灯 台

和歌山県友ヶ島

(420×280)アルシュ300g/newton colours



殆無人島に近いような島だった
淡路島と和歌山の間に友が島水道がありその真ん中に小さな『友ヶ島』がある
戦時中は砲台が築かれて今も島の至る所に赤煉瓦の面影が残っている
今では大阪湾を航行する白い灯台が大砲に代わって照らしている

夏の暑い日島に渡る人も少なく、私は探検気分で歩き回っていた。
子供が大きくなったら今度は家族でキャンプにでも来るのもいいなあと思った
だが残念ながら今だ果たせずに年月が過ぎてしまった
灯台・・・それは何故か少年の頃の夢をかき立てる
そして描いた絵はその頃の想いを照らすのかもしれない


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