MashRacingHistory

’06シーズン


Date EntryRace Class Result Machine Circuit
2006/07/14 もてぎオープン7時間耐久 OPEN 38/66(136) VTR SP-1 ツインリンクもてぎ
2006/10/08 つま恋ミニバイクレースRd-4 MiniMotoGP 第1ヒート 5/9 YZRM-mini つま恋カートコース
MiniMotoGP 第2ヒート 3/9 YZRM-mini つま恋カートコース
Open60分耐久 3/12 YZRM-mini つま恋カートコース

2006/07/17
 もてぎオープン7時間耐久
 予選 53位(136台中) 決勝 38位(66台中)


2006年はレース活動休止中だが、2005年もてロースーパーツインのチャンプの池田さんよりもて耐のお誘いを受けた。
チームはスーパーツインクラスのエントラントで結成される、
ザ・スーパーツインズ (ネーミングセンスに年齢を感じマス(笑))
これは参加するしかない。
参加メンバーは、
2005年チャンプの池田さん
2004年チャンプの三輪さん
2006年唯一の現役スーパーツイン 白川くん
そして、04年、05年共に万年2位の自分
の4人体制。
車両は、池田さんのVTR SP−1だ。

しかし、もてロー第2戦でオープンクラスにエントリーした三輪さんが転倒により負傷。
もて耐は棄権する事となってしまった。
そして、自分は初めて乗るSP−1に好感触を掴むものの合同練習でのベストは18秒台という
7年前にTRXで出したタイムすらにも及ばないという体たらく・・。
そして仕事の為に、金曜の前日練習に参加出来ないという状態で本戦に挑む事となった。

15日(土)予選
合同練習にてあまりの体たらくぶりに、第2ライダーを辞退し第3ライダーに。
そして第1ライダー池田さんのアタック。
きっちりと6秒9を出し、早々に切り上げた。
第2ライダー白川くんのアタック。
自分のマシンでない為か、タイムを出すのに苦労するも、9秒台を出す。
これで、合算タイムは4'16.803。
昨年の通過基準を考えるとまず予選通過だろう。

そして僕の走行。
前日練習が出来なかった分、走れるだけ走って体を慣れさせなければ。
感覚的には申し分無く、思うように走れるのだがタイムが出ない・・
めいっぱい走って結局14秒台に留まった。
前回の練習からは4秒縮まったが、5年前のOW01で出したタイムにも及ばない・・。
が・・・・っくりと肩を落とす。


予選は、53位で通過。
ボーダータイムは合算で4分18秒と、昨年より2秒上がった。
予選通過したツインは、ウチを含めて3台。
#125 RC30&BLUE EYES VTR SP-2
と、
#78  CompusRoadRacing VTR SP-1
だ。
ベストツイン賞を狙うにはこの2台に勝たなくてはならないわけだ。
しかし、#125は、予選8位で1秒台を出している。
まともにやっては到底勝ち目は無いが、あれだけパワーの出てるマシンなら7時間もたないだろうと都合よく推察する(笑)
後は#78に勝てれば、ベストツイン賞だ。
7年ぶり2回目の7時間耐久に期待と不安を抱えながら、この日は、白川くんの家に泊めてもらう。

翌、16日(日)
千葉の白川くんの家から下道でのんびりもてぎを目指す。
途中、下妻に寄り、 下妻物語 に思いを馳せながら洗濯やら買い物を済ませ、
夕方、もてぎ入り。
3耐決勝のゴールを見届けてからホテルにチェックインした。

17日(月)7時間決勝
予報通り朝から雨。
Wetコンディションは嫌いではないが、やはりイベント事は晴れている方がうれしい。
ローテーションは1時間交代で、
START<白川>→<池田>→<まっしゅ>→<白川>→<池田>→<まっしゅ>→<池田>GOAL
の予定。
アライのサービスが開いていたので、曇り対策にWシールドを組んでもらう。

まずはフリー走行。
一人あたり2〜3周程度しか出来なかったが、Wシールドとレインタイヤにまずまずの感触を得る。
何の参考にもならないかもしれないが、フリー走行での順位は35位と励みになる結果となった。

雨の為、スタートは従来のル・マン式からローリングスタートに変更となった。
このスタート方式だと、ジャンプアップは難しいが仕方ない。

ローリング3周を経てスタート。7時間の戦いの始まりだ。
スタートライダー白川くんは30秒台のペースで走行するが、順位が下がっていく。
スタートライダーは大体一番速いライダーをもってくるから止むを得ない。
と、途中でピットイン。
シールドが曇って思うように走れないとの事。
慌てて池田さんのWシールドと取り替え、ピットアウト。
慣れてきたのかだんだんペースが上がり、30秒半ば位で走行。

1時間程たったところで、ライダーチェンジ。
順位は、52位。

給油をし、Wシールドを池田さんのヘルメットに戻す。
この間にレインタイヤを見てみると、意外と磨耗しているように見えた。
これでどれくらい保つんだろう。


ピットインの規定5分間の15秒前にピットアウト。
これでピットロードを出る時は、きっちり5分間という。
なるほど、オレも真似しよう。
池田さんは走る前から、雨は苦手と言っていた通り、3分前後で走行。
その間に白川くんとコース状況、マシン状況について検討する。
なんでもリヤサスが仕事せず、ペースが上げられないとの事。
スタート前にセッティングを変えていたようだが、足りないのかな?
メカニックの八幡さんと検討し、出来る限りの事をして次の走行で動きを確認するという事になった。
が、俺にサスの動きなんかわかるだろうか?
1時間の走行で結構タイヤも磨耗していたので、次のピットインで交換するかどうか検討もしたが、
とりあえず予定通り自分のパートまでは無交換で行こうという事になった。

スタートから2時間程たったところで、ピットイン。
いよいよ出番だ!
この時点で、順位は57位。
池田さんと同じように15秒前にピットアウト。

15・14・13・・とカウントしながらピットロード出口を目指すが・・あれれちょっと早かったかな?
出口手前で殆ど止まりそうになりながら調整してコースイン。
走り出すと、思ったよりも調子がいい。全然滑る気がしない。
雨だから燃費が良いだろうという事から、使用回転数の上限しばりも無くなった。
Wシールドのおかげで視界は良好。
そして、Wetを苦手とする人が多いので、もう抜ける抜ける。
もう、雨大好き♪ (もちろんもっと速い人には抜かれもするんだけど)

20秒台半ばで走行を続ける。
途中、#125のSP−2に追いつく。
既に同一周回でないので、抜いたからといって順位が上がるワケではないが、やっぱり前に出たい。
無理なくパス。そして少しでも差を縮めようと走り続ける。

25周(位だったかな?)走ったところで、燃料ランプが点灯。
丁度、集中力が切れてきたところだ。
ピットにサインを出し、ピットイン。
白川くんにライダーチェンジ。
サスの動き?よくわからなかった・・。でもキモチ良く走れたよ。
立てマセン

この時点で、15台抜いて、42位!
給油とか転倒とかで単純に15台抜いたわけでも無いんだろうけれどやっぱり嬉しい♪
ピットに戻ると急に体が重くなってきた。
車で着替えようと、歩き出すと足が攣りそうになる。
水を含んで重くなったツナギを脱ぎ、しばし休息。
だんだん、体が痛くなってきた。
2時間のインターバルの間に出来る限り回復させないと・・
と思ってたら、池田さんよりローテーション変更の提案が・・
この後、
→<池田>→<まっしゅ>→<池田>GOAL
となるところを給油回数を一回引いて、
→<まっしゅ>→<池田>GOAL
としたいとの事。
次の給油でガソリンを積めるだけ積み、好調の自分が走れるだけ走り、残りを池田さんに託す作戦。
しんどいけれどそれで行くしかないか。

その間、白川くんはコースアウトを喫するも、チーム内ベストを更新する勢いで走り42位をキープ
そしてピットイン。
ガスを入れ、タイヤ交換。
タイヤコウカーン
しかし、フロントのタイヤ交換に手間取る。
終わったと思ったがフェンダーが止まっていない。
終って時間を確認したところ・・6分過ぎてるっ!
慌ててマシンに飛び乗り、ピットアウト。
その瞬間、オフィシャルがマシンの後ろの方に手を伸ばすのが視界の片隅に写った。
何だ?何か問題が??
慌てて止まろうとしたが、
タイヤ交換をしたにも関わらずブレーキレバーを煽っていないため握りきれてしまった。
それでも止まり、後ろを振り返るが、特に問題ない様子。
ブレーキレバーとペダルを煽り、手ごたえが戻ってきたところでピットアウト。
かなり時間をロスしてしまった・・

コースに入ると、かなり路面の状態は良い・・と思ったら大雨。
しかも、一回目の走行ほどシールドの撥水が効かない。
あちゃ〜、ガラコを塗り直しておくべきだったか・・
今回は走れるだけ走ると言うことで、さっきより燃費を気にして走る為、
2速に落とすところを3速でガマンして走るようにする。
しかし、3周ほどはしったところで足が攣りだした。
イン側に深く膝を曲げると攣りそうになる・・
アイテテ・・どうしよう〜・・
力を入れたり抜いたりして何とかガマンする。
そうこうしているウチに、前方に#78が見えてきた。
うぉぉ!#78には負けてられない!
4コーナーでパスする。
ヨシ♪ヨシッ♪
実際には#47はエコランしている訳でここでムキになってアクセル開けてる
自分の方が本来耐久ではダメダメなのだが、やっぱりレースは相手を抜いてこそ楽しい。
本人でなければわからないパスシーン
視界が効かないほどの降りにもなったが、降りに対して調整する余裕が無い。
なんとか30秒台で周回を続け、26周したところで燃料ランプが点いた。
なんだ、燃費走行を心がけたつもりなのにあんまり変わんないジャン。ちょっと損した気分・・。
ランプが点いてから4周は出来るという話なので、一応余裕を見て29周でピットイン。

最終ライダー池田さんにマシンを渡す。
この時点で39位まで上がった
マシンを下りて(というか落ちて)足が攣りそうな為、ホフクゼンシンでピットに戻る。
向こう側に落ちてマス
ああ、攣った攣ったっ!
なんかヘルメットを取るのもままならない。
何とか車まで戻り、着替える。
体はガタガタだが、気分はまだまだ走りたいっってカンジ。

一服入れてからピットに戻ると池田さんも30秒台で周回している。
ココに来て調子が出てきたナ♪

残り時間は後僅か。池田さんの前方に、#78のSP-1が居る。
イケーッ抜けーッと応援する。
実際には#78とは3LAP差なのでココで抜いても意味無いのだが、
ま、最後のヒト盛り上げってコトで応援する。
後は見守るだけ

そしてチェッカー。
池田さんが#78の前で帰ってきた。
ヨーシッ!ヨーシッ!!
サインエリアから手を振る。
サインエリアに居た皆で、お疲れ様と握手し合う。

実は7時間をまともに完走したのは初めての体験。
(1回目はエンジン壊れて押してゴールだった)
ちょっと感動した。

結果は38位完走。
ツイン勢は、#125が予想を裏切ってマシンが持ち堪え(笑)11位で完走し、
ベストツイン賞を獲得。流石だ。
#78は、最初の方でコースアウトしてたにも関わらず(見てたゾ)、
ウチよりも3周多く28位。綿密な燃費管理の賜物だろう。こっちも流石だ。

こうして、今年のもて耐は幕を閉じたが振り返れば雨が降ってホント良かった。
おかげで何とかライダーとして体裁を整えることが出来た。
何せ、たいした持込みも無く、整備を手伝うコトも出来ず、タイムも出すことが出来なかったので
正直、この只のお荷物感はけっこうキツかった。
(決して攻められてる訳ではなく、不甲斐ない自分自身に対して許せなかった)
だから雨のおかげでそれなりの仕事がこなせたのがホント嬉しかった。

それでも、何より7時間決勝に進めたのは池田さんと白川くんのおかげ。
そして雨の中、手伝ってくれた方々、楽しい夏のひと時を本当にありがとうございました。

おつかれさま〜♪



2006/10/08
 つま恋ミニバイクレースRd-4
 予選 5位(8台中)
 MiniMotoGP第1ヒート決勝 5位(8台中) BL 40.227  
 MiniMotoGP第2ヒート決勝 3位(8台中) BL 39.583  
 オープン60分耐久 3位(12台中) BL 39.663  
 

日本GPを見て久々モーレツに走りたくなってきた。
しかしシーズン終了に差し掛かった10月では特に出られるレースも無く・・
と思ってたら、サクセス常連のパティシエFくんが鈴鹿MiniMoto4耐で使ったマシンを貸すから つま恋のレースに参加してみてはと・・正に渡りに船!
元々ミニバイクは自分にとって、狭くて身動きが取れず、エスケープゾーンが無いコースが殆どで、 しかも昨今はエンジンチューンが激しく金がかかる 等々の理由から敬遠してきた。
しかし今回はコースは比較的エスケープのあるつま恋カートコース。
マシンはアクートGP謹製のYZRM1-miniのパッケージ。ベースがTZM50の車体なのでNSRをベースとするRCV-miniよりはかなりポジションが楽だ。
借り物マシンと言えどもレースとなれば少しでも上位で終えたいのがレーサーの佐賀!
sugesakuさんは別格としても、犬の会長、クレセントの渡辺さん、Qちゃん、千葉さん らと絡むには38〜39秒台前半は出せないと話にならない。
つま恋カートコースは何年か前に犬の会長に連れられてRCV-miniで走った事がある。
その時はやっとこさ39秒台には入ったと記憶しているが、コースが思い出せない。
webでコース図を取り寄せ、攻略法を探すが・・レーシングカートでの攻略法しか手に入らなかった。
つたない記憶とコース図とカート攻略法を頼りにイメージトレーニングを重ねた。

レース当日はちょっと風が強いが快晴に恵まれた。
朝1番にコースを歩いて確認するが・・あれれ最終コーナってこんな感じだったっけ?
あ、カートの場合はシケイン使わないんだ・・・。

 フリー走行30分
とりあえず1週間続けたイメージトレーニングと擦り合わせ・・まずは1コーナー。
カートでの攻略法は1コーナーは全開でクリア・・・って無理だからっ!
やっぱりカート攻略法と薄れた記憶でのイメージトレーニングじゃ全然駄目でした。一生懸命組み立てなおし。
結果は40秒4。う〜ん、1発目から39秒台には入れたかったが・・
 公式練習15分
5速にも入らないので、慌ててフロントのスプロケットを小さいのに替えてみる。
ダッシュは良くなった気がするけれど回り込んだコーナーで不安定になるような・・結局5速に入らないし・・
結果は40秒7。


 MiniMotoGP 予選
MiniMotoGPの予選はスーパーポール方式。1周だけのタイムアタックだ。カッコイー!
結局スプロケットは最初の状態に戻した。
出走順はゼッケンの逆順ということで1番手になった。で走り出してみたが・・いやいや狙った1周に集中するのって難しいね。
結果は40秒切れず。しかし1番手だからとりあえずタワーの電光掲示板には自分のゼッケン”9”が一番上に表示される。
結局、後半のヒトタチが走るに連れどんどん順位が下がり5位になった。ま・・仕方無いか。

 MiniMotoGP 第1ヒート
予選が振るわなかった分は、スタートダッシュで挽回せねばっと臨んだ第1ヒート。
赤旗が下がって・・ってあれ?スタートは日章旗だっけ?シグナルだっけ?
シグナルはブラックアウトでスタート?グリーンでスタート?
と一瞬迷うが、シグナルがグリーンになった瞬間に体が自然とマシンをスタートさせていた。
ん〜想像よりスタートがかったるい。半クラッチを使って何とか高回転をキープさせる。
1コーナまでに前列のクレセント渡辺さんに並ぶ。そのまま抑えて1コーナ進入。ヨシ!犬の会長、sugesakuさんに続いて3位だ。
なんとか付いていけるかと思ったが、1ミスで大きく離されてしまった。
そうこうしている内に4コーナ進入でクレセント渡辺さんにパスされてしまう。げげっお立ち台から落ちた・・
そして3コーナ進入で、Qちゃんにインを突かれた。このままズルズル落ちていくパターンか・・ と思ったがQちゃんの3コーナ立ち上がりが鈍い。インから入った分ツライか。続く4コーナでもアウト側にはらんだ。
対してこっちは思いっきり立ち上がり重視のラインでクリア。4コーナを立ち上がるとスルスルとQちゃんに並ぶ。
よし、続くS字はこっちがイン側だ!と思った瞬間、互いのハンドルバーが接触。
Qちゃんはすぐ真横でバランスを崩し、マシンもろとも転がるように転倒した。
え〜っ!
あまりに派手な転び方にビックリした。走り続けながらもS字に目を向ける。とQちゃんが自力で歩いているのが見えた。
とりあえず大丈夫か・・気を取り直して走りつづけるも動揺している内に千葉さんにも抜かれ5位でチェッカーを受けた。

 MiniMotoGP 第2ヒート
昼休みを挟んで第2ヒート。
スタートは問題なく出来たはずだが5位で始まった。
目の前にはクレセント渡辺さんとQちゃん。今度はじっくり走りを見て勉強しようと決めたが・・
3コーナ進入でQちゃんが渡辺さんのインを突いた!が、接触!その瞬間QちゃんとRCV-miniが空に舞った。
Qちゃんもマシンもコース上に残ってしまったが、3コーナをインベタでかわす。
立ち上がると、渡辺さんも気にしてかペースが落ちていた。
ちゃ〜んす♪
渡辺さんが気を取り直してペースが上がる前に捉えられれば!と喰らいつく。
そのまま数周。こちらの方がペースが速いといっても抜きどころが無いつま恋。どこで行くか考えていた。
しかし残り2周というところで、最終コーナに渡辺さんがミスしてアウト側にはらんだ。すかさずインを突き前に出る。
思わず前に出た事で舞い上がる。さっきまで自信をもって走れたのが途端にとっちらかる。
ファイナルラップ
4コーナで斜め後ろに付かれているのがわかる。
う〜キテルキテル・・
ラインをミドルインにしてなんとか抑える。そのままチェッカー。
ヤッター!棚ボタ3位!

 オープン60分耐久
第2ヒートから15分程度のインターバルをおいて耐久レース・・もうクタクタ・・
グリッドは受付時のくじ引きで3番目と好位置♪
そしてスタート。1コーナー進入までに前列の渡辺さんがアウトにライン振るところをイン側まっすぐ行きホールショット!
トップだっ♪

このままトップを快走♪なんて出来るワケもなければそのつもりも無い。
もうクタクタでマシンを押さえきれないから40秒台くらいで走ればいいか。 それでも抜きどころが少ないコースだから後ろは渋滞して抜きつ抜かれつが展開されて体力を消耗してくれると良いなぁ・・なんて考えながら走行。
そして5周目の3コーナでインを挿される。あれ?NSRだ。
しばらくして4コーナ進入、周回遅れをパスする為にインから入ったらアウトからsugesakuさんが来た。
続けて立ち上がりで犬会長にもパスされる。

付いていった方が良いかなー・・でも地力がちがうしなぁー。なんて考えてたらタイミング悪く周回遅れを挟んでしまいそのまま大きく離されてしまった。
しかし暫くして犬会長との差が詰まってきた。あれれ?そのまま難なくパス。向こうも疲れてんのかな?

とりあえずそのまま走行を続ける・・がツライ!疲れた。
電光掲示板のポールに”20”の数字が表示されているのに気が付いた。暫くすると”21”になった。
増えたって事は経過時間か。
”30”になったところで、丁度半分と判断してピットイン。
スポーツ飲料をたらふく飲む。
ここで犬会長が来た。エンジントラブルでリタイアとの事。そして「せっかく2位なんだからあんまり休んでると勿体無いよ!」との事。
え?そうなんだ。
コースインして改めてポールを見ると5番目に”9”の表示がある。あ、今のピットインで5位まで落ちたんだ。
しかし、暫く走り続けるとだんだん上がってきて3位まできた。トップはsugesakuさんで2位にクレセント渡辺さん。
2コーナを立ち上がると3コーナを折り返して立ち上がるクレセントさんが見える。周回を重ねてもその差は変わらない。
う〜ん、同一周回とは限らないからここで無理してもなぁ・・
そして待ちに待った掲示板の数字が”60”にっ!
やった〜♪終わった〜♪
・・と思ったが・・・
あれ?チェッカーが出てない・・あれ?
なんだよ”61”ってっっ!
もしかして・・経過時間じゃなくて周回数かっ!!
いっきに気が遠くなる。
大体1周当り40秒と過程して60分÷40秒は・・・走りながら割り算なんて出来ないよっ!
終わりの見えないレースとなってしまった・・まさに耐久・・

どうしようかな〜ピットインして時間聞こうかな〜でもその間にチェッカーとかなったらヤダしなぁ・・
迷っていると千葉さんにパスされた。とりあえず疲れてる時は人に付いていく方が楽だ。
しかしもう体力の限界だ・・最終コーナのブレーキングで上体が支えられない。カットイン出来ずそのままアウトにはらむ。
もういいや、このままピットインしちゃえ。
ピットに戻って阿部さんに残り時間を聞く。後、5分位で終わるとの事。
終わりが見えた!もうひと踏ん張りっ!
ピットアウトして暫くするとsugesakuさんに抜かれる。が付いて行ける。
残り僅かだし折角車載カメラ積んでるんだからこのままチェッカーを受ければ良い絵が撮れるゾ。
クタクタだがその為だけに最後の力を振り絞る。
数周付いていくが、S字の進入で周回遅れを挟んでしまった。
あ〜あ〜行っちゃう・・
大きく離されてしまった・・何とか追いつけるか。
まだ見えている・・と、sugesakuさんが周回遅れに引っかかってる。
差はだんだん詰まってくる。が、無情にもここでチェッカー。


 戦い終わって日が暮れて・・

結局39秒切りはできなかったが、リザルトだけ見ればとりあえずお立ち台には立ったし即席レースなら良く出来た方かな。
しかし表彰式でその満足感は打ち砕かれる。
なんと1位の賞品はDVDプレーヤー!  2位の賞品はIHコンロ! そして3位は何もナシッ!
なんとも言えない敗北感に包まれながら秋のつま恋を後にした・・。

しかし、今回は快く完璧なマシンを貸してくれたパティシエFくんに感謝!
また機会があったら是非リベンジに臨みたい。





戻る