境 港



(590×400)アルッシュ中目300g/newton colours


真夏の境港(鳥取)は暑かった。
こんな港ならこんな遠くまで来なくても近場で済んだかもしれない。
"水木しげる"のゲゲの鬼太郎に登場する『妖怪』の像達には申し訳ないが、
私は脇目も振らず一直線に炎天の港に直行して船を描いた。
それは自分がまるで獲物の匂いを嗅ぎ別ける妖怪の姿だったかも?

絵描きとは寄り道が出来ない不器用な旅人なのである。




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