海底ピラミッドの眠れるマゾーン
登場話 : 7話『海底のピラミッド』
このマゾーンというのはとりたててハーロック達に攻撃をしかけるということはしてこなかったですし、全く動かずセリフもなかったにも関わらず割と印象的なマゾーンでした。
魔のバミューダ海域の海底で、ピラミッドの中でたった一人永遠の眠りにつき同胞を導くなんてシチュエーションもインパクトがありますが、やはりハーロックの一面を知るエピソードも大きかったですね。
謎のピラミッドの中へ冒険しに行ったのは、原作でもアニメでもハーロックと台羽と副長の三人ですが、ハーロック以外の二人は迷ってしまい、美女の元にたどりついたのはハーロックだけ。
そしてこのマゾーンを発見するわけですが、明らかにハーロックの目線よりかなり上の位置に美女の入ったカプセルがあったのに、どうしてハーロックは美女とわかったのか?(…謎です。)
それはともかく、彼女に対し許しがたい敵だとしても使命の為に倒れた者に敬意を表すると言ったハーロック…確かに敵も味方もビックリですよね。
アニメ版ではそんなハーロックを特に台羽君は理解できんと抗議しますが、それも普通彼の心境からしてみたら無理ないかもなあと思います。
両者の考え方の違いなどが際立つ形になっていて、そういう意味では面白かったですねぇ。
でも原作では、眠れるマゾーンの方もそういうハーロックに対し反応するかのようなエピソードになっていて、このマゾーンにも心があることを感じさせるような形になっていたので、どちらかといえばこのエピソードに関して言えば原作のようにしてくれてもよかったのになぁ〜なんて思っています。
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