最近は男性でも化粧をする人がいますが、本来化粧は女性のものです。ではなぜ女性だけが化粧をするのでしょう?
そのくせなぜ、自分の娘が化粧をすると「高校生の癖に何で化粧するの!」と言うのでしょうか?
これは、医学的に明快に説明が出来ます。
年頃になると、男性でも女性でも体内に男性ホルモンが作られるようになります。この男性ホルモンが皮膚を脂っこくするのです。そのため、毛穴のつまりやすい人は、ニキビが出来始めます。ところが、25歳くらいを境に女性は男性ホルモンがグ〜〜と減少します。このため、皮脂が減り、肌あれ、小じわが出来やすくなるのです。これが「25歳はお肌の曲がり角」と言われる理由です。それに対して男性は年齢を重ねても男性ホルモンが減らないため、いつまでも脂っこいのです。皆さんの廻りにも脂っこい中年の男性はいませんか?わたくし、丸山はそれほどではありません。
さて、化粧とは実は医学的にいうと「皮膚の保湿」なのです。砂漠のように乾燥した皮膚に水分を与え(これが化粧水です)、その水分を閉じ込めるのにオイル分を塗り(これが乳液です)、最後にファンデーションでかためる、というわけです。
それでは、高校生は化粧すべきでしょうか?答えはノーです。高校生の皆さんはみなぎる若さと、潤い分がたっぷり有ります。何も、化粧品で補う必要はないのです。特にニキビ肌の人は、化粧をすると、毛穴に、ただでさえ多い脂分を押し込める事になります。
高校生の皆さんは素肌美人を、そのお母様方は、メイク美人を目指しして下さい。
次回は「『はたち過ぎると吹き出物』って本当?」をお送りします。お楽しみに。
それでは「たけやぶやけた」でおなじみ、本日の回文です。
素(す)で出た岩下志麻言いました 「しわ痛手です」
(すででたいわしたしまいいましたしわいたでです)