光一くんの「MASK」(1999.2.1)
日生劇場の新春ミュージカル「MASK」はKinki Kids堂本光一主演で1月6日から31日までの計37公演。
言わずと知れた「MASK」は青山劇場で1990年少年隊によって初演、以後少年隊・V6・タッキーと引き
継がれてきた、ジャニーズ事務所の代表的なミュージカルです。

さて、今回の光一くんの「MASK」を1月30日の夜の部の公演を観ることができました。
1月30日、朝から必死で仕事を片づけて、12時00分発のANA(全日空)で機中の人になりました。
バックには10,500円で予約した「XC列15番」の観覧券。
初めて観るミュージカルに胸が高鳴っていました。大好きな光一くんに逢える!!


日生劇場に着くと、まずお土産品の交換の列に並んで光一くんの「MASK特製テレホンカード」をGET。
ゾクっとするほど素敵なカードなんです♪ファンにはたまらないお土産!
そして客席へ。「XC列」・・・な、なんと前から3列目!超ラッキーな席だったのです。


開演5分前に・・・悲鳴にも似たようなざわめきが客席に起こる。
振り返ってみると、「LOVE LOVE愛してる」で共演している吉田拓郎さんの姿があったのです!
拓郎さんもみんなの反応に手を振って応えてくれるサービス。


さて、4時30分。どん帳が上がるとミュージカルの開演です。
「PUT ON A HAPPY FACE」舞台中央から光一くんの登場。20分の幕間を挟んで3時間のミュージカルの
始まりです。光一くんの息遣いまできこえるような席で、夢中で光一くんの姿を見つめていました。
感激!感動!興奮!・・・今でも目を閉じれば、あの時の光一くんの演技がはっきりと浮かんできます。
前半の見せ場は、「七変化メドレー」
女形となった光一くんの「お初」はあまりにも美しすぎて・・・うっとりしてしまいました。
途中、客席にいる拓郎さんネタのアドリブも飛び出して、客席からは拍手と笑い声。
見せるだけのミュージカルじやなく、まさに「SHOW」劇の名がぴったりの舞台です。


後半の舞台設定は、ニューヨークのブロードウェィ。
父親が為し得なかったミュージカルスターとしての成功をかちとった主人公。
しかし、余命2年と宣告された命。そして、絶望の淵からよみがえる主人公。
「人間は仮面(MASK)をかぶって自分の本心を隠していきているもの」
「奇跡は起きるものではなく、起こすもの」
奇跡を起してくれたのは父親。仮面をはずした自分に出会う主人公。テーマはそこにあると思った。
父親の亡霊役の尾藤イサオさん、母親役の中尾ミエさんとの絡みも見事に演じきった主人公光一くん。
涙が出るくらい感動したミュージカルに仕上がっていました。
感動の中にも、拓郎さんネタや光一くんの出てるCMネタのアドリブがボンボン飛び出して笑いもあって
ホントに楽しい舞台でした。


カーテンコールは、Kinki Kidsのメドレー。
「青の時代」では客席に降りてきて、なんと私の席のすぐ横で歌ってくれました!!
感激で心臓バクバク!手を伸ばせは触れることができるような所に光一くんが・・・・・・・・
「アンダルシアに憧れて」「全部抱きしめて!」
グランドフィナーレ「WE’LL BE TOGETHER」


時間舞台に出っ放しの光一くん。
歌も踊りもお芝居も早変わりも完璧にやり遂げた光一くんは、エンターティメントとしての名に恥じないスター
だと確信しました。
光一くんの「MASK」最高でした!!!


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