白い丘
北海道 稚内
（540×330）アルッシュ中目300g/newton colours
旅の途中で思わぬ景色に出会い列車を飛び降りる事がよくある。
元々目的地が明確な訳でも無く急ぎもしない。
その降りた駅名も今では定かではないが、
必然なのか、偶然なのか私にとってはその瞬間その場に居合わせたことに意味があり、
何かを呼び起こす制作へのスタートになるような気がする。
生涯に二度と訪れることが無く、同じ光景を目にすることも無いかもしれない。
或いは私自身の内観が変わってしまう場合もある。
故に今この時を逃しては悔いが残る･･･たとえ終着駅が目前であってもそれは仮の目的地。
本来の描くべきものはこの途中下車をする中に見付かるものかもしれない。
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