北の船

北海道 稚咲海岸


(590×400)アルッシュ紙300g/newton colours



廃船は多くの絵を描く者が捉える画題である。

船の墓場のようでどう観ても美しいとは言い難いものだが惹かれるのは何故か?

既に現役を終えた船体は潮風にさらされ赤錆びて朽ちてゆく・・・

ときを経なければ解らない無常観なのかか、それとも役目を果たした誇りか。

北の海に吹く風は春といえども冷たかった。



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