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OVAアニメ「クイーンエメラルダス」制作データ


 ◆vol.1 「無限への旅発ち」
 ◆vol.2 「不滅の紋章」
 ◆vol.3 「宿命の絆」
 ◆vol.4 「サイレンの女神」

 ◆同時収録アニメ「トラジマのミーめ」

 

 

vol-1

▲TOP

<OVA「クイーンエメラルダス」vol.1・データ>
本編約30分

《収録ソフト販売会社・発売日》

発売元:MAXAM(マクザム)

■VHS

<販売元:MAXAM>
 ●vol.1…【MAX301/税抜\5,800/1998年6月5日発売】
 ●vol.1…【廉価版MAC101/税抜¥2,800/1999年5月6日発売】

<販売元:スバック・日本コロムビア>
 ●vol.1…【SVVR-66/税抜\2,800/1999年8月21日発売】

■LD

<販売元:ハピネット・ピクチャーズ(旧:ビームエンタテインメント)>
 ●vol.1…【BBLA-1008/税抜\5,800/1998年6月5日発売】


■DVD

<販売元:ハピネット・ピクチャーズ(旧:ビームエンタテインメント)>
 ●vol.1&vol.2…【BBBA-1024/税抜\5,800/1999年12月18日発売】
 ●DVD-BOX…【BIBA-9016/税抜\12,800/2001年11月25日発売】

 

《STAFF》

 ■原作・総設定/松本零士
 ■監督・絵コンテ・演出/浅田裕二
 ■脚本/神尾 麦
 ■キャラクターデザイン・総作画監督/増永計介
 ■メカデザイン/板橋克己
 ■メカ作画監督/沢田正人
 ■美術監督/工藤ただし
 ■音楽/大島ミチル
 ■撮影監督/白井久男
 ■音響監督/渡辺淳
 ■色彩設計/大関たつ枝
 ■プロデューサー/今井朝幸、酒井俊治、夏木透、神田修吉
 ■企画/今井朝幸、、加計晃
 ■アニメーション制作/オー・エル・エム
 ■制作/フォーサム
 ■製作/菊池笛人、円谷粲
      クイーンエメラルダス製作委員会

 ■タイトルロゴデザイン/黒澤光信
[CG制作]/オー・エル・エム・デジタル
 ■3DCGディレクター/重松直也
 ■3Dチーフディレクター/水端聡
 ■3DCGデザイナー/近藤潤、石記勤、小林雅士、鹿住朗生
 ■3Dテキスチャワーク/木下和宏

[アバンCG制作]
 ■ディレクター/杉本達彦
 ■デザイナー/菅一徳
 ■モデラー/小野英樹、角川聖範
 ■プログラミング/猪野大介

 

《CAST》


 ■エメラルダス/田島令子
 ■海野広/林原めぐみ
 ■黒衣の戦士/井上真樹夫
 ■大山トチロー/山寺宏一

 ■バラルーダ/麻上洋子
 ■ルーダ/宮村優子
 ■エルドメイン/鈴置洋孝
 ■ガモル/小杉十郎太

 ■ル・ロウ/緒方賢一
 ■酒場のマスター/柴田秀勝
 ■船長/小林清志
 ■一等航海士/家中宏
 ■鉱夫/宇垣秀成、鈴木琢磨、長嶝高士
 ■少女/永野愛
 ■アルフレス女衛兵/そのざきみえ

《主題歌》
(CD発売元/日本コロムビア)

◆オープニングソング
  『クイーンエメラルダス』 ♪松本圭未
  <作詞:冬杜花代子、作曲:田辺智沙、編曲:戸塚 修>


◆エンディングソング
  『SILENT SONG』 ♪松本圭未
  <作詞:冬杜花代子、作・編曲:大内義昭>

 

《あらすじ》

-vol.1 「無限への旅発ち」-

  地球から夢を求めて宇宙へ飛び出した少年・海野広は惑星ダイバランへ渡るため、交易船に密航する。
 しかしその途中、その船がアルフレス軍のエルドメイン大佐率いる艦隊に攻撃を受け、撃沈寸前に。
 そこへどこからともなく現れた謎の一隻のステルス艦が瞬く間にアルフレス軍の艦隊を一網打尽にしてしまう。
 そのお陰で何とか無事に目的地にたどりついた海野広だったが、まずは資金づくりにとある酒場で働かせてくれるように頼み込む。
 その酒場へ、先ほどの戦闘で命からがら脱出し、本星の女王バラルーダにステルス艦の正体を掴むまで帰ってきてはならぬと命令されたアルフレス軍のエルドメイン大佐とガモルの二人が、謎のステルス艦の情報を求めてやってくる。
 それは私の艦だと彼らの前に現れたのは、酒場にいた黒いフードのマント姿の女性…女海賊エメラルダスだった。
 彼女にその場で太刀打ちできなかった彼らは、今度は戦闘機を使って地上にいるエメラルダスを襲う。
 しかし、エメラルダスの戦士の銃が戦闘機を破壊し、エルドメイン達はまたもからくも脱出する。
 旅立とうとする伝説の魔女エメラルダスを見送ろうとする酒場にいた海野広たち。
  その別れ際に海野広からふと出たトチローの名を聞いたエメラルダスの表情が変わる。
 エメラルダスはつかの間、宇宙船建造に夢をかけるトチローと過ごした日々を思い出していた。
 そして、ある日建造に必要な特殊合金を入手して戻ってきたもう1人の友人である黒衣の戦士…。
  自分の宇宙船を作ろうと夢に向かっていく海野広の姿にトチローの面影を見た彼女は、再び宇宙の海へと旅立って行った。

 

vol-2

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<OVA「クイーンエメラルダス」vol.2〜不滅の紋章〜・データ>
本編約30分

《販売会社・発売日》

発売元:MAXAM(マクザム)

■VHS

<販売元:MAXAM>
 ●vol.2…【MAX302/税抜\5,800/1998年8月6日発売】
 ●vol.2…【廉価版MAC102/税抜¥2,800/1999年8月6日発売】

<販売元:スバック・日本コロムビア>
 ●vol.2…【SVVR-67/税抜\2,800/1999年8月21日発売】

■LD

<販売元:ハピネット・ピクチャーズ(旧:ビームエンタテインメント)>
 ●vol.2…【BBLA-1009/税抜\5,800/1998年10月7日発売】


■DVD

<販売元:ハピネット・ピクチャーズ(旧:ビームエンタテインメント)>
 ●vol.1&vol.2…【BBBA-1024/税抜\5,800/1999年12月18日発売】
 ●DVD-BOX…【BIBA-9016/税抜\12,800/2001年11月25日発売】

 

《STAFF》

 ■原作・総設定/松本零士
 ■監督・絵コンテ・演出/浅田裕二
 ■脚本/神尾 麦
 ■キャラクターデザイン・総作画監督/増永計介
 ■メカデザイン/板橋克己
 ■メカ作画監督/沢田正人
 ■美術監督/工藤ただし
 ■音楽/大島ミチル
 ■撮影監督/渡邊英俊
 ■音響監督/渡辺淳
 ■色彩設計/大関たつ枝
 ■プロデューサー/今井朝幸、酒井俊治、夏木透、神田修吉
 ■企画/今井朝幸、、加計晃
 ■アニメーション制作/オー・エル・エム、TEAM WASAKI
 ■制作/フォーサム
 ■製作/菊池笛人、円谷粲
      クイーンエメラルダス製作委員会

 ■タイトルロゴデザイン/黒澤光信
 ■2DCGコーディネーター/水谷貴哉
[CG制作]/オー・エル・エム・デジタル
 ■3DCGディレクター/重松直也
 ■3Dチーフディレクター/水端聡
 ■3DCGデザイナー/近藤潤、小林雅士、鹿住朗生、山本浩也
 ■3Dテキスチャワーク/木下和宏

[アバンCG制作]
 ■ディレクター/杉本達彦
 ■デザイナー/菅一徳
 ■モデラー/小野英樹、角川聖範
 ■プログラミング/猪野大介

 

《CAST》


 ■エメラルダス/田島令子
 ■海野広/林原めぐみ
 
 ■バラルーダ/麻上洋子
 ■ルーダ/宮村優子
 ■エルドメイン/鈴置洋孝
 ■ガモル/小杉十郎太

 ■ル・ロウ/緒方賢一
 ■酒場のマスター/柴田秀勝
 ■船長/小林清志
 ■一等航海士/家中宏
 ■鉱夫、衛兵/宇垣秀成、鈴木琢磨、長嶝高士、堀川仁、千葉進歩、芳村健次
 ■ネコ/そのざきみえ

《主題歌》
(CD発売元/日本コロムビア)

◆オープニングソング
  『クイーンエメラルダス』 ♪松本圭未
  <作詞:冬杜花代子、作曲:田辺智沙、編曲:戸塚 修>

◆エンディングソング
  『SILENT SONG』 ♪松本圭未
  <作詞:冬杜花代子、作・編曲:大内義昭>

 

《あらすじ》

−vol.2 「不滅の紋章」−

  惑星ダイバランの酒場で自分の船を夢見て働いていた海野広は、ある日、マスターや船長ら酒場に居合わせた連中と一緒にエメラルダスに報復せんとするエルドメイン大佐の大艦隊に囮として拉致されてしまう。
 そしておびき出されたクイーンエメラルダス号は、おびただしい数のエルドメイン艦隊に包囲される。
 広たちは、広が助けたネコのお陰で牢獄からの脱出に成功し、囚われていたガモル艦のブリッジを占拠する。
 そして、クイーンエメラルダス号も、その脅威的な攻撃によって瞬く間にアルフレス大艦隊のほとんどを壊滅させてしまった。
 エルドメインはまたしても逃げようとしたが、卑怯な戦い方をしたことを許さないバラルーダの艦隊によって葬り去られる。
  いよいよ、アルフレス星の女王バラルーダとエメラルダスが一対一で対決する時がやってきた。
 戦士の銃を床へ置き、剣と剣で勝負をする二人。
 しばし剣を交えた後、エメラルダスに敗れたバラルーダは潔く死を覚悟するが、エメラルダスはとどめをさすことはしなかった。
 バラルーダの右腕でもある側近のルーダは、バラルーダの兵士の反撃を許さなかったが、突然ガモルが銃を乱射してくる。
 広を庇ったバラルーダの側近ルーダの肩を銃弾が掠めるが、そこから金属で出来た筋肉が露出した。
 とっさに床に置かれていたエメラルダスの戦士の銃を拾い上げ、ガモルを倒す広。
  アルフレス軍が去っていった後、エメラルダスは広に戦士の銃を手渡す。
 「その戦士の銃に恥じない生き方をしなさい。」という言葉と共に。
 仲間達とのふれあいを通してだんだんと頑なな心を開いていく広。
 酒場で知り合った船長らはそんな広の宇宙船作りに力を貸してくれるのだった。

 

vol-3

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<OVA「クイーンエメラルダス」vol.3〜宿命の絆〜・データ>
本編約30分

《OVA販売会社・発売日》

発売元:MAXAM(マクザム)

■VHS

<販売元:MAXAM>
 ●vol.3…【MAX303/税抜\9,800/1999年8月6日レンタル】

■LD

<販売元:ハピネット・ピクチャーズ(旧:ビームエンタテインメント)>
 ●vol.3…【BBLA-1010/税抜\5,800/1999年8月25日発売】


■DVD

<販売元:ハピネット・ピクチャーズ(旧:ビームエンタテインメント)>
 ●vol.3…【BBBA-1025/税抜\5,800/1999年8月25日発売】
 ●DVD-BOX…【BIBA-9016/税抜\12,800/2001年11月25日発売】

 

《STAFF》

 ■原作・総設定/松本零士
 ■監督/影山楙倫
 ■脚本/神尾 麦
 ■絵コンテ/杜野幼青
 ■キャラクターデザイン・作画監督/柳野龍男
 ■メカデザイン/板橋克己
 ■メカ作画監督/才木康寛
 ■美術監督/脇威志
 ■音楽/大島ミチル
 ■撮影監督/斎藤豊
 ■音響監督/小林克良
 ■色彩設定/村上智美
 ■プロデューサー/本田浩司、岡川晃基
 ■企画/今井朝幸、酒井俊治、加計晃
 ■アニメーションプロデューサー/大黒幸雄、勝又裕司
 ■アニメーション制作/マルチ・アクセス・カンパニー
 ■制作/フォーサム
 ■製作/菊池笛人、円谷粲、木村純
       クイーンエメラルダス製作委員会

 ■タイトルロゴデザイン/黒澤光信
[オープニングCG制作]
 ■ディレクター/杉本達彦
 ■デザイナー/菅一徳
 ■モデラー/小野英樹、角川聖範
 ■プログラミング/狩野大介

《CAST》


 ■エメラルダス/田島令子
 ■海野広/林原めぐみ
 ■ル・ロウ/緒方賢一

 ■ヴァイダス/大塚明夫
 ■ラ・メール/結城比呂
 ■ルシール/清水香里
 ■ガゼール/岩田安生
 

《主題歌》
(CD発売元/日本コロムビア)

◆オープニングソング
  『クイーンエメラルダス』 ♪松本圭未
  <作詞:冬杜花代子、作曲:田辺智沙、編曲:戸塚 修>

◆エンディングソング
  『SILENT SONG』 ♪松本圭未
  <作詞:冬杜花代子、作・編曲:大内義昭>

◆挿入歌
  『ひとりでもひとりではない』 ♪りりィ
  <作詞:冬社花代子/作曲:りりィ/編曲:斉藤洋士>

 

 

《あらすじ》

−vol.3 「宿命の絆」−

  惑星ダイバランの酒場で知り合った仲間の協力で作った海野広の宇宙艇は、惑星ナスカに不時着する。
 船を修理するため、運良く近くの重科学大学を訪れた海野広と密航者(?)ル・ロウ。
 破壊された大学には人影が見えなかったが、二人はその研究所で一人の少女ルシールと出会う。
 彼女はこの大学の中でも優秀な頭脳を持ち、恒星間宇宙船の研究を続ける兄ラ・メールと共に暮らしていた。
  しかしその兄は、この星でより完全な機械の体を手に入れる為、大量殺戮を繰り返すヴァイダスに妹の命と引き換えに脅されて協力していたのだった。
 ヴァイダスに怯え星の人々が殺されていく話をルシールから聞いた海野はヴァイダスを倒そうと決心する。
 不時着した宇宙艇のところで偶然ラ・メールと出会った海野はラ・メールからヴァイダスの弱点を教えられる。
 ラ・メールは海野が研究所で兄の帰りを待っている妹と迎えに行ったル・ロウの様子を見に出かけている間に、宇宙へ助けを求めるメッセージを送るが、それをクイーンエメラルダス号が受信していた。
 メタノイドの存在を思わせる内容に興味を持って聞くエメラルダス。
  一方、ヴァイダスはルシールとル・ロウをさらって人質にし、そんなラ・メールに更に宇宙で奪い取った殺戮兵器をパワーアップするための部品を持ってくるように命じる。
 ラ・メールはヴァイダスの弱点を考えた場所を選び、海野と二人を救出に向かう。
 二人を侮っていたヴァイダスは海野の戦士の銃の前に倒れる。
 そして、殺戮兵器は、やってきたクイーンエメラルダス号を襲うが、エメラルダス号は無傷のままあっけなく兵器を破壊してしまう。
 エメラルダスの非情の教えを受けつつ、ヴァイダスを何とか倒した海野。
  ラメールは海野の宇宙艇に必要な部品を手渡し、いつかまた再会することを約束して海野たちの旅立ちを見送るのだった。


 

vol-4

▲TOP

<OVA「クイーンエメラルダス」vol.4〜サイレンの女神〜・データ>
本編約30分

《OVA販売会社・発売日》

発売元:MAXAM(マクザム)

■VHS

<販売元:MAXAM>
 ●vol.4…【MAX304/税抜\9,800/1999年12月18日レンタル】

■LD

<販売元:ハピネット・ピクチャーズ(旧:ビームエンタテインメント)>
 ●vol.4…【BBLA-1011/税抜\5,800/1999年12月18日発売】


■DVD

<販売元:ハピネット・ピクチャーズ(旧:ビームエンタテインメント)>
 ●vol.4…【BIBA-1184/税抜\5,800/1999年12月18日発売】
 ●DVD-BOX…【BIBA-9016/税抜\12,800/2001年11月25日発売】

 

《STAFF》

 ■原作・総設定/松本零士
 ■監督/影山楙倫
 ■脚本/神尾 麦
 ■キャラクターデザイン・作画監督/柳野龍男
 ■メカデザイン/板橋克己
 ■メカ作画監督/才木康寛
 ■美術監督/脇威志
 ■美術/菱沼由典
 ■音楽/大島ミチル
 ■撮影監督/松下力也
 ■音響監督/小林克良
 ■色彩設定/杉森司
 ■プロデューサー/本田浩司、岡川晃基
 ■企画/今井朝幸、酒井俊治、加計晃
 ■アニメーションプロデューサー/大黒幸雄、勝又裕司
 ■アニメーション制作/マルチ・アクセス・カンパニー
 ■制作/フォーサム
 ■製作/菊池笛人、円谷粲、木村純
      クイーンエメラルダス製作委員会

 ■タイトルロゴデザイン/黒澤光信
[オープニングCG制作]
 ■ディレクター/杉本達彦
 ■デザイナー/菅一徳
 ■モデラー/小野英樹、角川聖範
 ■プログラミング/狩野大介

 

《CAST》


 ■エメラルダス/田島令子
 ■海野広/林原めぐみ
 ■ル・ロウ/緒方賢一
 ■大山トチロー/山寺宏一

 ■サイレン/高島雅羅

 ■メタノイド/長嶝高士、横尾博之
 ■ガニメデのカイン/中博史
 ■主任/菅原淳一
 ■工場長/山野井仁
 ■広を罵る人/加瀬康之
 ■広を罵る女/小池亜希子、水間真紀、幸田夏穂
 

《主題歌》
(CD発売元/日本コロムビア)

◆オープニングソング
  『クイーンエメラルダス』 ♪松本圭未
  <作詞:冬杜花代子、作曲:田辺智沙、編曲:戸塚 修>

◆エンディングソング
  『ひとりでもひとりではない』 ♪りりィ
  <作詞:冬社花代子/作曲:りりィ/編曲:斉藤洋士>

◆挿入歌
  『A Sense of Revenge』 ♪りりィ
  <作詞:冬社花代子/作曲:都志見隆/編曲:京田誠一>

 

 

《あらすじ》

−vol.4 「サイレンの女神」−

  広とル・ロウの乗った宇宙艇が宇宙の海を進んでいると、突如広にしか聞こえないサイレンの歌声が聞こえて、広は無反応になる。
 同じ頃、その歌声をクイーンエメラルダス号も察知しており、エメラルダスは蘇ったサイレンと決着をつけるべく発信源に向かった。
 広の宇宙艇はその歌声に導かれてある小惑星に衝突してしまう。
 そこで出会った冷たい美女は、広の持っている戦士の銃に気付き、過去自分に屈服しなかったトチローのことを思い出していた。
 夢や希望を持って冒険に旅立った男たちの心を骨抜きにし、苦しむのを喜ぶその女サイレンは、広を歌声で永遠に辛い過去の思い出を見せる牢獄へ閉じ込める。そしてその歌声の効き目がなかったル・ロウを用はないと落とし穴へ落としてしまう。
  サイレンは広の心がなかなか壊れないのを見て、同じように捕らえられてその牢獄から脱出できたただ一人の男トチローのことをまた思い出していた。
 トチローを救いにまだ傷のない頃のエメラルダスが助けにやってくる。
 トチローを囮にしてエメラルダスを倒そうとするサイレン。彼女の頬に傷をつけたものの、結局はエメラルダスに敗れてしまったのだった。そして、宇宙を漂っていた彼女はメタノイドによってより強靭な体に蘇生させられたのだ。
  広は心が崩壊寸前の夢の中でふいに出てきたトチローが示したものによって、ようやく牢獄から脱出することができた。
ル・ロウも地下の迷路から脱出に成功。
  そして、エメラルダスが再びサイレンと決着をつけに現れる。
 以前と違いパワーアップしたサイレンは戦士の銃でもなかなか倒せなかったが、広とエメラルダスが力を合わせて急所を撃ち抜き、全身機械と化したサイレンを遂に倒すことができたのだった。

 

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<同時収録アニメ『トラジマのミーめ』・データ>
各編約10分

《OVA販売会社・収録ソフト》

発売元:MAXAM(マクザム)

●第一話「大山家のミーくん」…OVA『クイーンエメラルダス』VOL.3に収録。

●第二話「チビトラ」…OVA『クイーンエメラルダス』VOL.4に収録。

《STAFF》

 ■原作/松本零士
 ■監督/影山楙倫
 ■脚本/神尾 麦
 ■キャラクターデザイン・作画監督/谷口守泰
 ■絵コンテ・演出/吉田俊司
 ■美術監督/宮前光春
 ■背景/獏プロダクション
 ■音響監督/早瀬博雪
 ■音響制作/音響映像システム(株)
 ■編集/安西智
 ■プロデューサー/岡川晃基、小森徹
 ■企画/今井朝幸、酒井俊治、加計晃
 ■制作/フォーサム
 ■アニメーション制作/ライフワーク
 ■製作/MAXAM、円谷映像、PDCI

 

《CAST》


 ■ミーくん/こおろぎさとみ
 ■大山敏郎(お父さん)/龍田直樹
 ■大山あつ子/浦和めぐみ
 ■大山はな(お母さん)/紗ゆり
 ■大山明子(お姉さん)/根谷美智子

<「大山家のミーくん」>
 ■シロボタ/松本吉朗

<「チビトラ」>
 ■チビトラ/長嶝高士
 ■トリさん/松本吉朗
 

《あらすじ》

<大山家のミーくん>

 クリスマスイブの日、にぎやかな街角のとある狭い路地にダンボールに入ったトラジマの子ネコが鳴いていた。
その子ネコが這い出て雪の中をさまよい歩いていくと、とある家からある温かい灯のともる家族団欒の声が聞こえてくる。
何かの物音に泥棒かと思って外を見たお父さんは、そのやってきた子ネコを見つけ、かくしてミーくん(メス)は大山家の一員となった。それはあつ子がまだ赤ん坊の頃だった。
 それから月日が流れ、ミーくんと共に成長し小学生になったあつ子は、ある日シロボタという名のスズメが取れないノラネコがミーくんに求愛しているのを知る。
ミーくんはその気がないのにあまりにシロボタがしつこいので、スズメが取れたら付き合ってもいいと言う。
シロボタの愛を掴もうと命を賭けたスズメ取りのチャレンジが始まった…!
果たしてその結果は?

<チビトラ>

 ある台風の日の夜中、ミーくんはふいに家の中に気配を感じ、ネコの足跡を見つける。
何事かと起きてきたお父さんは、よぼよぼになって傷だらけになり汚れたネコ、チビトラを発見する。
チビトラは10年前大山家で飼っていたネコで、まだあつ子が赤ん坊の頃、ふいに冒険の旅に出ていなくなってしまったのだった。
大山家の家族やミーくんに温かく迎えられ、安心したかのように昔の大好きな居場所で眠ったチビトラだったが、また家族に黙っていなくなってしまった。
 しかし大山家の人たちにはわかっていた。
もうチビトラが帰ってこないことを…。
 

《コメント》

 原作と大きく違うところと言えば、ミーくんなどネコたち同士からみた会話があるが、アニメではネコは人間の言葉をしゃべらず、言いたいことは全部人間のお父さんがわかって通訳しているという風になっている。
なのでミーくんとかシロボタとかチビトラとかネコのセリフは皆「ニャー」だけ。
絵にしても、内容的にも本当に子供向け、という感じ。だから子供が見たら面白いのかな?とは思います。
最初に書いたことを除けば、割と原作に忠実に作られているが、その原作は名作といえるほどよかったのに、アニメ化されたものはちょっとセンスが安っぽくなってしまったのが残念。
 とりあえずアニメ化しちゃえばいいとか、同時収録という”ついで”というのではなくて、せっかくこういう感動する人も多かったいい原作をアニメにするのだったら、アニメーション版でもよりいいセンスで質の高い名作にする!という姿勢で作って欲しかったと思いました。

 

 

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