ELF-V Project 07
リヤ足回りの製造
バイクっぽくなってきました♪
次にリヤプロアーム。
チェーンラインを確保しつつ、スイングアームを取り付けたとして、ホイール&タイヤとの干渉は・・・3分の1にも満たない程度か。
この図面の精度がどの程度のものかは怪しいけれど、とりあえずこの程度であれば強度は問題ないのは1号機で実証済み♪
実際に組み付けて確認しようと思ったが、ここで障害。
メインフレームとなるTZMフレームのピポットシャフト径はφ12。
対してアプリリアRS50プロアームのピポットシャフト径はφ14。
フレーム側をφ14に広げようかとも思ったが、そんな太いキリは持ってないし、それをつかめるチャックも無い。
広げたところで、フレーム側のほうが幅が広いので、シャフトの長さが足りない。
じゃぁ、シャフトに厚さ1ミリの外形14ミリ内径12ミリのパイプを被せてしまえば良いかと思ったが、
世の中そんなに都合よく材料は出ていない・・・
外径15ミリ内径13ミリのアルミパイプに切り込みを入れて絞ろうかと思ったが、硬くてそう簡単には加工は出来なかった。
逆に外径13ミリ、内径11ミリを広げて・・・とも思ったが、やはり加工できない。
やはり、加工屋さんに作ってもらうしかないか・・・とあきらめかけてたが、スイングアームをばらしてみたら、
TZMスイングアームのピポット部のカラーが外径18ミリであることを発見!
対してアプリリアプロアームのピポットカラーの外径は20ミリ。
そして手元には外径20ミリ、内径18ミリのアルミパイプがあった。
合わせてみると、ピッタリ!ラッキー♪
仮に1号機のリヤホイールを組んで併せてみる。
ホイールもチェーン引きを最短とすれば、スイングアームと干渉しない。
まぁこれではチェーンを張る事ができないので、後でバッサリ切り取る事にする。
これでフレームにスイングアームが付いたので、次にリヤサスの取り付け。
状態は定かでないが、TZM用のショックが数本あるので、今回はこれが付くように加工する。
TZM用が使えないとしても、NSR用の方が小柄だからステーでどうとでもなる。
そして今回はリンクを介さずにスイングアームに直付けする。
フレーム側の受けはあるので、スイングアーム側。
TZMスイングアームより切り取った受け部をあてがってみる。
付いて付かなくは無い位置かなぁ。
しかしこれで溶接してしまうと、車高が合わなかった時に調節が利かない。
で、この受け部を二分割してアルミステーの受けとする。
これでアルミステーを交換することで車高調整が可能となる。
リヤホイールは手持ちのデイトナホイールに余裕が無いので、とりあえず1号機のものを流用する。
代わりに1号機にはスカイウェイブ250用のリヤホイールを付けておく。
このホイールが使えるのはぽち蔵さんのアイデアで、カタチもすごく気に入っているのだが残念ながら13インチの為、レースには使えない。
これで、前後のホイールが付いて転がして移動する事が出来る。
いよいよというか、ようやくバイクらしくなってきたゾ♪
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