第25回個展ライブ
プロローグ

25回展とあっていささか準備の段階から緊張ぎみでありました。
あれもこれもと思いながらも、普段以上の力が出せるわけも無く、
結局例年通りに淡々と初日を迎えることになりそうです。
相変わらずの雪の風景を描き続けていますが、
手足も凍るような寒い雪源の中を旅することは
そのまま孤独であてのない手探りの25年でした。
白き故に色彩豊かで空気が流れることを知り肌身で解ることができたような気がします。
透明水彩の持つ微妙な色調の美しさを表現するには、北の大地がピッタリだったのかもしれません。
『冬なんて幾ら描いてもただの白』と言われない様に、私なりの新たな試みにも挑戦してみましたが、
果たしてその効果の程は?




嬉しいことには会期中のアクセス数が跳ね上がります。
遠方のために来れない方や、どこかの誰かが興味を持って覗いて頂いているようで、
毎夜更新する甲斐があるというものです。
そんな方々のために、今回のライブではいち早く出展作品も公開したいと思っています。
どうぞリアルタイムでお楽しみください。
また会場の雰囲気が伝わるように画像も出来るだけ多くUPしたいと思います。
個人のプライバシーには充分配慮するつもりですが、偶然にあなたの姿が写ってしまっていたら、
この際知らない顔をしてご容赦ください(笑)

さて一夜が明ければいよいよと初日。
100日間のロードレースが終わると、それはまた新たな始まりなのかもしれませんが、
会期中の管理人は暫し羽を休めてひとりの絵描きに戻り
皆さんと共有のひと時を過ごしたいと思います。
前置きはこのへんにしてそれでは会期6日間をスタートさせます。
どうぞ宜しくお付き合いください<(_ _)>







今回のBGMは『何日君再來』"ホーリィチュンツァイライ" 何時の日君帰るという曲で、
1937年に上海映画の挿入曲で大ヒットしました。日本では李香蘭(山口淑子)が歌って有名です。
オカリナの宗次郎もさることながら、私はこの曲を聴くと憧れの中国大陸に想いが募のです。
♪何日君再来(宗次郎)