〜ロマンは一日にしてならず〜
第11回 国際ジョーク集
日本ではあまり外国人をおちょくったりしませんが、ヨーロッパでは、互いの国民性を笑いものにするジョークがたくさんあります。本日はそのいくつかを紹介しましょう。
オランダとベルギーはすぐお隣ですが、少し微妙な感情もあるようです。まずベルギー人を笑いものにしたジョークです。
あるベルギー人がアメリカまでの所要時間を飛行機会社に問い合わせました。電話に出た担当者が「ちょっと待ってください」の意味で「ジャスト・ア・ミニット」と答えると、そのベルギー人は「サンキュー」といって電話を切っってしまいました。「ジャスト・ア・ミニット」を、「ちょうど一分」つまりベルギーからアメリカまで、「ちょうど一分」で行けるのだと勘違いしたというジョークです。このジョークを私の友人のオランダ人は心から楽しそうに言っていました。
次はイタリア人のジョークです。
あるイタリア人がドイツ軍の捕虜になり、縛り上げられ、拷問にかけられました。そのイタリア人はどんな厳しい拷問にも屈せず、ついに何も喋りませんでした。さすがのドイツ軍も根負けして、縛っていた両腕を解きました。すると、とたんそのイタリア人は身振り手振りも軽やかにぺらぺらとしゃべり始めたというのです。ドイツ人は顔を見合わせ言いました。「そうか!こいつらは身振り手振りしないと喋れないんだ。早く縄をほどくんだった!」
最後に、日本人がヨーロッパでどう言われているか知っていますか?ちょっと怖いですね。
ある日本人女性が海外旅行から帰ってきました。友人が集まり口々に尋ねました。「ねえ。どこに行って、どんなものを見てきたの?」するとその旅行帰りの女性は明るく答えました「まだ写真を現像してないからわからないの!」
皆さん、旅行に行ったら写真ばかり撮らずに、もっとよく見ましょう!
それでは、「竹やぶ焼けた」でおなじみ、逆さ言葉の本日の回文です。
悪口でチクるわ!
(わるくちでちくるわ)