にいがた市民大学の講座「音楽の社会史」で講師を務めることになりました。99年9月30日から12月9日まで10回シリーズのうち第三回目(10月14日)です。

 新潟大学教授・松本彰氏をコーディネーターとし、著名な音楽学者、演奏家が計10回にわたりそれぞれの専門分野の話をします。

 メインテーマは「『音楽の場』と楽器について考える」で、ヨーロッパの伝統音楽の三つの「場」、教会、サロン、劇場の音楽について詳しく解説されます。

 私の担当は「サロン音楽」です。

 あの有名なフリードリッヒ大王のサンスーシー宮殿での音楽のありよう、フリードリッヒ大王の愛したフラウト・トラヴェルソの音楽、さらにはルネッサンスから前古典派に至るヨーロッパ各地、各時代の音楽様式、調律法の多様性に至るまで実技を交えて解説します。

 こんなに盛りだくさんの内容がはたして規定の1時間30分で終わるか!?

皆さん多いに期待してください。

聴講の応募、問い合わせ先は下記のとおり。

新潟市教育委員会生涯学習部生涯学習科内 にいがた市民大学事務局

951-8550新潟市学校町通り1番町602-1

Tel 025-228-1000 内線 3254・3255

申込締切は平成11年7月31日です。