通行止めを「解除中」の道は通れるか?
〜解決編〜
いやはや 、問題提起からはや4ヶ月近くが過ぎていましたね。 なんというのんびりさ加減。
まさか、この答えが出るまで「通行止め・解除中」の看板の前でじっと待っていた人はいませんよね?
もしいたら、そのまま進んでください。通れますから!
というか、正確なことは私にはわかりません。看板を作った人に聞いてください。
その後、このような看板は当たり前になり、あちこちで見かけます。
私がよく通るバイパスには何ヶ月も出ており、どこが工事中なんだかさっぱりわからない位よく通れますよ。
まあ通れるんですね。これは言葉の乱れというより、看板を片付けるのが面倒くさいんじゃないの?
一応真面目に検証しましょう。
「なになに中」という言葉は
@「なになに」の瞬間に向けて何かを実行している。
A「なになに」の状態を継続している。
以上二つの場合に使いますね。いずれも、それなりの「努力」を必要とするようです。
私は今、老人に向けて歳をとりつつありますが、「加齢中」とは言わないっす。
だって、歳は何の努力をしなくてもとりますから。寝ているだけでも歳はとります。悲しい〜〜!
この二つの使い方に当てはめて考えると、私が夜も眠れないほど気になるのが、この「解除中」の他、「発売中」と「故障中」かな。
「ニューアルバム○月○日発売!!」といえば、「はは〜〜ん、○月○日にCDの販売を開始するのだな」とわかります。
さて、その○月○日が過ぎてびっくり!「ニューアルバム発売中」なんだそうです。
これ「販売中」の間違いじゃないの?
だって、「発売」とはそれまで売ってなかったものを売り始める瞬間のことを言うんだよね。その後の「売っている」事は「販売」って言うんだから「販売中」ですよね。
よく自動販売機で、「故障中」って出ているけど、これも気になる。何だか自動販売機の中で、小人か何かが「故障している状態」を維持しようとして一生懸命努力しているみたいです。小人か、ちっちゃい子供(児童)か?だから「児童販売機」?まさかね。
これは「故障」でいいです。「小姓」(こしょう:子供)じゃなくて。俺もしつこいね。だから「故障」って張り紙してください。
先日、あるお店に行ったら「係の者は不在中です」って張り紙がしてあった。う〜〜ん。これ、どうなんですかね。「不在」でいいと思うんだけど、きっと不在の状態を一生懸命維持しているんだから、なんかすごい楽しいことしていて、「意地でも仕事に戻らねえぞ」って頑張っているんだ。だったら「不在中」でもいいのかね〜。だとしたら、経営者はこれを見て激怒。「おまえはクビだっ!!」ってことになりそう。「中」だけでクビとはすごい。考えすぎか。
あと気になるのは「○月○日より開始」とかね。「より」は要らないっちゅうの。
この「より」「から」や余計な「中」をつけたくなる心境は「馬から落馬」するみたいに、ちょっと念を押しておかないと心配、とか「より」を付けていれば間違いなく伝わるという駄目押しですかね。
先日テレビで「○月○日から発売開始です」って言っていたのはびっくり仰天。ついにそこまで来たか。
皆、不安なんですね。不安な世の中をビクビク生きる皆さん。何の不安もありません。
温暖化で人類が滅びるのは100年後位です。な〜〜んの不安もありません!