赤と白の実
(アメジング・ファンジーとナンキンハゼ)
絵描きはたとえ小さな枯れた実でもそこに新たな役割を加えようとする。
子供の頃空想の世界で遊んだように、今は絵を描く画面の中で同じことをする。
難しい芸術論など無用で、新鮮な驚きを忘れない『童心』と、
思いを内に向ける『視線』さえあれば絵は誰にでも描けるのである。
(300×160)アルッシュ中目300g/newton colours