サ ニ ー,海 を 渡 る !

 エリーの妹が欲しい!!
 そう思ってから,新しいラブを探しはじめました。どうせなら,今度はチョコレート色の子にしょう,というわけで,いろいろ探し回った結果,アメリカのヴァージニア州にある

     
Deep Run Farm 

というところで,チョコラブの子が生まれたことをインターネットで知りました。

 そこで,さっそく,連絡をとり,いろいろマリエルランドのことを説明したところ,来てくれるならあげるよ,ということになりましたので,マリエルランドのママが単身アメリカに渡って,この子を引き取ってきました。

 日本でもチョコラブの子を探そうと思えば,いい子もたくさんいるのでしょうが,日本で繁殖しているラブはじめ大型犬には遺伝性の疾患も多いと聞いていましたので,これらの疾患に注意を払って繁殖させているところを探したところ,この Deep Run Farm に行き着いたのです。それに,やはり本場のハンティングレトリバーに接してみたい,という魅力もありました。

 この Deep Run Farm は,ワシントンDCから南に車で1時間。
 ママは必死でたどり着きました。
 なんとなんと,その広いこと。上のパンフレットや下の写真そのままの広大な土地が「お庭」で,ラブちゃんたちがすくすくと育ち,暮らしていました。
 なによりびっくりしたのは,訓練を見せていただいたときです。いきなり持っていた袋から本物の鴨さんが出てきて,これを使って訓練を始めたことに度肝を抜かれました。日本では考えられません。それに,何百メートルも先に隠した獲物を犬笛と手の動きだけで探させていたこと。スケールの違いと言ってしまえばそれまでですが,こんなところで育ったラブちゃんもやはりスケールが違うのかなと思いました。
 この Deep Run Farm のスタッフの方はどなたも,みるからにワンに関するプロの風格を感じさせられる方ばかりでした。
 特に,オーナーの JAGODA さんは,とっても穏和で,ラブに対する愛情と情熱にあふれた方で,日本からわざわざラブを引き取りに来たことを大変名誉に思う,とおっしゃっていただきました。海外からわざわざワンを引き取りに来たのは,ドイツに続いて2回目ということでした。
 また,JAGODA さんは,NAHRA(North American Hunting Retriever Association)の会長さんを務めておられます。

 パ−トナ−の PHYLLIS さんは,獣医さんでもあるので,ワン達の健康管理は万全です。そして「私たちのPUPPYは全部100%,健康面,遺伝性欠陥,性質について保証します。」と胸を張っておっしゃるのです。この言葉には本当に驚きです。

日本では絶対に聞けないことです。それだけ自信があるのでしょう。本当にここまで来てよかったと思いました。
 Deep Run Farmのホームページアドレス
           http://www.deeprunretrievers.com

ここで生まれた子どもたちがのんびり
過ごしています
 JAGODAさんとPHYLLISさんと一緒に
サニーとご対面です サニーも鴨をくわえています

 サニーと初めて会ったとき,なんてマリエルにそっくりなのか,と思ってびっくりしました。屈託がなく,呼べばすぐ走ってきてまつわりつく,まさにマリエル2世と言ってもいいくらいです。サニーについては,書きたいことは山ほどありますが,次回,ゆっくり御報告します。
 サニーを引き取って,ヴァージニア州ワレントンのホテルに戻りました。このホテルは,ワンと同室OK。
 問題は,帰国後です。日本では,外国からワンなどの動物を連れ帰るときは,検疫所で2週間のチェックを受けなければなりません。サニーも入国後そのまま成田の検疫所に入りました。ここでは,平日に面会できます。なんとも恨めしい2週間です。
サニーがマリエルランドに来るのは11月17日です。

成田の検疫所 面会所でサニーとスキンシップ

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