北 の 空

北海道 旭川



(510×310)アルッシュ中目300g/newton colours


ローカル線の無人の駅はトロッコの古い車両が待合室はだった。
辺りをひと通りスケツチして駅に戻ると
次の汽車には相当の時間があって『しまった!』と思った。
夕暮れを過ぎ、ポッンとホームに立つ街灯に灯がともり、雪まで降り出した。
待つこと一時間半、暗闇の中から旭川行の鈍行の列車が見えたとき流石にほっとしたことを覚えている。
だが肝心のその駅名が思い出せない・・・私の旅は何時もこんな綱渡りなのだ。

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