青いボート

兵庫県 小浜


(660×450)ワトソン紙/ホルベインcollar


記憶も定かではないが、今から20数年程前の夏の盛りが終わった初秋の『小浜』を描いた。

残念ながら現物の作品は手元に見当たらないが、多少フォーヴィズムの傾向に傾きながらも

砂浜に足跡を描いているところに当時の暗中模索の心境のが無意識のうちに表れている様に思える。

絵は年月と共に変わる・・・変わらなければならない。

この頃から我流ながらもひたすら薄い色調の透明水彩に突き進んでいった。

昔の作品をこうして改めて観てみると恥ずかしいが青春が蘇がえったりもするものだ。



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