釧路市の北に広大な釧路湿原が広がっています。
その北のはずれに丹頂鶴の里として有名な「鶴居村」があります。 1月20日にこの鶴に会いに行って来ました。
釧路市には,札幌駅からJR「スーパーおおぞら」という特急電車で約4時間です。飛行機なら新千歳空港から釧路空港まで55分。 鶴居村には,釧路駅から阿寒バスで約1時間です。鶴居村に行く途中に,釧路市が運営する湿原展望台があり,釧路湿原が一望できます。レストランも本格的です。
この展望台から少し行きますと「鶴見台」という停留所があり,このあたりから優雅に空を舞う鶴が見られるようになります。 その先10分くらいで「役場前」という停留所に着きます。 ここから歩いて10分くらいのところに 「鶴居伊藤サンクチュアリ」 があります。 ここで丹頂鶴にしっかり対面してきました。
この時期,200羽ほどこのサンキュアリに降り立つそうですが,私が見ていた間は20羽から30羽でした。
昼間とはいえ気温はマイナス16度,体が芯から冷えました。 でも,2羽,3羽と舞い降りる鶴の優雅さに寒さも忘れて幽玄の世界に引き込まれました。
●サンクチュアリは、10月〜3月の、9時〜16時30分開館(火水休)。多くのタンチョウが見られるのは、12月下旬から1月中旬にかけて。14時ごろ給餌が行われるので、そのころに行くと、タンチョウの姿が見られる可能性が高い。
●問い合わせ/
鶴居伊藤サンクチュアリ
TEL.0154(64)2620
●入場料などは一切取られませんが,ネイチャーハウスという建物に入ると,暖かいお茶やコーヒーを用意してもらっており,望遠鏡もずらりと並んで自由に使うことが出来ます。 維持費も大変かと思いますので,心づけは忘れないようにしたいものです。
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