足 跡
(300x455)



こんなものが作品になるのか・・・と

一瞬躊躇しながらも、私は自宅ベランダの日だまりにこの靴を置いた

秋の日差しがくたびれ果てたこの「戦友」を包み込みキラキラと輝いていた

幾多の地を共にしたこの靴は私の足跡そのものの様に思えた

描くべきものに思いを託す事が出来るなら・・・それは紛れも無く

作品となると判断して描いた

そしてこの作品が後の第18回個展の正面フロアに掲げることになったのである



****************************************************************


次の作品に進む


[1][2][3][4][5][6][7][8][9]・・・⇒