は悪くなく走れている。が、バシバシ抜かれる・・・
結果は予選1組で後ろから2番目。
予選2組の結果を見ずともB決勝行きということは判る。
昼休みを挟んで早々に決勝。
グリッドは悪いが4stのトルクを生かせば、3位に喰い込めるかもしれない。
そしてスタート。
思惑通りスタートダッシュが効いて3番手に着ける。
しかし快進撃?もココまで。
後はずるずる後退していくのみのレース展開となってしまった。
結果はB決勝敗退の26位。
もて耐以来ずっと練習サボっていたし当然といえば当然の結果であった。
しっかり練習してからレースに臨みたい。
毎回そう思いつつも、ついサボってしまう。まぁ仕方ない。
もて耐に家族サービスにと世の中誘惑は多い(笑)
2010エピローグ
とりあえず、現行ELPEでのレースはこれで終了。
決してマシンのせいとは言わないが、元々は街乗り用として作り出したマシン。
3号機と合せてミニバイクレーサーが2台あっても仕方が無いし置き場所も無い。
と言うわけで、Elpeはエイプカスタムとして売却しました。
さて来シーズンはどうしようか。
なんとかマフラーを作って3号機を復活させるか。
それとも構想中のNewマシンを投入か♪
欲望は尽きません。
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