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タヒチ語1 |
あいさつの言葉他 | 体の部分 | |
感嘆詞 | 動作を示す言葉 | |
似て非なる言葉 | 数字について | |
困ったときの表現 | タヒチ語2へ |
現地にとけ込み、友達になり、そして島人になる。 一番の近道は、現地の言葉で喋ること。今まで見ることのできなかったタヒチが見えてくる。 |
ポリネシアの人々は古来より文字を持たず、よってタヒチ語を文字として表記する場合、ローマ字となります。
読み方は「Iho =イシュ、(鼻)」などの特殊なものもある。「’」はグロッタルストップと言い、日本語で書く場合、便宜上、「ッ」とされているが、ノドに引っ掛けるような独特の発音の仕方をする。また、KとBの母音が無く、「Bora
bora」も正しくは「Pora pora」という。 |
まずはこの一言。エハテ フル?と聞こえるかも知れません。「元気?調子はどう?」と言うような意味です。 Iaorana(イアオラナ)がすんなり出たら、この時、もう一歩踏み込んでここまで言ってみましょう。 タヒチアンは驚き、そして笑顔で「Maita'i e oe?(マイタイ エ オエ?)」“いい調子、君は?”と答えてくれるはずです。元気良く「Maita'i(マイタイ)」“調子イイよぉ”と答えましょう。 タヒチでフランス語を話す外国人は、結構いるはずです。でも、タヒチ語を積極的に使おうとする人は、今日でも決して多くはないかと思います。きっとタヒチアンは喜んでくれますよ。 初めてこの言葉をタヒチで使ったとき、タヒチアンに、「なぜタヒチ語がしゃべれるの?」と聞かれました。「日本で勉強してきたんだ。でも、あんまり話せないけど。」と答えると、 「Aita e pe'ape'a(アイタエ ペアペア)」“気にすることない”。「もっと喋ればうまくなるよ。」と一気に喋り掛けてきた。 通じたことは嬉しいけど、こっちもぺらぺらと言う訳じゃないので、ここからは成り振り構わぬボディランゲージになってしまった。 タヒチ語の本を片手に、片言で会話が進む。
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フアヒネのある村で日本に行ったことがあるという学校の先生が、胸に手を当て「ここのこと日本語でなんと言う?」とヤケにうれしそうに聞いていた。私らが「ココロ?」と答えると彼は待ってましたとばかりに「日本語でマインドのことを“ココロ”というけど、タヒチ語で“ココロ”とは“おチ☆ポ”と言う意味なんだ!!」と、さもおかしそうに説明し回りの村人たちも大爆笑!! でもそのとき、もうさんの中に疑問が起こったのだった。もうさんの数少ないボキャの内の、それを示す言葉と違っていたからだった。その言葉とはタヒチ語で“Fu☆k you”にも当たる言葉で・・・。 「なんだ、タレフッアじゃないんだ・・」ともうさんがボソリと呟いたとたん、みんな一瞬シーンとなり、またまた大爆笑!!みんなの笑いようからして、どうやらそれも正解だったようだ。ところで、女の子のはなんというかというと・・(ヒント、シャコ。) タヒチの人はHな話が好きで、子供がそばにいても平気でいうらしい。下ネタ用の言葉や表現もたくさんあるらしい。まあ、民族や習慣、時代を超えて、一番共感しやすい話題だともいえるか?
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電話をかけていたホテルの女性スタッフが「コモンヤー!!」と叫んだ。「コモンヤー」とはフランス語の「Comment(コモン)」に語感的に?「ヤー」を付けたタヒチの造語らしい。「Oh!
my god !!」の様な意味。余談だが、3人のタヒチ女性に「コモンヤー」の意味をいろいろ聞いたとき、「それは例えば、フランス語の“ジャンネアッセ(もう、ウンザリ)”みたいな意味?」というと、中にいたお婆ちゃんがミョーにウケまくっていた。別にこちらは大真面目に話していたのだが、途中から脱線し、ただお婆ちゃんを笑わせるためだけに、「ジャンネアッセ」を連発した。(でも何で笑ってたのかは不明。) ☆感嘆詞
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この言葉は、直訳すると「貝採りする」ことを言います。タヒチアンをちょっと勇気を出して誘ってみたら、人の知らない穴場のきれいな貝のある浜を教えてくれるかも。 ☆動作を表す言葉
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子供たちとお互いの国の言葉の教えっこ。意外にも日本語と同じ言い方でも意味の違うものや、意味も全く同じ物が結構あります。やはり太平洋の住人同士、何かつながりがあるのかな? タヒチには「チョッティ(砂糖の意)」という名前の人がいて、日本にも「サトウさん」という名前の人がいる・・ってそりゃ、ちょっとコジツケっぽいか? ところで、ヒヨコのことを「プーサン」と言う。初めてそれを聞いた時、時差ボケの鈍った頭で「ああ、可愛いからプーサンて名前なんだ。」と思ったが、考えるまでもなく、もうさんの思い浮かべた「クマのプーサン」は日本語だった。その他、踊りは「オリ」(“ド”抜きという感じか?)、男は「タネ」だが女は「ハタケ」とは言わない。(女は「ヴァヒネ」。) *ちなみにこの「プーサン」とは仏語でした。「ひよっこ・青二才」という意味もあるようです。 ☆似て非なる例の一部
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買い物に行って先ず悩むのは、数字ではないでしょうか?紙に書いてみせるのが一番確実なんだけど、そうはいかないときもあるし・・。 祭りの時、射的をやろうとして「いくら?」と聞いたら、「サンフラン」という。店番のお兄さんは、 それまで自慢の日本語を披露してくれていたので、 ふと「え、たったの3フラン安いじゃん」と思ったら単なる勘違い。、彼はフランス語で答えていた。
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