第一回新潟古楽フェスティバルのご案内


 今や、ヨーロッパのバロックやそれ以前の音楽を演奏する時に当時の楽器(ピリオド楽器)を使ったり、当時の演奏習慣を参考にすることはかなり普及してまいりましたですね。これを「古楽」と称しています。

 新潟は古楽・古楽器演奏がかなり盛んな地域です。地元で活躍するプロのチェンバロ演奏家も出現しましたし、バロック唱法の声楽家、バロックオリジナル楽器を演奏する人も増えました。まるちゃんの弟子だけでフラウト・トラヴェルソ(バロック式木管フルート)の四重奏まで可能になりました。

 このような流れにあり、ついに新潟でも「古楽フェスティバル」が催されることになりました。

世界に古楽祭あまたあれど(実際はそんなに多くない。ヨーロッパではベルギーのフランドル音楽祭などいくつか。日本では栃木の蔵野町音楽祭、福岡古楽祭くらいですかね?)、新潟の古楽祭の特徴は、地元の人間だけでやる!!(少なくとも第一回は)

 新潟者だけでやるからといって馬鹿にしてはいけない。新潟には古楽のつわものが多数おるぞ。山梨の古楽コンクール本選出場者だけでも3人!フランドル音楽祭のブルージュ国際コンクールに出た者!チェンバロ製作家!古楽研究で有名な教授!などなど多数。てけてん!

 てなわけで、新潟古楽祭には全国から聞きに来てくださいな!


開催日時:平成17年9月10日(土)午後2時から9時まで(1時間半 くらいの食事休憩を含む)

場所: 新潟市芸術文化会館(りゅーとぴあ) スタジオA

入場方法:1枚のチケットで出入り自由(1800円〜2000円くらいの予定)

チケット販売:りゅーとぴあチケットセンターと「コンチェルト」で販売

電話予約、ウエッブサイト予約もやる予定

問い合わせ先:コンチェルト(新潟市東堀通2番町488-2 IHビル1F,TEL/FAX: 025-225-0300)

主催:新潟古楽協会

内容:


1)いくつかの団体・個人による連続演奏会 (それぞれ20〜30分のステージ)


2)古楽器展示(演奏にも使用)

  クラヴィコード
  ヴァージナル
  各種チェンバロ(スピネット、イタリアン,ジャーマ ン,フレンチ,フレーミッシュ)
  ポジティフオルガン(りゅーとぴあ所蔵)
  各種 リコーダー(ガナッシタイプからバロック、現代まで。クライネ・ソプラニーノから、グレートベースリコーダーまで)
  各種
フラウト・トラヴェルソ(ルネッサンスからバロック、前古典派からベートーベン時代の8キーのものまで)
  ルネサンス・リュート,テオルボ,ヴィオラ・ダ・ガン バ

3) イベントステージ:展示された古楽器の紹介と実演

  鍵盤楽器: 未定(チェンバロ製作家または演奏家)
  管楽器: 丸山友裕と弟子
  弦楽器・撥弦楽器: 未定(演奏家)

4)出演予定団体・個人


アモーレ・マルー
楽路歴程(笠原 恒則ほか)
新潟オルガン研究会(渡辺まゆみ,市川純子,海津 淳,大作 綾)
ア ンサンブル・フローレ(阿部れい子,長谷川雪,神田成一,安田 宏,皆川 要,林 豊彦)
ネーベル室内合奏協会団員(井山靖子ほか2名)
丸山洋子,風間左智,西門優子,丸山友裕,中山 徹,八百板正己,白澤 亨


詳しいことが決まり次第、内容を更新します

 

乞うご期待