第4回ヒーリングコンサート

皮膚科まるやまクリニックでお楽しみいただくコンサートです



バロックオーケストラの最高峰 あのクイケンが率いる
「ラ・プティット・バンド」の主力メンバーがついに新潟に登場!!


〜ハノーヴァー・スクエア・ルームズの響宴〜



2006年12/16(土) pm7時開演
(6時半に開場します)

\2,500 (学生\1,500)


  赤津眞言Makoto AKATSU(ヴァイオリン)
高橋弘治Koji TAKAHASHI(チェロ)
丸山友裕Tomohiro MARUYAMA
    (フラウト・トラヴェルソ(バロック式木製フルート)


演奏曲目(予定)

モーツァルト:ヴァイオリンとバスのためのソナタ ハ長調、ヘ長調  
ハイドン:フルートとヴァイオリンとチェロのための ロンドントリオ 1番 ハ長調


他にJ.チェルベット P.サロモン G.ジョルノヴィッチの二重奏曲も演奏します。


会場:ヒーリングホール(皮膚科まるやまクリニック内)
(新潟市小新南2-5-20小新IC近く。ニトリの裏です) 
電話: 025-201-3838 Fax025-201-3833(要予約)

入場料は当日受付でお支払いください(チケットレス)。  
お申し込みはお早めに!60名様で締め切ります。
※未就学児は入場できません。

ついに実現!!


古楽ファンならご存知の「ラ・プティット・バンド」の主力メンバーが、新潟で演奏会を開きます。
バロック・ヴァイオリンの赤津眞言氏は毎年この時期に帰国演奏会を全国各地で開いておりますが、このたび、盟友の高橋弘治氏とともに新潟においでいただけることになりました。
 今年はモーツアルト生誕250年にあたり、世界各地でモーツアルト関係の演奏会が催されています。今回は、「ハノーヴァー・スクウェア・ルームズの饗宴」と題し、18世紀後半の音楽の都ロンドンでの音楽シーンを、当時の様式の楽器を用いて再現したいと思います。


ロンドンの仲間達


18世紀後半から始まったロンドン音楽シーンの隆盛は、1764年(幼少のモーツァルトが親子共々この地を訪れた年)にバッハ・アーベル・コンサート(クリスチャン・バッハとカール・フリードリヒ・アーベル)に端を発した。この時はロンドンのソーホー地区にあったカーライル・ハウスから始まり、オーマックス・ホール、ハノーヴァー・スクウェア・ルームズと場所を変えていく。その後、ヨーロッパ各地の演奏家が出演しながら、1790年にハイドンを迎える事になった。1783年からドイツのヴァイオリニスト、ヨハン・ペーター・サロモンによって始められていたサロモン・ハノーヴァー・スクエアシリーズで共演し、彼等と同じ様な優れた演奏家に因るプロフェッショナル・コンサートが更に多く催される様になったのである。今宵の曲の数々は、恐らくそのような場で演奏されたであろう作品である。

プロフィール


赤津眞言 Makoto Akatsu (ヴァイオリン)
東京生まれ。国立音楽大学にて守岡輝氏に師事。バロック・ヴァイオリンを小野萬里、ヴィオラ・ダ・ガンバと室内楽を千成千徳の各氏に師事。合唱団アトナリテクールを結成しバロックを中心に精力的に演奏活動を行う。1987年オランダのデン・ハーグ王立音楽院に留学、バロック・ヴァイオリンと室内楽をシギスヴァルト・クイケンに師事。1991年第5回国際古楽アンサンブル・コンクールにて第2位を受賞(アフェッティ・ムジカーリ)、1993年ソリスト・デュプロマを得て卒業。在学中よりラ・プティット・バンド、レザール・フロリッサン、ターフェルムジ?ク・トロント等に参加、またコンチェルト・クレンデ、イル・フォンダメント、及び、レ・タラン・リリックのコンサート・マスターを歴任し、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、南米、および中国各地で演奏、録音活動を行う。また、2005年、ベルギー・アントワープ音楽院に招かれてマスター・クラスを担当。国内では北区国際音楽祭、バッハ・コレギウム・ジャパン等への参加。北区「まちかどコンサート」、東京電力TEPCOセミナー等に出演。現在は、レ・ザグレモン、コレギウム・デ・デュニスのコンサート・マスターを勤める傍ら、オーケストラ・ファン・ヴァセナールを主宰、BISより3枚CDをリリース、オランダ、スペインをはじめヨーロッパ各地で演奏し好評を博している。


橋弘治 Koji Takahashi (チェロ)

桐朋学園大学、ベルギー・ブリュッセル王立音楽院古楽器科卒業。桐朋学園大学在学中より演奏活動を始め、日本各地のオーケストラ、東京ポップス・オーケストラ、オーケストラ・シンポシオン、バッハ・コレギウム・ジャパン等、幅広いジャンルの演奏活動を行う。1999年渡欧。イタリア、スペインの音楽祭に招かれて演奏し好評を博す。2001年から2006年までラ・プティット・バンドのソリスト、通奏低音奏者として世界各地で演奏活動を行う。2005年秋より活動拠点を日本に移し、現在、日本とヨーロッパにて活発な演奏活動を行っている。これまでにチェロを中島顕、古澤渉、故山川郁子、倉田澄子の各氏に、室内楽をゴールドベルク山根美代子氏に師事。バロック・チェロを鈴木秀美、アラン・ジェルヴロウの各氏に師事。


丸山友裕Tomohiro Maruyama (フラウト・トラヴェルソ)

リコーダーを須貝和気三氏、フラウト・トラヴェルソを有田正広氏に師事。アムステルダム古楽アカデミーにてJJヴィンガードン、Wハーツェルツエット氏に学ぶ。第一回古楽コンクールでファイナリスト。オランダ留学中に赤津眞言氏と知り合い、日本大使館で協演。現在、新潟を中心にバロック音楽の演奏活動を行っている。趣味は回文作り。皮膚科まるやまクリニック院長でもある。