記事タイトル:作品拝見しました |
■休日画家様。ご来訪ありがとうございました。 ご投稿頂きました原文を若干読みやすくする為に移動転載しましたことをご了承ください。 いろいろとご感想を頂いたことを嬉しく、また何度も読ませて頂きました。 どの分野の仕事でも同じかもしれませんが、「作品」と称するものにはおのずと 作者の感性やまたものの考え方が随処に表れるものだと思います。もっと言えば 全人格までもが投影してしまうものです。(恐いとさえ言えます) 私はそのことを踏まえた上で、出来るなら作品は単に鑑るだけではなく「読んでもらえる」作品を 描きたいと常に考えています。 当然作品の観方は人それぞれであってよいのですが、作者としての思いを添えることで上記の一助に なればとの考えから、拙い雑文を書いている訳です。 言葉を文字に変えても、絵にしても、はたまたHP全体も総てが同じ者が発信している・・・ そんな部分を大事にしたいと思っています。 休日画家さんが、「題名」のことにご自身のHPで言及されていましたが、私も全く同感です。 Webという世界での特性を生かす為には、普段(私は個展等で発表する)とは違う形の表現方法を取らなければ 意味が無いと考え、現在のスタイルになったという訳です。この点でも休日画家さんの言われる通りだと思います。 演劇の舞台公演を何故高いお金を払って観劇に行くのか・・・それは一時でも日常を忘れる世界がそこにあるからではないでしょうか。 絵画も同じで、そこに夢があったり、希望があったりすることが人の心になにかしらのメッセージとなるのではないでしょうか。 ありきたりの光景を描いても、まさに「俗ぽい」だけで。 いずれにせよ画面上に表れるものはほんの一部分で、本当はその背景にあるものの方が大事ということかもしれませんね。 尚、作品制作に関する用材データーをとのご意見は今後検討させて頂きます。 どうぞまた是非お越しください。[2002年6月18日 15時13分45秒]
コンドルさん、こんにちは。私のサイトを訪問戴き、ありがとうございました。相互訪問ということで、お邪魔しました。 私の掲示板には、「PC音痴」と書かれていましたが、かなり凝ったホームページですね。細部にまで気を使い、 様々な技術を駆使してホームページ管理をしておられる様子が覗えます。 作品を拝見致しました。コンドルさんの作品は、その高い描画技術もさることながら、ご自分なりのスタイルを 既に完成しておられて、作風に一貫性がありますね。画題の選び方や風景の切り取り方にも個性を感じます。 水彩による風景画というのは、誰が描いてもどこかしら似てくる部分があるものですが、コンドルさんの作品には、 そういう「俗っぽさ」がありません。自分なりの世界を上手く確立しておられるなぁ、と感心致しました。 もう1つ私が感心したのは、結構、文章を書いておられますね。絵画系のサイトというのは、文章が殆どなく絵の展示のみに 徹したものが多いのですが、作者の言葉が少ないと少々物足りなさを感じることがあります。もともと絵と文章というのは 親和性があって、作品に添えられた幾ばくかの作者の言葉からイメージが膨らんだりするものです。勿論、美術館や画廊での 作品展示に作者自身の文章が付け加えられたりはしないので、インターネット上の絵画展示サイトに文章がないのも むべなるかなという気がするのですが、インターネットという可能性の多い空間では、絵の見せ方にも普通とは違った 工夫が試みられていいのではないか、と思っています。コンドルさんが、このホームページ上で文章の役割をどのように 位置付けておられるのか分かりませんが、私は好感を覚えました。 ちょっとだけコメントさせて戴ければ、絵の実サイズだけでなく、使っておられる絵具や水彩画紙についても掲載して いただけるとありがたいなと思います。鑑賞する方は、そんなことにも関心があるものです。 以上、長々とまとまりのないコメントで恐縮ですが、また折りを見て訪問させて戴きたいと思います。[2002年6月18日 13時6分24秒]