汽車の車窓から

流星のように過ぎてゆく夜景を眺めながら夜汽車に揺られて目的地を目指す

長い夜が明けると、そこには白銀の世界が広がっていた

眠い目がいっぺんに覚めて、私は車窓からペンを走らせる

今日これから降り立つ街にどんな風景が待っているのかと思いを馳せながら・・・








新幹線もいいのですが、私はやっぱり固いシートの在来線の方が好きです

ガタンゴトン・・・というあのリズムが何故か心地良くて

時は金なりの今の時代。時間の無駄遣いかもしれませんが

あえて急ぐ旅はしたくないのです

早いのは「駅の立ち食いそば」だけでいい(笑)

あまり急ぎ過ぎると見るべきものが見えなくなる様な、そんな気がするのです

寄り道・脇道・戻り道・・・同じ道でも視点を変えれば違うものが見えるはず

絵を描きに出掛けることは、スーパーの特売に駆けつけるのと同じでは無い

と思いながら、私の一人旅は続くのです








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