MashRacingHistory

’08シーズン


Date EntryRace Class Result Machine Circuit
2008/04/12 筑波ロードレース選手権rd-1 TC-mini 15/19 ELF-01 筑波2000
2008/07/27 中井Mini−1GP rd-2 Mini 3/6 ELF-01 中井インター
2008/11/30 WADATAKU杯 4st 8/12 ELF-01 つま恋KL
Open耐久 16/16 ELF-01 つま恋KL
2008/12/21 関東ロードミニ最終戦 4stOpen 17/19 ELF-01 桶川SL

2008/04/12
 筑波ロードレース選手権 第1戦
 予選 18位(20台中) 決勝 15位19(台中) BL 1'20.698

丸4年ぶりの筑波でのレース。クラスは当然、TC-mini。
元々、ELF-01はこのレースを想定して作成した為、ホイールベースもミニとしては長めに設定して作成してある。
しかし実際にいざエントリーとなるとキャブレタ口径の制限という壁が立ちはだかった。
メカに無頓着だったので、別にキャブレタの口径が変わったくらい大した問題ではないだろうとタカをくくっていたが・・・
実際にはフレームや、クラッチケーブルと干渉してしまったり、セッティングに苦しむ事になった。

さて、まずは金曜日の前日スポーツ走行。
木曜の夜9:30に出発して、12:00には筑波入り。
平日だというのに既にトランポの行列は、メインスタンド裏まで伸びていた。
翌朝6:00にゲートオープン。小雨が降っていたのでピットが欲しかったが取れず、仕方なくタイヤサービス横の駐車場で店を広げようと思っていたところ、 TeamSMOKYのさかいさんに遭遇。ピットを譲ってもらえた♪
そして隣のピットには昨年のTC400のチャンプで、ツインレース時代に何度かやり合った根兵さんが入っていた。
思いもかけず、懐かしい顔に会ったことで、筑波に帰ってきたんだなぁ・・と実感する。

1本目の走行は8:30。路面はウェットコンディション。
こんなんでも全く走らないよりはマシだろうと、本番では禁止されているレインタイヤに履き替えて走行してみた。
久々の筑波は・・・こんなに広かったけ?ここ最近はミニバイクコースばかりだったので戸惑う。
さてマシンの調子は・・・8〜9千回転辺りで引っかかる感じがするが悪くは無いかな?と思っていたが、走行を続けている内に上が回らなくなってきた。
その内、全然回らなくなってしまったので止む無く途中で走行を中止した。
最初のセッティングは、
メイン :#120
スロー:#40
ニードル:クリップ位置は上から1番目(どこから何段目と数えるのか?)
試しにメインを#122に上げてみる。
筑波は他のサーキットと違い、ウォームアップエリアがあるので、少しは調子を見ることが出来る。
で、結果は×。
他の人に聞いてみると大体#100前後との事なので、手持ちで一番小さい#102に変えてみた。
が、まだ回らない。
仕方ないので、筑波サーキットの向いにあるD’sへ行き、#95を買ってきた。
このパーツショップは今まで使った事が無かったが、今回は非常に助かった。
で走ってみたところ、大分良い感じになった。
2本目の走行の前に11:45から、スタート練習が設けられたので参加。

スタートも問題なくできるし、上まで回るので問題ないかな?
そして2本目。コンディションはドライ。やっと清々走れる♪
慌ててタイヤをドライに変更する。

メイン :#95
スロー:#35
ニードル:クリップ位置は上から3番目(ちょうど真ん中)
普通に走れるようになったが、各コーナーの立ち上がり8〜9千回転辺りでパワー感が無い。
バックストレッチで引っ張っても11000程度しか回らないし、最終コーナを立ち上がってホームストレートに来ると失速する感じがする。
それでも久々の筑波は、ミニバイクには広い!
ビッグバイクで走ってた時にはあれほど狭く感じていたのに、4ミニではアウトラインいっぱいに走ると遠回りかな?と思ってしまうほど。
コースを忘れたわけではないが、やっぱり攻めあぐねてしまう。
タイムは1'24745。
パワー感が無いのは、セッティングが薄すぎたためのようだ。
またもD’sにチャリをとばし、#98のジェットを買ってきた。これでセッティングは、
メイン :#98
スロー:#35
ニードル:クリップ位置は上から3番目(ちょうど真ん中)
ウォームアップエリアでは、良い感じ。
ここでもうひとつ問題があった。
フロントの操舵アームとタイヤとのクリアランスは2ミリ程度あったのだが、ここが接触してタイヤが磨耗してしまっている。
筑波のスピードレンジともなると、遠心力でタイヤの外径が大きくなり干渉してしまうようだ。
もしかしてホームストレートの失速はこの影響があるのかな?
前から削ろう削ろうとは思っていたが、やっぱり強度が心配。でもそうも言っていられない。この部分が壊れたとしても舵が効かなくなるだけだ。(大丈夫だよね?)
この部分をハンドグラインダで削り、クリアランスを5ミリ位まで広げる。
これで当たるかどうかは、走ってみないとわからない。
オイル交換も済ませ、明日の本番に備えて、近所の宿に引き上げた。

そして本番。
まずは車検!クレームが付かないか心配だったが、問題なく通った。とりあえずひとつの山を越えてほっとした(笑)
そして予選。

走ってみると、ホームストレートでの失速感は無くなった。(加速感もあまり感じないけれど・・・)
それでもやはりコーナー立ち上がり8〜9千回転辺りは相変わらずパワー感が希薄だ。
しかし、マシンの調子が上がるのに反して、なんか走りがしっくりこない。緊張しているのかなぁ・・
そしてタイムは1'23.869。
昨日の練習とそう変わらない・・・くよくよしても仕方が無い。とりあえず、決勝に向けての準備。
まだちょっと薄いようなので
メイン :#98
スロー:#35
ニードル:クリップ位置は上から4番目
に変更。
GASは予選で11周回して、1リッタ弱消費していたので、2リッター入れる。
タコメータは少しでもトラブルを回避するために外した。
そしてウォーマーは・・・実は前日練習の際、巻いてみたのだが手持ちのスーパーバイク用サイズでは大きすぎてうまく巻けず、
結果、タイヤに密着しないため、あまり温まらなかった。でこの時点で日光が当たっている方が暖かかったので、そのままとした。
ブリーフィングも済み、ぼちぼち決勝の時間だなぁと思ったところで、重要な事を忘れていたのに気づく。
予選順位の確認をしていなかった。
慌てて確認したところ・・・ 予選通過19台中、18位!・・・正直この結果には愕然とした。もうちょっとはイケルかなと思ってたのに・・・
何か・・・こう・・・自分のやってる事って何か間違ってるんだろうか?
と考えてしまうが、ナニヲイマサラって感じなので、そこはスルーしておく。

そしていよいよ決勝。
オフィシャルが下がる。いつもはここで回転を上げるのだが、タコメータを殺した為にアクセルの開け具合がわからない。失敗したなぁ・・
そしてレッドシグナルが消え、スタート。
イマイチうまくスタート出来た感じがしない。一つ前のグリッドの#19のエイプがするする前に出て行くのがわかる。
なんとか1コーナーまでに前に出られれば・・・と思うが届かない。
Phot:すまぐる!
1ヘアもインを突こうと思うが、突けない。
そのまま2ヘアを回ると、#19より前はかなり離れている。後ろを見ると#51がいる。という事は順位はひとつ上がったのかな?
全体的にも#19よりこちらの方がペースは上だし、早々に抜けば#19が#51以降を抑えてくれるかな?
そして2周を回ったところで1コーナで仕掛ける。
立ち上がりで横に並ぶが・・・げげっ引かない!そのまま1ヘアまで並走するが、イン側にいたコチラが有利。なんとかオーバーテイク。
Phot:すまぐる!
ヨシヨシ。これで振り切れれば・・・と思ったが、コーナーでのギヤの入りが悪くなってきた。
1コーナを3速でクリアする為、5速から二つ落とさなければならないのだが、4→3と落とすのに一拍置かなければギヤが落ちない。
その為、どうしてもコーナ進入がプアーになってしまう。ギヤが落ちなくて何度かダラダラと高いギヤで立ち上がる時もでてきた。
こうなると、なかなか回転が上がらない。
Phot:すまぐる!
Phot:すまぐる!
そうこうしている内に、#51NSFにせっつかれる。そして1コーナ進入で#51のNSFに抜かれてしまった。
前日の情報で、この#51は115ccのノーマルヘッドと聞いている。いくら向こうがNSFといってもコチラは124ccのスーパーヘッド。
#51だけには負ける訳には行かない。ラインをクロスさせて立ち上がりで抜き返す。
バックストレッチに入り後ろを振り返ると、すぐ後ろにいるが、最終コーナ手前ではかなり引き離せる。
トップスピードはこちらが上。なのに1コーナで刺されるって事はこっちの最終コーナがだめだめなんだ・・・って言っても怖いしなぁ・・・なんかガタガタ振動はしるし・・
またも抜かれてしまうが、バックストレートですんなり抜き返せる。
これだけのスピード差があるのなら、かなり気楽だ。
しかし、ペースを上げようとして突っ込みを頑張ったところ、またもギヤが落ちなくて立ち上がりが鈍ってしまった。
う〜焦る・・・
そしてファイナルラップの第2ヘアピン。シフトダウンがうまくいかず、ラインを外してしまう。
しまった!クリップに着けない!!このままでは刺される。
と思ったが、刺されなかった。後ろが見えないからわからないけれどラインを外してしまった事で逆に向こうのラインを塞ぐ形になったのかな?
そのまま、チェッカー。
Phot:すまぐる!
途中1台、リタイヤしていたので、結果は15位。


結果はともかく、レースの内容は最初から最後までバトルが出来たので非常に楽しかった。
今回の問題点としては、なによりもまず吸気系。キャブ口径よりもマニホールド口径とバルブのサイズが大きい事で流速が上がらないとの事。
ギヤの入りが悪いのは、キャブセッティングが合っていないと、よく起こる現象らしい。
車体的には、シルコリンと最終で振動が出るのは、リヤショックが負けているらしい。
リヤショックユニットをもっと良いものに換えるのも大事だが、レバー比を考慮せずにRS50のリンクをそのまま使用しているのも怪しいらしい。
ライダー的には・・・がんばるしかないよね。
特にタイムアップの肝となる最終コーナを何とかしないと・・・(でもホントに全開のまま行くのかなぁ・・・本気に怖いんですけど・・・)


2008/07/27
 中井Mini−1GP 第2戦
 予選 4位(6台中) 決勝 3位6(台中) BL ?.?


実は一番最寄のサーキットである中井インターサーキット
ELF-01のテスト走行でも何回か利用したが、ここでのレースは実に14年ぶり!
8月には第2子が生まれるし、その前後は当然、遠くのサーキットなんか行けるわけも無いが、ココなら近場なので参加してみることにした。
ELF−01で参加できるクラスは、Mini(2st 100cc以下 改造可、4st 125cc以下 改造可) か、Over30 (Miniクラス仕様 30歳以上おやじクラス)。
過去のリザルトを見る限り、台数が多くバトルも楽しめそうなMiniクラスにエントリーを決めた。

で、前日土曜日に夏用にセッティングしたバージョンでテスト走行してみたが・・・しっくりこない。
特に3コーナの立ち上がりから4コーナーまでがギヤ比が合わず、この箇所で他車に離される。
ヘアピンの進入も悩みどころで、2速まで落とすと立ち上がって4コーナーのギヤが合わず、かと言って3速で進入すると立ち上がりが鈍いのはともかく、
エンブレが利かない分、ブレーキングがかなりしんどい。
色々試しているウチに、ブレーキがベーパーロックを起こしてしまった。車重が重く、ブレーキの弱いELFの泣き所だ・・・
ファイナルを併せようにも手持ちのスプロケットではベストなセッティングが見出せなかった。
が、暑いしブレーキパットの温存の為、午前中で切り上げ。レースになれば、また状況も変わるでしょ♪
午後はタイヤを新調し、キャブセットを少し変えて、夜にはアメリカGPを観戦してモチベーションを上げる。

そして当日。
朝から暑い中ではひろとハレはもたないと思い、一人で中井入り。
受付してエントリーリストを見ると・・・Miniクラスの台数は6台・・・予想より少ない。
しかも殆どのエントラントが、SPとMini、またはMiniとOver30のWエントリーだ。俺もWエントリーしとけば良かった・・。
10分の練習走行を終え、予選までは2時間ある。この間に一旦帰宅しひろとハレを拾って予選の1時間前に再度中井入り。近いサーキットは便利だなぁ。
まだ予選まで1時間あるからと、ハレを2号機に乗せパドックをうろうろしようかと思ってたら・・・同じMiniクラスのライダーが準備している・・・え?予定より早まってるの?大慌てで準備する。
予選は7周。燃費はおよそ20周あたり1リットルだから、0.5リットル位の余裕を見て1リットルのGASを入れ、コースイン。間に合った・・・
予選はタイムアタックではなくレース形式。スタートラインは4コーナ手前で、グリッドはミーティングの時のくじ引きで2番手だ。
2周のウォームアップを経て・・・スタート。ポールの#3田中選手のNSFをかわしトップだ!・・・が最初の5コーナ進入でアウトから被せられる。

なんとかついていこうとするが・・・やっぱり3コーナで離されるなぁ・・・と思ってたら3コーナ立ち上がりからヘアピン進入で#8マー某選手に抜かれる。
ヤバイ!何とか喰らい付こうと思うが、ヘアピンの立ち上がりで、急にエンジンが吹けなくなってしまった。
慌ててアクセルを煽るが・・・ガボガボ言って回転が上がらない。あれれ?壊れちゃった?
その間に#7凌太選手と#27陸哉選手に抜かれる。と、回転が戻ってきた。
何だよ〜何が起きてんだよ〜。猛然と#27陸哉選手をプッシュするが抜けない。そのままゴール。途中、#8マー某選手が転倒していた為、決勝のグリッドは二列目4番手だ。

まぁ、6台しか居ないし、スタートは4ストが絶対的に有利だから気にしない。

で、決勝。
スタートは案の定、#3田中選手のNSFに次いで2番目になるが、すぐに#7凌太選手に抜かれて3位。

そしてまたしても3コーナ立ち上がりからヘアピン進入で#8マー某選手に抜かれた。
なんとか喰らいついていく。
そしてヘアピンの立ち上がりで#8マー某選手がコースアウト!チャンス!と思うが土煙を上げながらもコースに戻ってきて頭を押さえられてしまう。
これって昨夜見たアメリカGPのロッシみたいジャン。これは勝てないかも・・・と思ったらどんどん離されてしまった。
いやでも#8マー某選手は予選ヒートでも転倒して順位を落とした。
今回も転ぶかも・・・なんて思ってたらホントに転んでた。丁度復帰しようかとしていたところをパスし3位に返り咲き。
毎周ヘアピンの立ち上がりで距離を測る。
差はじわりじわり詰まってくるが・・・これなら何とか逃げ切れるかな?
そして最終ラップ。ヘアピンを立ち上がり最終コーナー進入。良かった抑えきった・・・と思ったらイン側に居る!
ヤバイッ!と思ったが、ギリギリこちらの方がラインを先に通過出来た。
何とか3位お立ち台をGet!
しかしなんとも情けない展開だったなぁ・・・まぁコレもベテランレーサーの運を呼び込む力ってコトで♪

一通りレースが終わった後は、2号機でハレのコースデビュー♪
しかし木製手作りの2号機はポケバイキッズ達にも大人気。
あまりの食付きっぷりにハレもタジタジだった。


表彰式はポケバイ併催とあって子供達も多くすごくにぎやか♪
こういうのも良いねぇ。
そうなるともう少し胸を張ってお立ち台に上がりたかったと欲が出る。

次回は11月。
それまでにはもう少しスピードアップを図りたい。

しっかし中井のトロフィーのでっかいこと・・・



2008/11/30
 WADATAKU杯
 4st:予選 9位(12台中) 決勝 8位12(台中) BL 39.392
 Open耐久:16位16(台中) BL 39.9

さて夏以来の久々のレース。
当初はてっきり鈴鹿ツインで開催されているAcuto主催のファイアーボールのつま恋版だと思っていたが、実際にはFalcon主催のWADATAKU杯であった。
つま恋でのレースは2回目。前回は借り物YZRM1-miniでぶっつけ走行だったんでイマイチ自分の走りに納得できなかったところがある。
今回は悔いのないようにと1週間前にコソ練に行ったところ、転倒してステップ周りを破損させてしまった。

その際の自己ベストは40.0秒。YZRM1-miniでの自己ベストは39.5秒を超えるにはやや辛いかな〜という状況。
レース前日は修理に明け暮れ、いよいよ当日。
パドックには溢れんばかりのエントラントにびっくり。つま恋にこんなに人が集まるのは初めて見た。
さてまずは練習走行&予選。
調子は悪くないのだが、40.3秒で12台中9位・・・。
すぐにオープン耐久の練習走行で、若干セッティングを変えたが、違いがわかるはずも無く終了。
この時点で結構おなかいっぱい。
さて細かいタイムスケジュールは公開されていないけど、後ろの方なんだろうなぁ・・・とのんびり過ごしてたら
ふと気付くともう4stクラスの決勝で、コースインが始まっている。
慌てて支度をしてコースイン。集中力を上げる暇もありゃしない。
なんとか間に合って4列目のグリッドに付き前方を睨む。
シグナルがブルーに変わった!が、一瞬呆けてしまう・・・
しまった!出遅れた!と思ったがそれ程でもなく混雑する1コーナーをクリア。

ごちゃごちゃしている中、2コーナでアウトから1台を抜いた。
前の方はごちゃごちゃして自分が今何位なのかわからない。
後で写真で確認したところこの時点では6位だった。
しかし、あっさり2台に抜かれる。
なんとかついて行ければチャンスはあるかも・・・
なんとか喰らいついていき、時折迫ることもできたが、結局疲れてずるずる離されてしまった。
そうこうしている内に青旗が・・・
残り2周というところで周回遅れになってしまった。
そのままチェッカー。1台が転倒した結果、予選から1台繰り上がって8位で終了した。
まぁ、結果としては妥当なところだが、ベストが39.3秒出たので目標はクリア出来た。


気を取り直してオープン耐久。
と言っても、スプリントだけじゃ寂しいなと思ってエントリーしたレースで、1時間を一人で走る辛さは前回思い知っているのでまともに完走するつもりも無い。
グリッドは朝のくじ引きで16台中12位。
しかし2st50も混ざっている為、スタートダッシュで中盤より前くらいには付けられた。
この後は台数が多い分、抜きもすれば抜かれもする。
20分くらい走ったところでカウルがバタついてきたのでピットイン。
休憩がてら、ネジの増し締めをする。
一息ついたところでコースイン。暫く走っているとまたカウルがバタついてきた。
ゼッケンプレートにガムテープで付けたセンサー付きゼッケンが重いのかなぁ・・・。
結構疲れてきたのもあって、ピットイン。
増し締めついでに各部をチェックすると・・・ハンドルのステムナットが緩んでる!
こりゃマズイ。
他にも緩んでるとこないかとチェックして見ると・・・アッパーカウルステーを固定するナットが無い・・・
たまたま近くの他チームの人がナットを提供してくれて修理してくれた。
他にも緩んでるとこないかな・・・・と、エンジンのオイルラインのトコロにM8ナットが引っかかっている・・・
どこのナットだ?
よく見てみると・・・エンジンマウントのナットが無い!
慌てて締めなおし。
ちょっと休憩するつもりが思いのほか長いピットストップになってしまった。
なんとか修理を終え、コースイン。
程なくチェッカー。や〜何とか走りきれた。
結果は、修理の為にピットインしていた時間が長かったせいか、最下位に終わった。
まぁ、走っている最中にトラブルが発生しなくて良かったかな。
同じTeamサクセスでNSR50で一人耐久に挑んだ千葉さんは7位完走。たいした物です。
しかし二人してバッテバテ。次回はちゃんと二人で組もうと約束♪(言質トッタゾ!)

さて今回は思いのほかレベルが高いレースであったので順位はさておき、
当初目標にしていた自己ベスト更新は成しえたので、まぁ良かったかな。
ただ、借り物YZRM1-miniでのタイムはまだまだ走りこめばいけるかなというカンジだが、ELF01では結構いっぱいいっぱいな感じ・・・。
なんとなく思い返してみると、コース後半のシケインの通過から最終コーナー立ち上がりにかけてが大きく離されてしまう。
ロングホイールベースだからタイトコーナがキツイのかな?でもXRモタードで速い人も居たしなぁ・・
やっぱり車重の重さからくる切り替えしのスピードと立ち上がりが鈍いのかな・・。
この辺りは現在開発中の3号機に期待することにしよう♪


2008/12/21
 関東ロードミニ 最終戦
 4stOpen:予選 17位(19台中) 決勝 17位19(台中) BL 42.047

WADATAKU杯が終わって、さぁエンジンを3号機に戻そうかと思ったが、
せっかく1号機を走る状態にしたのにバタバタ終わってしまった1レースで終了というのもちょっともったいない気がしてきた。
それに来シーズンは3号機で行きたい。ひとたび3号機が走り出せばもう1号機で走ることはまず無いだろう。
そう思うと思い出作りの為にももう1レースやりたいという感傷めいたものがふつふつと湧いてきた。

しかし時は既に12月。残っているレースは・・・桶川サーキットランドで開催される関東ロードミニの最終戦があった。
桶川は1度だけ、まだELF−01が完成して間もなく、キャブセットも何もまともじゃない時に走ったがコース幅もエスケープゾーンも広く結構好みのサーキットであったが、
伊勢原からでは東名高速⇒環八ルートでも、R129を北上するルートでも混雑する箇所は避けられず遠いイメージがあった。
だが、中央道と圏央道が繋がった事から移動時間も大分短縮されるに違いない。
とりあえず様子見でレース1週間前の土曜日にお試し走行に行ってみた。
途中で道を間違えるも2時間で到着。間違えなければ1.5時間で着けそうだ。
走行の方はなかなか43秒が切れず、午前中の最後の走行で最終戦にエントリーするというWATECHのKSRに引っ張ってもらい42.7秒がベストだった。
せめて41秒台には乗せたかったが、とりあえずKSRについていけたのだから単独ビリは避けられるかなと、エントリーを決意。

1週間後の週末。
土曜日はアンダーカウルの補修やら、ゼッケン作成やら車内の片付けやらもあり、また一旦帰ってきてまた翌日サーキット入りするには中途半端な距離で、
埼玉ではツテも無いので前日練習をパス。
タイヤもWADATAKU杯から代えていないが、まだまだ使えそうなのでそのままとした。
ただ、久しぶりに空気圧を計ったら・・・1.0kg!
通常は温感で1.9〜1.95というハナシだからどれだけほったらかしだよ!ってなワケで逆にちゃんとした空気圧にすれば乗り味もタイムも良くなるかな?とちと期待してみる。

そして日曜の早朝にサーキット入り。
案の定、まともな場所はとれず裏手のダートコース上で店を広げた。

ここで問題がひとつ。
ELF−01にはエンジン始動の為のキックが無い。
朝の暖気運転もトランポ郡の合間をかき分け少ないアスファルトの上で押しがけをした。
走行の前にいちいち場所を移動してエンジン始動・・・3号機には絶対キックを付けようと決意。


さて最初の走行1本目。
さてタイヤの空気圧を正常値にした結果やいかにっ!・・・って、良くわからないよ?
と言うよりむしろ硬くなった感じがする分、1コーナで跳ねる感じが増えた気がする・・・。
5分の走行を終え、結局44.033秒と先週より遅い・・・やはり前日練習は必要であったか?
そして予選。
大分先週の感覚が戻ってきて42.498秒。自己ベストを0.2秒だけ更新♪19台中、17位。
後ろにはWATECHの#77KSRと、124エンジンを壊して100エンジンに換装したという#69NSF。
前には約1秒差で#57ERF125。
順位UPはキビシイけれど、ビリは免れるかな?と淡い期待。


各走行のインターバルは1時間以上あり、この間にたくさんの人がELF−01を見に来てくれた♪
ブログに参戦すると書いてあったから見に来たという方も居て、素直に嬉しい♪
中には技術的指南をしてくれる人も居たが、相手の素性もわからないので迂闊な事は言えない。
(過去にBSの偉い人に偉そうにタイヤ講釈をしてしまった経緯があるもんで・・・)
ハレのハートにもエンジンがかかってしまったようで、ELF−02でパドックを散歩。
こちらもウケが良かったが、2号機初のダート走行はかなり体力を消耗した・・・。
(最終的に2号機のフロントスイングアームは破損してしまった)


さて、いよいよ決勝。
なんか久々緊張した。作戦をあれやこれや考えていたが全部ぶっとんでしまった。
シグナルブルー。
可も無く不可もなくスタート。
いつもだったらスタートダッシュが決まるのだが、失敗したのか周りのレベルが高いのか・・・
そのまま1コーナー。つい前方の集団と同じペースで入ってしまった。まずい。
3コーナーで前走者のインを突こうとラインを内側にとるが突っ込めない。それどころか#77KSRに外側から被せられてパスされてしまった。
まずい・・・もしかして今、ドンケツかな・・・
続いて4コーナー。
前方で転倒が発生。アウトにかわすか・・・と思ったが影響がアウト側に広がっているのがわかる。
とっさにギヤをひとつ落とし、イン側から回避。アウト側にいた車両より前に出る。
目前には#69ジュベット岩倉さんがいる。転倒回避の為か立ち上がりが鈍い。
6コーナーまでにパス。
ラッキー♪・・・しかし1周ともたずにすぐに抜き返されてしまった。まぁこの辺は自力が違うから仕方ない。
とにかく今は目前の#71KSRを抜くぞ!と追いすがる。

背後にぴったり付け、さぁどこで抜こうか・・・と思っていると、転倒の影響で遅れていた後続車が間に割って入ってくる。
その隙に離されてしまうが、がんばって追いつくと、また後続車が割って入ってきて、また離されてしまう。
そうこうしている内にトップグループに抜かれ周回遅れに・・・アタックする周が1周減ってしまった。
それでもあきらめずに追いかけると・・・ラスト1周の表示が。

まずい、3コーナーで勝負するには離れすぎている。それでもインフィールドで差を詰め、最終コーナー。
さっき見たUraGPでは、優勝した山口選手はことごとく最終コーナーでインを突いていた・・・きっとそこに隙間が・・・無いじゃんっ!
接触しそうなのを堪えるが、一瞬アクセルを戻した分離される・・・もう追いつけない・・・。
でチェッカー。
あ〜あ・・・もうちょっとだったのにと、非常に残念だが、追いかけるカタチとなったレースは十分楽しかった。
結果は予選と変わらず19台中17位。ただし1台転倒リタイヤ、1台は復帰するも大きく離されて・・・と、まともに走行した中ではビリになってしまった。
それでも自己ベストも42.072と更新。
とりあえず走れば走るほどタイムが縮まっていくのは、この先の可能性も感じられて楽しみではある。


しかし関東ロードミニは楽しかった。
最終戦ということもあって特別盛り上がってたのかもしれないが、これほど賑やかなレースは久々♪
牛串もうまかった♪
圏央道が山ぶち抜いて海老名まで来てくれれば更に近くなる。
来期の予定はまだ未定だが、また来ようと思う。

今はただ、ELF-01に2年間、おつかれさまと言いたい。


戻る