(鳥取境港)

(355x506)


夏の境港は暑かった

朝の漁も終え陸揚げされた漁船の回りは潮の匂いが満ちていた

何に使うのか全く解からない道具類が散乱する中で

私は真夏の陽射しを受けながら自らが干物になりかけていた

ひと時貴重な潮焼けを経験し、なるほど海の男達はたくましいと実感もしたが

漁師でなくとも憧れる何かが船にはあるとよそ者ながらいつも思う

乗り物に憧れる・・・それは幼児性が抜けきらない証しなのかも

世の男性諸氏思い当たる附しはないですか?


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偶然海の作品ばかりとなってしまいましたが、私は海が好きなのです。
変遷万化するその光景は、描かずとも眺めているだけでも安らぐ思いがするのです。
そう言えば・・・子供の頃船の船長さんに憧れていました。
決まった道がなくて自由に好きな所へ行ける様な、そんな気がしていたのかもしれません。

今は絵筆にロマンを託して自由に飛び回っているコンドルです。

過去の作品をご覧になりたい方は微風の窓 別館へどうぞお越しください。



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