白い港

(北海道 根室)
(520×370) アルシュ紙300g/newton colours




流氷が打ち寄せる北の港は雲ひとつ無く

日差しはのどかで晴れていた。

雪と氷で閉ざされるこの時期の海はまるで空が海のようになるのか・・・

平成3年の冬、流氷を描く私の旅はこのオホーックの海岸沿いから始まった。

今から思えば北の大地の雪景を描き続けた最後のテーマが

「閉ざされた流氷の海」であった。


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